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【オンライン署名】グアムの米軍射撃場建設にストップを

現在、米軍基地の建設が進むグアムでは、島の貴重な自然・文化資源が破壊の危機にさらされています。

グアム島北部に位置するリテクザン(英語名はリティディアン)には、美しい森とビーチが広がり、チョウ、コウモリ、ウミガメなど絶滅危惧種を含む動植物が生息しています。また、グアムの先住民チャモロ人の祖先の遺跡が数多く残る、チャモロの人々が「聖地」と呼ぶ場所です。

このリテクザンに隣接する場所で、米軍の実弾射撃訓練場の建設が進んでいます。地元の人々は、自然と遺跡への影響、また島北部の地下にある水源の汚染を心配しています。

射撃場の建設は米海兵隊の沖縄からの移転に伴うもので、日本政府も経費を負担しています。

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射撃場の建設を止めようと活動する「プルテヒ・リテクザン(=リテクザンを守れ)」がオンライン署名を集めています。
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"Prutehi Litekyan: Save Ritidian and Oppose Degradation and Militarization of Native Lands"

<オンライン署名 日本語訳>
リテクザンを守り、先住民の土地の悪化と軍事化に反対する

発信者: Prutehi Litekyan: Save Ritidian プルテヒ・リテクザン(=リテクザンを守れ)
宛先: Chairman of the House Committee on Natural Resources 他

私達「プルテヒ・リテクザン(=リテクザンを守れ)」は、グアムにおける米軍の実弾射撃訓練場の建設予定地に選定されたすべての地域の自然や文化資源を守るために、直接行動に取り組んでいるグアムの団体です。私達はあらゆる軍事射撃場の建設に反対し、先住民にとって神聖な土地の環境悪化と破壊行為を防ぐために活動している、この地域の諸団体と連携しています。また、先祖伝来の土地の返還を求める継続的な活動を進めています。

私達は、アンダーセン空軍基地での実弾射撃訓練場(LFTRC)の建設を認める統合自然資源管理計画(INRMP)の調印に反対します。リテクザン(リティディアン)、ウルナオ、ジナプサンの古代の村や、グアム野生生物保護区に生息する絶滅危惧種を含めたすべての生物に、射撃場がもたらす有害な影響に強く抗議します。
私達は以下の理由から、INRMP の調印に反対します:

1. 沖縄からグアムへの海兵隊移転に関して、米国防総省は代替案を提示せず、移転に関わる様々な計画についての環境評価書をまったく作成しなかったことから、移転に関する 2010 年・2015 年決定記録の破棄を求めて、現在アースジャスティスの裁判が行われています。
2. アンダーセン空軍基地北西部での LFTRC の建設は、候補地として検討された中でも、環境、自然や文化資源、周辺コミュニティにとって最も破壊的な選択肢となります。
3. 2010 年・2015 年決定記録は、グアム野生生物保護区全域とその周辺に生息する絶滅危惧種への影響を過小評価または除外しています。
4. 緩和策は、絶滅危惧種の保護には不十分です。実弾射撃場の建設と運用から生じる悪影響の回避が唯一の選択肢です。
5. LFTRC は、グアムの主要な淡水資源であるグアム北部レンズ帯水層(NGLA)の汚染という重大なリスクをはらんでいます。
6. 先祖伝来の歴史的な土地に残る文化財の多くは、現在も手つかずの状態で残され、調査が継続中であることから、この地域への影響は緩和できません。さらに、リテクザン(リティディアン)は先住民にとって聖地であり、
祖先との精神的結びつきの場所となっています。
7. LFTRC の建設は、グアムの先住民であるチャモロ人に対し環境的不正義を成すものであり、先住民の土地の軍事化と汚染により先住民コミュニティをさらに弱体化させる行為です。

グアハンの人々と土地に破壊的影響をもたらす LFTRC の建設と INRMP の調印を阻止するために、この署名にご協力下さい。


リテクザンについて、詳しくはこちらをどうぞ。



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