2024/08/04 GEZAN@日比谷野外音楽堂

　GEZANの2回目の日比谷野音を観に行った。
　GEZANx野音はいつだって素晴らしい。
　確かに身体から吹き出た汗は8月の海へ帰っていった。

　「一番パンクな曲を歌います」マヒトのMC後に歌われた『I』優しくて、身体震えて鳥肌が立った。
　『JUST LOVE』では自然と涙が溢れた。
　『Absolutely Imagination』で最高のフィナーレ。

　前回の野音ではMillion Wish Collectiveが居た。
圧巻のコーラス隊はもちろん凄かったけど、あの日のライブで今も強く印象に残っているのは、4人だけで演奏した曲がコーラス隊が居たとき以上に力強く聴こえたことだった。
　今日はその時の気持ちをありありと思い出させてくれる演奏だった。

　冒頭からのヘヴィな新曲や、
　ドープなダブタイム、
　本編最後にやった『アメリカ』の音源を早く聴きたい。
　ガザについて歌った新曲もあった。
　根深い問題として横たわるパレスチナ。
　単純な善悪二元論で解決しない問題だからこそ、自分たちにできることがなさすぎると感じる。

　毎回、思考までをも揺さぶられる体験をもたらしてくれるGEZAN
いつ出るのかは全く分からないけど新しいアルバムを早く聴きたい。

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ライブの鑑賞について。
日比谷野音では自席でライブを観ることになっている。
しかし、明らかに自席で観ていない人達が居たことがとても気になった。
別に四角四面にルールを守れというつもりはないし、正義感を振りかざすつもりもない。
（行き過ぎた正義感がSNSでのネットリンチを生んでいると思っている）
　ライブは楽しいし、踊っていれば自席からはみ出ることもあるはず。
だけど、その集団は明らかに最初から自席で観る気ゼロで、踊っていた。
　マヒトが常に言っている「想像力」って何だろうか。自席じゃない場所にいることで、ちゃんと自分の席で観ている人が観えにくくなることは考えないのか。
　席の場所が悪くてもちゃんと自席で観ている人の気持ちは？
　履き違えた自由。ルールを破るのがパンクとでも思ってるの？自分達だけがよければいい、楽しければいいという気持ちしか見えなかった。はっきり言って見ていてめちゃくちゃ不快だった。

　だけど、GEZANのライブは最高だった。