㊃うるさすぎるジェラシー
どもども、未成年です。成人してます。
まあしれっと書いていこうと思います。毎度ながら音楽知識などの話は出来ませんのでご容赦ください。
前回が長文な上堅かったので今回は馴染みやすいようにフランクに書いていきます。
今日の曲はこちら。
うるさすぎるジェラシー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm32037509
作詞曲:SLAVE.V-V-R
もうね、タイトルが良いでしょう?
心の中でふつふつと、どこからか湧いてくる"独り占めしたい"。"大好き過ぎて大嫌い"みたいなじりじりとした感情。いや全然嫌いじゃないんだよ?だって大好きなんだもん。でもなんか心の中は犇めき合っていて、そわそわというか、どきどきというか、むずむずというか、じゅくじゅくというか、そんな感情。こんなんもううるさすぎる。うわああああああああってなる。
胸の高鳴りという範囲を超えた嫉妬。貴方が何をしていても目で追ってしまう。誰かと話してほしくない。違うの、話してもいいんだけどね、誰かと話したぶん私とも話して。みんなと仲良くしているのもいいけど、私とはもっと仲良くして。あふれ出す欲求。嫉妬していると白地にしてしまうのはわがまま言ってるみたいで嫌だ。わがまま言ってるみたいで嫌だっていうわがまま。なので心の中を閉じ込めて蓋をする。蓋の隙間からあふれ出す欲求。自分の中に閉じ込めようとするから、なおうるさすぎる。音漏れがひどいジェラシー。
っていうのが一瞬で読み取れる神タイトル。読み取れるんですよ。読み取れますよね・・・?
まあ上のはなんの纏まりもない酷いものですが、それでもこの纏まりのなさが「うるさすぎるジェラシー」らしさではないかと思いますので、このままで。
で、曲の話。
歌と曲が一緒に始まるんですけど、ここの一発目が、
蔓延る 焦燥と 瞬間の ジェラシー
いきなり始まる事で焦燥感が強く表現されています。この焦燥が蔓延っちゃってるんです。つまりこの曲の雰囲気を全体的に醸し出し、蔓延っているのは焦燥感なんです。
で、この詞を言い切る前に食い気味に、伴奏が派手やかに華やかに、速く慌ただしく入ってきます。まさに焦燥そのもの。
割とオシャレな曲調にも関わらず騒がしさを演出することに成功しているんですね。そしてこの焦燥感、Aメロではハラハラとしているだけのものなのが、Bメロで"死ぬ"という言葉を連呼しながら盛り上がっていき、サビで爆発するんですね。曲の展開としては定石ですが、段々と焦り、苛立ちが増していく感覚を示すにはやはり一番良かったのではないかと思います。
1番が終わると間奏"すごくいいピアノソロ"に入ります。爆発した後に落ち着きます。人間も同じです。で普通にすごくいいピアノソロです。
この落ち着いた場所を抜けると、また何か胸中ハラハラしているのか、今度は詞に入る前から盛り上がり始めます。そして2回目のメロが短いんです。なんならもうBメロとくっついて一つのメロになっているというくらいの焦燥感。"死ぬ"を連呼して、1番では無かった"間"が一瞬入ります。この"間"は当然落ち着いたのではなく、心を落ち着かせた、または落ち着かせようとした場所です。
この"間"で溜め込むから、いざ2番サビでの爆発が効果を発揮します。
しかも2番サビから更にもう一回サビを重ねて、心の中のうるさすぎるジェラシーを具現化しています。焦燥の塊。嗚呼ドキドキハラハラグジュグジュ。
ラスサビ、最後の詞で叫んだ後にまだまだ渦巻いている胸中を徐々に落ち着かせるような後奏が入ります。まだまだ静まらないけど、無理やり静めます。
なので、綺麗に曲をまとめ、終えたように思えますが、余韻として一つの低音が最後まで糸を引きます。この心の中はどうしても静めきれないんでしょう。
詞に関しても、全体を通してジェラシーのことについて言っているので、詞も読みながら聴いていただけるとわかるかと思います。
一応なのですが、ちゃんとオシャレな曲なので楽しく聴くことができますよ。こんなん考えないで聴いてもめっちゃ良い曲なんで聴いてみてください。
また読んでいただいてありがとうございます。
それでは。
三ツ矢サイダーが飲みたい。
うるさすぎるジェラシー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm32037509
作詞曲:SLAVE.V-V-R
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