青魔導具 ワザップ
CSで「それ可能なんですか?」って聞かれることもそこそこあるので自分用のメモも兼ねてだらだら綴ります
あと自己満足
裁定が難しいやつだけじゃなくてこういうテクニックもあるよっていうのも書きます
当たり前のものも含まれます、常識的なやつから書いていきます
1.堕呪 エアヴォ
カード指定の除去であるため新世壊そのもの、及び新世壊の下にある堕呪を手札に戻すことができる
唱える際に虚無月の門の使用宣言をして、新世壊そのものを戻して下にあった堕呪を全部墓地へ送り虚無月という使い方が最も多い
(新世壊の下に堕呪がある時、新世壊のみが除去されると状況起因処理によって堕呪は全て墓地へ送られる)
ゾメンザン登場以降は2枚目の新世壊完成のためにメラヴォルガルでエアヴォをトリガーさせて、1枚目(使用済み)の新世壊の下にあるゾメンザンを回収するということも多くなった
自身のコストや除去できるクリーチャーに制限があることから基本的にカージグリの方が優秀だが、堕呪で唯一希望のジョー星に触れるため採用せざるを得ないことが増えた
(ジョー星下ではガリュミーズが無色になるため無月の門99から唱えられなくなる)
2.H・センボン
センボンにより唱えられない能力を新世壊で無視できるため、新世壊存在下で出せば回収したシールドがトリガーつきの堕呪であれば唱えられる
テキスト中に「そうしたら」の文言がないため、シールドが一枚もない状況で出してもターンの終わりにシールドを追加できる
ウキドゥをプレイし自分のシールドを見てそれが新世壊だった場合、そのままにしてセンボンを出せばその新世壊を手札に加えられる
逆に言えばこの動きをするということは4ターン新世壊になるため、それが許される遅い相手に限られる
3.クロックによる絶望的対面へのワンチャン
基本的にループデッキは青魔導具が苦手とするデッキタイプである
カリヤドネのように猶予ターンが短いループデッキと、ナウオアネバーのようにトリガーから入ることができるループデッキとがあるが、後者はクロックを採用することで勝ちの目が生まれる
ガリュミーズからメラヴォルガルを展開し、効果によるブレイク
その際にループに入ることのできるトリガーを踏んで相手のクリーチャー展開を許しても、こちらがクロックさえ踏めばその効果解決をすっ飛ばすことができる
4.除去への後出しギルーギリン
ガリュミーズからメラヴォルガルを複数枚展開し、効果ブレイクをしていく時に狙うことができるテクニック
例えばガリュミーズからメラヴォルガルを3枚出して、1枚目のメラヴォルガルで自分のシールドからエアヴォがめくれた時、その効果処理前に手札または墓地のギルーギリンを相手に見せ、虚無月の門の使用宣言をする
エアヴォで使用済みの新世壊を手札に戻すと、1.で述べた通り下の4枚の堕呪は墓地へ送られ、その後処理を終えたエアヴォ自身も墓地へ送られる
(もちろん2枚目の新世壊があればエアヴォはそちらの下へ置くこともできる)
ここで、解決待ちのトリガー能力は
・2枚目のメラヴォルガルのブレイク
・3枚目のメラヴォルガルのブレイク
・ギルーギリンの虚無月の門
の3つである
これらは好きな順序で解決できるため、先に2、3枚目のメラヴォルガルのブレイクを順に解決する
ここでオリオティス・ジャッジ等の呪文による除去を受けても、後回しにしておいた虚無月の門を最後に解決することにより、それを回避してギルーギリンを着地させることができる
数は多くないが、奇石 オリオン等のトリガークリーチャーによる除去は回避できないため注意
トリガークリーチャーでもバトクロス・バトルやゼノゼミツのようにバトル系のトリガークリーチャーであれば、踏んだ後にこちらもカージグリやエアヴォ、cho絶等の除去を踏むことで回避可能
余談だがバトクロスと同時採用されるであろう最終禁断フィールドがある時、封印を外すのは状況起因処理なので、あらゆる処理より優先して外すことになる、そしてこの場合はバトクロスがパワー負けしているため普通スレイヤーを外される
しかし状況起因処理は封印を外すところまでなので、その後こちらが除去呪文をトリガーしてバトクロスを除去できれば、スレイヤーを無駄に使わせることができる
3.で述べたクロックを踏めばオリオンやバトクロスはおろか、元からミクセルがいてもその処理をすっ飛ばして踏み倒したドルスザクを場に残すことができる
しかも彼ならいつ踏んでも構わない
5.同一ターンに無月の門99を複数回使用
新世壊が2枚(A、B)あり、ターンの終わりにAに4枚、Bに3枚堕呪が溜まっている時、「使用宣言なしで」どちらの無月の門99も処理できる
日本語が下手なので詳しく解説すると、
条件を満たしているAの無月の門99を解決
ガリュミーズを唱え、メラヴォルガルを2枚場に出す
1枚目のメラヴォルガルを解決、その時ギャプドゥを踏んで、Bに4枚目の堕呪が溜まる
この時、場にある時点で自動で誘発しているため前もって宣言していなくてもBの無月の門99は使用可能だし、2枚目のメラヴォルガルの解決とどちらを先にするかは好きに選ぶことができる
2枚目のメラヴォルガルを先に解決してカード指定除去を踏むとBの無月の門99が使用不可になるため、それより前に追加2ターンを確定させる、といったことも可能
公式Q&Aにも少し触れられているのでそちらも参考に見てほしい
ttps://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32505/
6.MEGATOON・ドッカンデイヤー
現代デュエル・マスターズの最強カードは青魔導具でも最強
よくアカカゲ・レッドシャドウが入っているのに超GRから捨てた枚数だけ掴んで、まとめて場に出す人を目にする
ケアできるはずのトリガーをケアできておらず、非常にもったいない
デイヤーの能力は「捨てた枚数と同じ数のGR召喚を行う」のではなく、「1枚捨てた時にGR召喚をする」のであって、少し前にメルゲドッカンデイヤーでやっていたように1回ずつGR召喚を行い、その都度GRクリーチャーの効果処理を挟むことができる
具体的にどんな場面で活かせるかというと、相手のシールドにテック団やスパーク呪文が埋まっていた時
まだGR召喚ストックがある状態でアカカゲを捲り、それ以降のGR召喚の前にその効果を処理
破壊してシールドをブレイク、そこで上記除去呪文やスパーク呪文を踏んでも、そのタイミングで処理されるため、それ以降に出てくるGRクリーチャーは影響を受けずに攻撃が可能
基本的にはアカカゲが出るまでGR召喚を繰り返し、出てきた段階で一旦残りのGR召喚は解決待ちにするのがよい
ブランランブルやゴルドンゴルドーが出ていた場合はアカカゲより先に処理
(この2種はアカカゲを先に処理してトリガーを踏み場を離れると効果を発動できなくなるため)
ポッポーポップコーだけは凄腕プロジューサーというカードの存在から少々解決すべきタイミングが難しく、
・ギルーギリンが立っていればゼンノーやその他除去を行うGRクリーチャーが出てこないように破壊したくないため、アカカゲより先に処理をする
・立っていなければカーネル等のトリガーブロッカーをケアするためにアカカゲの後に処理する
というように臨機応変に処理のタイミングを変えていく必要がある
(伝わってる自信がないし、例外も多数ある)
またそもそもアカカゲの効果を使わない方が良い場面も存在する
例えば、デイヤーで手札を4枚捨て
ソニーソニック
↓
“魔神轟怒”ブランド
↓
ブランランブル
↓
アカカゲ・レッドシャドウ
の順で捲れた
相手のシールドは2枚で片方にデーモン・ハンドが埋まっているのなら、アカカゲの効果を使わなければブランドで攻撃して確定リーサル
といった感じ
7.堕呪 ギャプドゥ
シャッフやジャミング・チャフで止まらない、どれだけケアして刻んで殴っても埋まってる時は埋まってる、青魔導具最後の砦として有名なこのカード
SSTが及ぼす制限とその期間、実はなかなか珍しい
「次の自分のターンの終わりまで、相手のクリーチャーは攻撃もブロックもできない。」
制限する期間はこの手のカードによくある「次の自分のターンのはじめまで」ではなく、「次の自分のターンの終わりまで」だし、SSTでしか適用されないのだから攻撃だけ止めるかと思いきや、ブロックまで止めてしまう
ギャプドゥをSSTで唱えることになる場面は主に2つ、相手からの攻撃と、ガリュミーズ→メラヴォルガルでのブレイク
前者の場合、クロックと同時に踏んだり、返しでデイヤーを投げたりすると、ギャプドゥを打ったタイミングで立っていた相手のブロッカーからブロックされなくなる
後者の場合、ガリュミーズでメラヴォルガルと同時に出したギルーギリンが除去されても、メラヴォルガルがブロックされなくなる
他にもまだあるけど下のおまけ書いたら疲れたから終わり
おまけ.3連ガリュミーズ
ゾメンザン登場以前、1ゲーム中に唱えられるガリュミーズは基本的に2回までだった
3連ガリュミーズのために山札消費を最も抑えることを考えると、下のような例が挙げられる
2ターン目新世壊
3ターン目カージグリ
4ターン目ゴンパドゥ×2
5ターン目カージグリ+2枚目の新世壊
ターンの終わりにガリュミーズでメラヴォルガルを出し、エアヴォを2枚踏む
6ターン目ゴンパドゥ×2+3枚目の新世壊
2枚目の新世壊でもう一度ガリュミーズ、再びメラヴォルガルを出してエアヴォを1枚踏む
7ターン目ギャプドゥ×3
3枚目の新世壊で三度目のガリュミーズ
先攻で上の流れを終え8ターン目のドローをすると、
40-5-5-8+1-19=4
残り山札は4枚となる
トリガーを3枚踏み、極限まで山札消費を抑えて残り4枚と、現実的にはとても3連ガリュミーズは不可能であった
しかしゾメンザン登場以降は状況が一変
連続ガリュミーズのために、4ターン目にガリュミーズではなく5ターン目に2枚目の新世壊を展開しつつガリュミーズを唱えるケースを考える
下に例を挙げる
2ターン目新世壊
3ターン目ゾメンザン+ゴンパドゥ
4ターン目ゴンパドゥ×2
5ターン目新世壊+ゾメンザン+ゴンパドゥ
ターンの終わりにガリュミーズ
6ターン目ギャプドゥ×2+3枚目の新世壊
ターンの終わりにガリュミーズ
7ターン目ギャプドゥ×2+ウキドゥ(対象は相手)+ゾメンザン
ターンの終わりにガリュミーズ
先ほどと同様に先攻で上の流れを終え、8ターン目のドローをすると、
40-5-5-8+1-21=2
先ほどはトリガー3枚で山札4枚だったが、こちらはトリガーを踏まずにゾメンザン以外は全てドロー系の堕呪を唱えたにもかかわらず、山札を残しながら3連ガリュミーズが可能となった
(本当はゾメンザン入る前より山が残る!って書きたかったけどギリギリ届かなかった、山が残せるようになったことは伝わってるよね?)
当然だがカージグリやエアヴォ等のトリガー堕呪を踏めばその分山札消費を抑えれるし、最悪ギャプドゥを踏んでもカージグリ等を手打ちできるようになるのでそれでも山が残りやすい
カフェイン飲んで書いたので間違ったこと書いてるかも
なんかあったら教えてください、質問もあれば返します
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?