日本市場への参入 その2

One80 Darts Asiaです。

前回の記事では、日本進出への足掛かりとして、NEW DARTS LIFEさんに広告を出させて頂きました。
この時期にNEW DARTS LIFEさんにはショップさんを紹介して頂き大変感謝しております。

結果的にこの広告で受注は全く増えませんでした。。。

理由は単に雑誌に載せるだけでは取り扱って頂くショップは少なく、
雑誌の傾向もダーツに深く入り込んでいる方へのものだったので、
ダーツを始めたての方などへの露出はありませんでした。
また広告の内容も日本人向けでなかったことが原因でした。。

One80が改善すべき点は、
1、日本市場向けの商品開発
2、販売店さんへの営業力
でした。

まず我々は日本市場で何が流行っているかを分析を始めました。
当時はプレイヤーモデルの全盛期、
MO社・TA社・DY社・TR社・GR社、トッププレイヤーを擁し、ガンガン販売を行っておりました。

One80のプレイヤーというとヨーロッパ選手が中心であり、バレルの形もストレートばかりでした。。

無名のブランドがビッグネームの日本人と契約を取るのは無謀でした。
ただ、その頃はTHE WORLDが日本でも注目が集まっており、
ソフトダーツに比重を置いているプレイヤーモデルを発売することができました。

すでにOne80を卒業していますが、
USAプレイヤーのクリスリム選手・アレックスレイズ選手モデルです。

そしてもう1つの戦略はコーティングバレルでした。
今は日本でコーティングバレルはたくさんありますが、当時の日本では限定版であったり、価格が高いものでした。
工場直結のファクトリーブランドでもOne80にとって、
コーティングモデルを出すことは難しいことではありませんでした。

本格的に日本進出の目途が立ってきました。
次回はちょっと波に乗ってきたOne80が手掛けた次の手です。


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