デイトレに関してはあいかわらず迷い中。
やり始めてからずっっっと迷ってるけど、果たして出口があるのか?
「あるはずの出口を探し続ける、その過程が答えなんじゃよ」という仙人風のセリフでお茶を濁したくもなる。

日経が33年ぶりの高値更新。「バブル」なんてツイートが目立ってる。僕がお手本にしている有名トレーダーも、ブログを読む限り、月平均を大きく上回る結果を出してるのが見て取れる。勝つときにはガッツリ勝つっていうのは、さすがというか、長年生き残ってるだけある。たいして僕の収支はガッツリ凹んでる。ロット張って1日1万2万とれるようになって、調子のって月マイナス20万円のゾーンに突入してる。

3,4万勝てる日もあって、10万負ける日もある。「この10万負けをなくしたら、勝てるようになるんじゃ?」って高等数学の考え方がひらめいて、すぐテスタ氏の「負けなければおのずの勝ちになる」ってことばが思い浮かぶ。

でも、どうすれば「負けない」ってことができるの…?

勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし
野村監督のことばだ。野球は知らないけど、響く。
最近読んだビジネス書は、上記の野村監督のことばを引用して、次のようにまとめていた。

・試合に勝つためには、試合に負けないことが肝心
・勝ち方を考える前に、負ける要因をすべて潰していく

負ける要因。デイトレには無数の攻め方があって唯一の正解を求めるのは変だけど、不正解ならある、とは思う。狙いもなくトレンドに逆らって不利な条件でエントリーし続けるとか、切ろうと思ったのにズルズル持っちゃうとか…いわゆる初心者が嘆いて反省して分析して列挙した原因のすべて。でもそんな素人分析の敗因が本質的な負ける要因なのか…?w

デイトレは正否とか黒白が判然としないもの。負ける要因をすべて潰すことなんかできない。でも、ある程度潰すことで満足するしかないんちゃうんかいと。
完璧な結果を確実に得ることなどありえない。そこそこの可能性でよりよい結果を得ることならありうる
どっかの本で読んだけど、これぐらい不明瞭な世界で勝ち越せるようにトレードを組み立てるのが大事なんだろうなとは思う。

大きくやられないためには、値幅の小さいスキャだろうと。スキャの正解ってなんなの? 秒で買って秒で売って…みたいなことをチカチカする板とにらめっこでやんの? トレード始めた時はそうやって戦ってた。まるで映画に出てくるトレーダーみたいな感じで。いま負けすぎて一周回って同じことやろうとしてるんだけど、やればやるほど利益残すの難しいなーって思う。自分の約定履歴みると、「いや、さっきの玉売らずに持ってたほうが勝ててるけど?」という、うまみのある動きを取り逃がした場面が多すぎて、イヤになる。

その日、その銘柄、そのときの板、すべては個別具体的な状況にある。そんなところで、これさえやっときゃどんな銘柄でも同じように勝てるぞって方法を探すのは実にアホらしい。相田みつをに言わせる「そのときどう動く」の連続で、できるだけ正解に近い方向を察知する嗅覚、そして正解に近い行動をとり続けられるメンタルを養っていくほかない。

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