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SILENT SIRENのニューアルバムのリリース記念トークイベントに行ってサインをもらった話

2024年2月11日に渋谷のタワーレコード渋谷店で開催された、SILENT SIREN(以下、サイサイ)のニューアルバムのリリース記念トークイベントに行った。

1 本題に入る前に

人間誰しもが若さや恥ずかしさゆえに、好きでもあまり公言していないものがあると思う。自分の場合はサイサイときゃりーぱみゅぱみゅがそうだった。どちらも大学生のときに好きになったアーティストである。
なぜ、サイサイのことを好きなバンドだと公言するのはできなかったのだろう。きっと曲の良さではなく、サイサイのメンバーの見た目で聴いてると思われるのが嫌だった(もちろん見た目も重要だとは思う)からとか、流行りのバンドを好きだと言えない性分(これは今も無いわけではない)からだと思う。

2014年頃のサイサイ。
まさにその頃の若者という感じがする。

2 SILENT SIRENとは

サイサイはボーカルすぅの甘い声とポップでキャッチーな曲調(これはサイサイの作曲・編曲を務めるサウンドプロデューサーのクボナオキがすごい)が特徴的な、平成20年代を代表するガールズバンドだ(と勝手に思っている)。
個人的に好きな曲は「恋のエスパー」「Letter」「チェリボム」「ぐるぐるワンダーランド」「BANG!BANG!BANG!」等々、まだまだたくさんある。

(サイサイの代表曲である「チェリボム」、ドラマーとして言わせてもらうと結構ドラムが激しくて難しい。)

音楽的な話をすると、ギターはHR/HMほどではないけど十分歪んでいるし、ベースは結構スラップを多用するし、ドラムはツービートや4つ打ちのリズムといったオーソドックスな演奏に留まらず、さらにはツーバスを使った意外と激しい演奏が持ち味であるし、ちゃんとしたバンドサウンドなのだ。しかし、キーボードが飛び道具的にいろいろなサウンドを奏でており、ボーカルの声も相まってサイサイのポップでキャッチーな音楽性を支えている。
つまり、激しさと聞きやすさが両立されたバンドなのだ。

(サイサイで最もテクニカルな曲は「フジヤマディスコ」ではないかと思う、イントロのギターのカッティングからのベースのスラップ・4つ打ちのドラム・ディスコを連想させるキーボードがたまらない。)

3 自分とサイサイ

自分がサイサイを知ったのは大学生のときで、セカンドアルバムの『31Wonderland』(2014年)が出た後だった。見た目はいかにも平成の読モという感じだったのに、楽器隊は意外とごりごりでハード(ここが重要)なところがあり、そのギャップがおもしろくて曲を聴くようになった。特にドラムのひなんちゅのタイトで手数の多いドラムが好きだった。

(もう10年前の曲であることに驚きを隠せない。見た目ポップなサイサイだけど、曲は結構かっこよくて、いい意味でギャップがある。)

その後ファンと言えるかどうかわからないレベルで曲を聴いていた(なんだかんだでインディーズの頃も含めてアルバムは全て持っている)が、サイサイのライブを初めて見る機会があり、そのライブが本当によかったのを覚えている。そのライブでメインにやっていたアルバム『31313』(2019年)が自分の中で1番好きでよく聴いたアルバムになった。
2021年に1番好きなメンバーだったドラムのひなんちゅが脱退すると聞いたときは悲しかったし、その年末に活動休止したときはもう活動再開しないものだと思っていた。
そして、約2年後の2023年末に活動再開がアナウンスされたときは本当にうれしかったし、もう自分は完全にサイサイのファンなのだと思った。

4 リリース記念トークイベント

今回3月に出るニューアルバムのリリース記念トークイベントが開催されるということで、渋谷のタワーレコードに行った。今回運良く最前でトークイベントに参加できたのだが、ニューアルバムの話や、自主レーベルを立ち上げて苦労した話などを本人たちから聞けてとても貴重だった。
このイベントではニューアルバムを1枚予約すると私物にサインしてくれると言うので、自分が1番好きなアルバム『31313』を持っていき、歌詞カードのメンバー個人の写真にサインをしてもらった。
メンバーと直接話す機会もあり、アルバム『31313』が好きで、リードトラックの「恋のエスパー」やそのライブでの演出が好きだということを直接伝えることができたし、メンバーからのリアクションももらえたので本当によかった。

(「恋のエスパー」はサイサイらしさが満載な本当に最高の曲!)

5 最後に

年齢を重ねて特に恥ずかしいと思う気持ちが無くなったのかもしれないが、自分が好きなものを好きだと言うことは大事だと思う。自分の好きなものを隠す必要は無いし、いいと思ったものは素直にいいと思える人間でありたい。
自分はサイサイが好きだし、これからも応援していきたい。

追伸

これは完全に余談だけど、すう(ボーカル)・あいにゃん(ベース)・ゆかるん(キーボード)の3人ともがあまりに綺麗すぎて度肝を抜かれた。本人たちはデビュー当初に読モバンドだと言われるのが嫌だったようだが、たしかにヴィジュアルが先行してしまってもしょうがないと思えるほど容姿端麗だった。それと同時に、読モバンドだと舐められないようにめちゃめちゃ練習したんだろうと思えた。
ただ、ヴィジュアルだけでは終わらないのが彼女たちであり、それはバンドという形で10年以上も音楽業界で活躍してきた実績が証明している。

大袈裟ではなく、本当に綺麗すぎてびっくりした。

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