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新機材:Asturias Solo Classico Premio/S

先月購入した新しいエレガット、アストリアスのソロ クラシコ プレミオを暫く使ってみての感想。とは言え、自宅環境のみですが。

まず以前から使っていたK.YairiのエレガットCE-1と比較して、音の響きが深く豊かな印象。CE-1が薄型ボディ故に音が軽い印象があり、もうちょっと低音も出るのが欲しいと考えてたので満足。楽器店での試奏でトップ材がスプルースとシダーの比較もさせてもらい、スプルースが元気でパワフルな印象(低音含む)、シダーがバランス良く綺麗な響きの印象でした。迷いましたが、今回はやはり低音部も力強いプルースを選びました。

またPUがピエゾとマイクをミックス出来るL.R.BaggsのDual Sourceが搭載されており、マイクの成分を少し足すと音にエアー感が加味されると聞いてましたが、結構アタック時の音圧も増す印象。力強い響きの再現に役立ってそうです。

ボディもやや小ぶりで、薄型だったCE-1から持ち替えても違和感や扱いにくさは感じず。指板巾50mmにスケール640mmと標準的なクラシックギターよりも少し細く短い作りになっているが、以前使っていたCE-1も指板巾は50mmだったし、スケールが650mmから10mm替わっても違和感はなし。少し違いを感じるとしたら、同じ弦を張った時にちょっとテンションが弱くなったかな?という点。個人的な懸念として、小さいサイズに慣れてしまうとそれしか弾けなくなるのでは?というのがあるのですが、そこまで大きな違いも無いのでその心配は大丈夫そうかな。

そしてネックジョイント部に斜めのカットが入っていて、12〜15f辺りが押さえ易くなっている。

ポジションマークが指板横7fの位置にしか無いのは最初苦労した点。前は3f,5f,7f,9f,12fにあったので。これは自分が慣れるしかない。

あとはライブの際などに元気な低音がどこまで出せるか。ハウリングとの兼ね合いがやってみないと分からない所。ライブの時はマイク成分のミックスをどれくらい上げられるかな?というのが疑問が残る所です。10段階の2ぐらいで良いんですけども。

最後に予想外の良かったのが付属のケース。軽くてしっかりしたセミハードのケースで、前に買ったReunion Bluesのケースよりもややコンパクトな印象で、こっちの方が良いなと思いました。

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