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まのいい日 20230806

 こんにちは。まのいいメンバーのなおみです。8月6日(日)は、まのいい日の活動日でした。今回は私の実家で庭の環境改善、廃材の処理をしましたので、その様子をお伝えします。

・廃材の処理

 まず私の実家は岩美町のお隣、兵庫県の隅っこの新温泉町にあります。そこで家族で自営業をしていて、私はその手伝いをしています。田舎の家なので、「いつか使えるだろう」と思って置いてあるものがたくさんあり、そのひとつが昔の改築なので出た廃材です。

▲処分に困っていた廃材▲

 数十年放置されたかつての梁は虫に食われてかなりボロボロ。それでも使えるのなら、と杉山家にお願いして焚き付け用に持ち帰っていただきました。使い道もなく処分に困っていたので、とても助かりました。このままでは軽トラに乗らないので、玉切りにします。風さんと私の父のチェーンソーは調子が悪かったので、さおりんのチェーンソーを使うことになりました。チェーンソーで廃材を切るとき、釘などの金具に刃が当たると危ないようですが、そこはプロの手さばき。何事もなく切り終えました。

▲まのいいの伐倒斎▲

・庭の環境改善

 廃材の処理と並行して、りょうこさんの指導のもと庭の環境改善も行いました。南北西を建物に囲まれた庭は、水はけも悪くサツキが根あがりしていたり、ゼニゴケが生えジメジメしています。今回は植栽のキワに沿って溝を掘り、水と空気の通り道を作ります。

▲赤いラインに溝を掘ります▲

 川の流れのように蛇行した溝を掘ります。深さも一定でなく、浅いところ深いところがあった方がよい。

▲溝を掘る▲

 長いこと雨が降っていないので土は乾いて硬い。この日は最高気温が37度を超える猛暑日。休憩をはさみつつ作業を進めます。

▲くん炭を敷く▲
▲有機物を敷く▲

 本来なら落ち葉を使うようですが、この時期はないのであらかじめ枯らしておいた庭木の剪定くずなど使いました。用意していた分では足りなかったので、廃材を切ったときに出た木くずも使いました。

▲無機物の貝殻。のんちゃんサザエも投入▲
▲割った瓦▲
▲化粧石を軽くかぶせる▲

 瓦がむき出しだった溝に化粧石を戻すことで、まるで前からあったかのようにスっと庭になじみました。小さなひと手間で庭の印象がガラッと変わることを実感しました。

▲完成!▲

 今まで庭の手入れといえば、庭木の剪定と草取りくらいしかしてきませんでした。土中環境の改善に取り組んだのは、今回が初めてです。この作業の数日後に台風が直撃するのですが、以前なら水たまりができていた場所に水たまりはできておらず、いい具合に乾いた土に雨水がしみ込んでいました。土の中ではどのような変化が起きているのだろうと想像しながら、今後も観察を続けていきたいと思います。


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