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チームラボ 金沢城 光の祭

石川県の金沢城で開催された「チームラボ 金沢城 光の祭」に行って来ました。
夜の金沢城がチームラボによって色鮮やかに、照らされ幻想的な空間が作られていました。

お城といえば厳かな静かな空間です。夜間は暗闇の中にひっそりと佇んでいるのが通常のお城。今回はチームラボが、そのお城を色鮮やかなLEDライトを使って古代から現代を表現していました。

石壁に描かれた円

まず目に入るのは石壁に描かれた円。これは墨で描かれた抽象的な丸が円に変化していく様子が、表現されていました。暗闇の中に突然光が差し影で描かれている円。光に照らされる事で改めて石壁の存在感を感じます。今までは単なる風景として視界に入っていましたが、照らされフォーカスされ、一つ一つの石の大きさに目がいきます。

「あんな大きな石、どうやって積んだんだろうね。」「運ぶだけでも大変なのあんなにたくさん積み上げるって、昔の人は凄いよね」と言った会話が聞こえてきます。そんな声を聞きながら眺めていると、流れゆく古代の時代を感じたような気がしました。

暗闇の中に上がる花火

次に見えたのは赤の光で表現された花火です。光の広がりで花火のように見えます。目に見えているこれは、全てが真実かわからないと言った注釈があったので目の錯覚でそのように見えてるのかなぁと思いました。

進んでいくと次は両壁にウサギや、亀、踊っている人が次々と歩いている姿が描かれていました。

ウサギ


人の姿に変化していきます

足を進めていくと、突然大きな光の卵が見えます。ランダムに置かれていて自由に触れることができます。優しく揺らすと色も音も変化します。子供たちは、卵の間を走り回り、みんな楽しそうに触っていました。

突然現れた光巨大な卵たち。

最後に、花びらで動物達を表現した石壁が見えてきました。動物達が生まれ、生きてゆき、死に、そして草木となり花となり、花となっていき散っていくそう言った事を表現しているそうです。色鮮やかな動物達が動いて、粉々に散っていくのがわかります。

細かい花で表現されています

最後に自分のオリジナルの武将やお姫様に色をつけて、スクリーンに映してもらいました。表側の色しか付けてないのに後ろ向きになったり飛び跳ねたり、「え、なにこれ!AIなの?すご〜い」と喜んでしまいました。

挨拶してます
触れると会話の吹き出しが現れていました

少し寒かったですが、やっぱりチームラボは楽しいなぁと大満足でした。

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