今ここを生きる

自分を手放す。なんかそんな感覚が自分のなかにある。
自分はどこに行くのか、何をしていくのか、そんなことが頭の中からなくなる。

自分の幸せや豊かさが、自分の頭の中からいなくなっていく。

目の前にある課題や、自分のやるべきことに集中をする。
自分は何をできるか、自分の24時間を使って何をするのか。
目の前のことにあることに集中する。

もしかすると、そうやってずっと生きてきたのかもしれない。
目の前に現れた超えなければいけない壁に、ぼくは向かって行って、何度も失敗をして、それでも迂回したのか、回り道をしたのか、なんとか超えてきた感覚もある。

仕事をする場所は福祉の現場から、町の中へ。大好きだったおじいちゃんおばあちゃんから、地元の友人たちへ。土地も人も変わるが、本質的には向き合っていることも、取り組んでいることも変わっていない感じもする。

正解がありふれた世の中で、自分が良ければそれ良いという雰囲気のなかで、自分はどう生きるか。物質的に豊かになった結果、どこにいくかわからなくなった今の現状で、ぼくは何をして、どう日々を生きるのか。

そんなことばかりを考えている。人から社会を見て、社会から人を見る。
今日もその繰り返しだろうし、僕自身ができることを全力でやっていくだけだと思う。

どんな小さなアクションでも、小さな挑戦でも、それが今いる土地が少しでも良くなることを願い、やっていきたいと思う。


ザーッと文章書く。文章を書く癖は高校時代についたかもしれない。試合で結果が出なかったとき、自分を責める文章を野球ノートに書き殴った。

自分のことをぶん殴ったことも、何度もあるし、それくらい情けない自分を晒して、それでもなんとかできることを探して。

でもあのグランドで初めて自分を認めてもらったことは、間違いなく今の自分に繋がっていると思う。

昔から正しさを押し付けられることは嫌いで、みんなが「先生は絶対」とおもっているなかで、自分はそうじゃないと思っていたし、2秒で先生にも喧嘩を売っていたし。

自分の見えている世界を信じるために、色々なことをしてきて。でもその視野が間違わないように、内側と外側を行ったり来たり、たくさんの本を読んできたり。

今ここを生きる。過去を悔やまず、未来も憂えない。
今ここを生きる。ぼくはそれが大切だと思う。

きっと自分はこれからもたくさん変容していくと思う。いる環境、関わる人、それによってやることも発していく言葉も。

だからこそ今の自分と関わってくれる人を、好きでいてくれる人を大切にしたい。そして、今を生きていこうと思う。

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