「カラス立ち入り禁止の貼り紙」の話

『にけつッ!!』より千原ジュニアのトークを文字起こし

ジュニア「こないだね。新聞に書いてたけど、ある研究所にカラスがめっちゃ入って来ると。
ほんなら、そこの教授が『カラス立ち入り禁止』って貼り紙貼ったって言うねん。」

ケンコバ「アホみたいな事するなぁ。」

ジュニア「え、え、もう一回言って。」

ケンコバ「アホみたいな事するなぁ。教授って意外とそういう所アホやったりする、専門分野以外は。」

ジュニア「結果、カラスが一切入って来えへん様になったって。
なぜか、(ケンコバを指指して)こう言う人間のおかげ。
①貼り紙を貼ります→
②は?『カラス立ち入り禁止』?これ何?カラスが?え、あの、あのカラスがこれ読んで『あっ、入ったらアカンねやぁ』言うて入らへんとでも思てんの? とか。
色んな人が『ぷぷぷっ、え、しょうもないジョーク。あのカラスがあっこから見て、ホンマや入って来けへん様なったわぁ』って皮肉る。 って言う。

①この貼り紙を貼る事によって→②人間がそう動くやろなと。→
③その動きをカラスは見てて、
『あれ?何かこっち指指して、あれ(貼り紙)貼り出されてから人間の動きがおかしいぞぉ。これ気ぃ付けなアカンぞぉ。』って言って、入って来けへん様になるって言うねん。

だから、この頭の良さを整理すると、話聞いた人は『まず、カラスが賢い』ってなるけど、
1番賢いのは、その学者・教授や。
次がカラスやん。
1番アホなんは、『うわぁ、これしょうもなぁ。アホちゃうかぁ。』って馬鹿にしてた人間。
動かされてんねん、この紙ペラ1枚に。いやね、マジで凄ない?」

ケンコバ「凄いけど、凄いけど、言い過ぎ(泣)!ちょっと傷付いてます。いや、凄い話ですよ。」

ジュニア「でも、我々知らんだけで、他にもそう言う話が絶対あるでぇ。
我々が知らない所で勝手に動かされて、違う目的を果たされてる事いっぱいあると思う。
例えば、『徳川吉宗』か誰かが、もう隅田川が氾濫して大変やぁ言う時に、
土盛らしたけど、これ固めんのにむちゃくちゃ金かかるどうしよー言うたら。
『おぅ、桜植えとけぇ。』言うて桜植えた。→
そしたら皆が花見で土踏んでくれて、勝手に国民達が踏み固めてくれたって言うねん。」

ケンコバ「あれ、マジですかねぇ?運よく、結果そうなったんじゃないですかねぇ?」

ジュニア「いや、俺はホンマやと思うで。」


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