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アメリカでも公文書の改ざん?修正されていたWomen's Marchの写真

先日紹介したアメリカのWomen's March(女性大行進)に関するニュースをもうひとつ。

米国立公文書館が、2017年のワシントンでのウィメンズ・マーチの写真を一部修正して展示していたことを謝罪した。

写真に修正が加えられていることを最初に報道したのは Washington Post 。

修正された写真は、2017年1月21日、トランプ大統領の就任式の翌日に行われたワシントンでのウィメンズ・マーチで撮影されたもの。公文書館は、写真に写っている様々なプラカードに書かれた文字の一部(「Trump」という文字や女性の性器を示す単語など)をぼかしたり消したりして、展示していた。

New York Timesによれば、公文書館は当初この行為を正当化していたが、行進参加者や歴史家などから批判が上がると、誤った決断だったと謝罪し、修正前の写真に差し替えると発表した。


公文書館はツイッターでも「間違っていた」と表明。


先に紹介したWashington Postの記事(wapo.st/2ue0hIh)は、このような写真の修正は「女性の声や行動を封じても構わないという考えを受け入れるもの」で「パワフルなメッセージを消そうとする行為」だという、パデュー大学Wendy Kline教授のコメントを掲載している。


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