見出し画像

サイドミラー事件

先週金曜日、会社から車をもらって初めて一人で運転。
元々もっと早くもらえるはずが、まさかのマニュアルで発注されてて、
「いや、無理!」となってオートマに変更。ちょっと時間がかかった。

パリでの運転は本当に怖くて、
・そもそも日本と逆サイ
・見なきゃいけない標識が多過ぎ
・赤なのに歩行者渡る、轢きそう
・自転車やスクーターも多過ぎ、轢きそう
(教習所の先生には"You even have to check your blind spot"と言われ、
思わず"blind spot is called blind spot cuz it's blind"と言ってしまったけど英語伝わらなかった模様)

ということで、初回は会社の先輩に前を走ってもらって、後ろから着いていくスタイルに。
「これならとりあえず、運転意外のことに気を取られなくて良さそう」と思い、順調に一般道に出てわずか1分後、

「ゴン!!!!!!!!!!」

という音がしました。
「ああ、絶対何かにぶつかった…どうしよう…」と思っていたら、
後ろからクラクションを鳴らされて、とりあえず停止。
後ろの車のお兄さんから、「今サイドミラーがぶつかったよ!」とご報告が。
新しい車で、サイドブレーキの場所も曖昧だったので、そのお兄さんにサイドブレーキの位置も教えてもらう始末。
「ど、どの車かな?」と聞くと、「あれ」と言われたので、車を停めて駆け寄ってみることに。
お兄さんが「電話番号書いて置いとかないとだめだよ、君のナンバー写真撮ったからね」と。正直、あんたが撮ってどうすんねん?と思いつつ、フランスでは人道心からそういうことをする人がいるみたいです。

駆け寄ってみると、同じ進行方向に路駐されてた車のサイドミラーが完全に吹っ飛んでいました…。
とりあえずかけらを拾い集めて手に持ってみる。
すると、前を走ってたけど着いてこなくなって心配してくれた先輩が戻ってきて「どうしたの?」と聞かれたので、「サイドミラーを吹き飛ばしちゃいました」と。
先輩が会社の人に電話して指示を仰いでくれている間に、
その様子を見ていた別の男の人が「たかがサイドミラーだから、大丈夫だよ」と、180度違うアドバイス。

結局持ち主が戻って来なかったので、
咄嗟にカバンの中にあった銀行の口座開設用紙を破って、
(なぜか)筆ペンで、
"Je suis vraiment désolé. J'ai cassé le miroir. Appllez-moi, svp. XXXX(会社の携帯番号)"
(本当にごめんなさい。ミラーを壊してしまいました。私に電話ください。)
と書いて、フロントミラーに挟んで帰ってきました。

いつ電話がかかってくるか…とひやひやしながら過ごしている@日夜です。
でも未だに電話は来ず…
明日会社の行きしなに同じ道を通るので、確認してみようかなあ。

いきなり長距離運転せず、ちょっとずつ練習しよう。
もう今週はほぼ電車で通勤する。
車乗りたくないよーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

そして自分が路駐する時は、必ずサイドミラーを畳みます!!!!!
(ちなみに自分のサイドミラーは無事。*写真)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?