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《社員インタビュー》日中越境領域でクライアントの事業成長に貢献したい Japan Country Manager 園田祐介さん

弊社社員インタビュー記事になります。記念すべき第1回目は、Japan Country Managerの園田祐介さんにお話しいただきます!

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キャリアサマリー 
園田さんは、株式会社博報堂にて戦略立案から施策実施まで幅広く統合マーケティングを経験。日本では大手日系自動車会社・FMCG会社の統合マーケティング実施、ベトナム拠点では戦略立案部門を立ち上げ、拠点の競合プレゼン勝率・収益・レピュテーション向上に寄与しました。 
その後上海CEIBSにてMBAを取得し、2020年にOnedotに入社。Japan Country Managerとして事業全体を統括しています。

Onedot株式会社を選んだ理由を教えてください。 

日本と東南アジアでマーケティングの仕事をする中で、市場としてもデジタルマーケティング先進国としても中国の存在感が年々大きくなっていくのを肌で感じていました。そしてそんな状況の中にありながら、中国で勝てる日本ブランドが少ないことに徐々に危機感を感じるようになりました。遠からず世界一の市場となる中国で日本企業が成功するにはどうするべきか、その点に強い興味を持つようになりました。

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中国の実態が理解されていないことに対する違和感も常にありました。特にデジタルマーケティング領域においては、中国を訪れる度に進化と普及の速さに衝撃を受けていましたが、日本でその話をしても中国の実情を理解している人は非常に少ない。これだけ可能性のある市場でありデジタルマーケティング先進国なのに、そのポテンシャルが日本のビジネスパーソンや企業に十分理解されていない。日中という2つの国の間ではできることが無限にあると感じるようになりました。
私が広告会社に入社した2008年時には、デジタルマーケティングの最新事例は欧米から入って来るというのが常識で、サンフランシスコで開かれるアドテック(Adtech)に行くことで、デジタルマーケティングの先端を学ぶという時代でした。しかし、私がベトナムに駐在していた2014年頃からは、決済やデータマーケティング等を含む中国のデジタルマーケティングが先進事例として伝わってくるようになりました。先述の中国市場の急成長に加えてマーケティングのランドスケープが変わる兆しを強く感じ、2019年に前職を退職し中国語留学と上海のCEIBSでのMBA取得を決意。その後現職のOnedotに入社しました。
Onedotの強みは、日中越境領域に関してワンストップでクライアントの事業に貢献できるところです。日中をまたいで事業を成功させるためには、調査に基づく事業戦略策定、そして戦略に基づくエグゼキューション(プロモーション、販売、CRM)を一貫して実施することが肝要だと考えています。事業戦略だけ作ってその後の実施ができなければ商品は動きませんし、戦略なく短期的なエグゼキューションを繰り返しても中長期的な成長は望めません。繰り返しになりますが、上流から下流まで、全てをカバーすることが非常に重要です。
Onedotでは中国において自社の育児動画メディアBabilyを2年で1,500万フォロワーまでスケールさせたノウハウを活用し、戦略立案からエグゼキューションまでを一気通貫して行っています。

現在の仕事内容とやりがいを教えてください。 

Onedot東京オフィスでは上海オフィスと一体となって、マーケティング支援事業、日本企業様との事業開発を行っています。日本には良質なサービス・商品を持っている企業が沢山ありますが、それを中国の消費者に届けるための良いパートナーやノウハウと巡り合えていないケースが多いのが大きな課題だと思っています。そうした企業のサービスや商品を私たちが培ってきたノウハウを生かして中国の消費者に届けられた時に特にやりがいを感じます。 
日中越境という点で言うと、元々は日本企業様の中国進出支援というケースが中心でしたが、最近では中国企業様の日本進出支援という事例も増えてきています。日本から中国という矢印だけでなく、日本と中国という2つの国をまたぐビジネスを様々な形で促進してきたいと思っています。

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Onedot株式会社でどのようなキャリアプランを得られるとお考えでしょうか?

日中間のビジネスを包括的にハンズオンで経験できるため、希少価値の高い人材になれると思います。
日中をまたぎクライアントの事業戦略立案から施策の実行まで、マーケティング活動に総合的に関わっていただくので、日中両国間でのビジネスに必要なスキル・経験を蓄積できると思います。 

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Onedotの強みに関して、改めて整理させてください。大きくは次の3点です。①日中の両国間でのビジネスを幅広く経験できる、②中国で軸となるメディアを持っている、③クライアントを一気通貫で支援できる。
1点目は、日中間のビジネスが、幅広く経験できるという点です。日中越境に関する事業を行う会社は多くありますが、弊社は日本→中国、中国→日本、どちらのケースでも支援可能です。
日本→中国のビジネスは前述の日本企業様の中国事業支援です。さらに細かく言えば、中国にいる中国人消費者に商品を販売する越境EC(アウトバウンド)と、訪日中国人旅行者に日本での商品販売を行うインバウンド両方がスコープに入ります。アウトバウンドとインバウンドは両輪として機能すると考えています。日本で商品を購入/体験し好きになり、中国に帰ってからはECで購入するという流れが理想です。今はインバウンドは新型コロナウイルスの影響で減少していますが、今後遠からず回復していくと考えています。
また、日本→日本のビジネスも始まりつつあります。具体的には日本企業様の日本国内でのデジタルマーケティング支援業務です。中国においてBabilyという育児メディアの短期でのグロースに成功したノウハウを活かして日本企業様の支援を行っています。
このように、日中をまたぐビジネスに様々な形で関わっていただくことができます。

2点目は、中国でユーザーとの接点となる様々なメディアを持っている点です。
現在Onedotは祖業である育児メディア「Babily(贝贝粒)」だけでなく、ペット健康管理メディアの「Petnote(宠本本)」や、アンチエイジングメディア「LadyX」というメディアを運営しています。
育児層、Petオーナー、美容興味層と、幅広い中国人消費者にリーチできる手段を持っているのは大きな強みだと考えています。ただ、クライアント様の課題解決にあたっては自社メディアの使用ありきでは考えません。あくまでもクライアント様の課題とその解決にフォーカスし、フラットな視点で提案/実施を行います。メディアを持ちながらも、それにこだわらずに本当にクライアント様の課題解決につながる打ち手を提案できることが大きな特徴です。

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3点目は、クライアント様の事業を一気通貫で支援できる点です。
何度か触れた通り、Onedotは調査/戦略立案、そしてエグゼキューションまで自社で行います。
日中をまたぐという業務の特性上、戦略立案からエグゼキューションまでを一貫して行うということは非常に重要なポイントです。戦略策定からエグゼキューションまでのプロセスの中で、国が変わり、言語が変わり、さらに会社が変わってしまうと、決定した戦略が施策に反映されないということが起こり得ます。
東京オフィスと、主に中国人メンバーで構成された上海オフィスが一丸となって戦略策定からエグゼキューションまで行うため、最後まで戦略に即した施策実施が可能です。

職場の雰囲気はどのような感じでしょうか?

とてもフラットです。ポジションに関わらず自由にコミュニケーションがとれる雰囲気だと思います。Slackを中心に使用しているので、東京側/上海側問わず誰でも発言でき、アイデアが皆にシェアされる環境です。
東京オフィスでは、リモートワークとオフィス出社の両方を併用しています。定期的にオンラインでの雑談会も設け、リモートワークの際にも社員間の交流ができる環境を整えています。

仕事後や休日はどのように過ごしていますか?

休みの日には、子供と一緒に動物園に行ったり電車を見に行ったりすることが多いです。本当に可愛いし、仕事の原動力にもなっています。一緒に過ごす中で、自社の事業を通じて国を問わず赤ちゃんの笑顔、家族の笑顔、そしてその周りの全員の笑顔を作れたら良いなと強く思います。

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メッセージ

日本企業様の中国進出支援、中国企業様の日本進出支援、インバウンド領域の拡大等、業務領域はどんどん広がってきています。川上から川下まで自律的に動きたいという方には、やりがいがある仕事だと思います。 

1日の仕事の流れ

9:00-   出社、事務仕事
10:00- クライアントとオンライン打ち合わせ
11:00-  上海側とオンライン打ち合わせ
12:00-  ランチ 
13:00-  社内案件、東京メンバーと進捗確認
14:00-  資料作成
15:00-  クライアントとオンライン打ち合わせ
16:00-    東京メンバーと1on1の定期ミーティング
17:00-  協力機関とのオンライン打ち合わせ
18:00-  帰宅


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