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㊀iDOLLA

はじめまして。未成年という名前です。

土佐日記ばりに「皆もしているnoteというものを、僕もしてみようと思ってする」という感じです。

取り敢えず知識はないので、「この曲が好き」という気持ちしか乗っていません。更にかなり長くなってしまいました。しかも文章のみです。こんなんで宜しければ見てやってください。


一先ず「一番好きな曲を」と。


iDOLLA【GUMI・Appendミク オリジナル】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9467875

作曲:Treow(逆衝動P) 作詞:緋翠 零&喜多嶋時透


では、ゆったりと行きましょう。


この曲、まず「動画説明文や歌詞、動画内の英文の解釈」の部分で非常に深みがあり、そこを含めて僕は"一番好きな曲"と言っているのですが、
作詞者の方が自分なりの考えをまとめているので、ここでは敢えて少しだけに留めます。


動画説明文より抜粋
[idol]の歌声を夢見た 哀れな[doll]のイドラ。
"そのパーティーをぶち壊せ。"


この文の一行目で分かる通り、この曲の第一のテーマは「憧れ」。

で、二行目。パッと見ではどう結びつくのだろうという印象ですが、曲を聴いて僕はこう感じました。第二のテーマは「諦め」です。

そしてこの「憧れ」と「諦め」は別の言葉に置き換えることができます。
」と「現実」です。
更に、「憧れ/夢」の方を極めて"後ろ向きに"捉えているのが特徴で、
この曲の詞を要約すると、

「夢ばかりを見ていないで、現実を見て動き出せ。」

という感じです。

これを踏まえて、良ければ一度聴いてみてください。


さて、詞はここまでにしておきます。次は曲について。こっちが長い。
楽器の名前や進行やその他、全く分からないので具体性に欠けることをご了承ください。


まずイントロから、惹き付けられるサウンドが広がります。
これから楽しくなるような、不安になるような、「ジェットコースターが動き出してすぐ」のような感情がまず開始10秒そこらで沸き上がります。

開始早々に弦楽器の低い音、その数秒後にピアノ系の高い音、そして一瞬入るシンバル、20秒過ぎたあたりから鳴り始めるドラム、など、どれも「ワクワク」を助長させる要素たっぷりで、イントロの40秒があっという間に過ぎて行ってしまいます。

Aメロではその「ワクワク」を残しつつ格好良い音。そしてAメロ終わり際で、もう盛り上がっていき、もう「シャウト」するんです。これと一緒に楽器たちもジャンジャン盛り上がり少し間奏に入ります。ここの間奏がもう格好良すぎる。

そしてまたAメロで入ります。先ほど叫んでいた場所をうまく落としてBメロに入るわけですね。

Bメロの後半部では「サビのメロディを使い」Aメロで落ちたテンションを上げていきます。

Bメロが終わるとまた間奏に入ります。ここではイントロと同じような「ワクワク」感を出すため、また先ほどよりも静かな音になります。本当に緩急の付け方がおかしいくらいに上手い。

間奏が終わるとまたBメロが流れます。先ほどと同じように「サビのメロディを使い」盛り上げていきます。で、終わり際、コーラスのような小規模な「シャウト」が入ります。そして、また間奏に入ります。

ここでまた「ワクワク」感を演出してくるわけです。歌の時より静かになって。現状、「イントロ→A→間奏→A→B→間奏→B→間奏」ですよ。次は何が来るんだろうと、もうこの曲に聴き入ってしまうわけです。

そして次は何が来たかというと、Cメロです。新しいことが起きるんです。ここで「オーディエンス」が入り、曲を盛り上げていきます。未だ来ていないサビと同等程度に盛り上がる部分でして、展開がガラッッッと変わります。どこまでをCメロとするか微妙ですが、今回はここの「オーディエンス」が入る場所を全体的にCメロと呼びます。

ライブ会場、パーティー会場のように、歌に対して「オーディエンス」が掛け声を出します。一緒に声を出したくなること必須の、非常に盛り上がる部分、盛り上げていく部分です。間奏での何が来るんだろうという「ワクワク」とは全く違う、一緒に盛り上がらなければという「ワクワク」がここで起こります。なんて楽しいんだ、と、そんな気分になります。音もずっと盛り上がっていき、まくし立てて行き、最高潮に達したところで、また静かになり間奏に入るんです。落とし方が凄まじい。

で、今出した二つの「ワクワク」が混ざり合うんです。"盛り上がらなければ!""次はどう来るの?"と、様々な心持ちを抱えての間奏。よもや「ゾクゾク」に近い感覚かもしれません。

ピアノのみで始まったここの間奏は、徐々にクラップが鳴り響き始め、ドラムが響き始め、熱を増していき、音を増していき、盛り上がり続けます。そしてあっという間に50秒が過ぎ、その勢いを乗せて、「ワクワク」を極限まで高めてからサビに突入するんです。

サビに入った瞬間の感動は計り知れません。初見時は鳥肌がおさまってくれませんでした。盛り上がった勢いをそのままサビへ、綺麗に、力強く、気持ちよく入っていくんです。「ここを迎えるために聴いていたんだと思えるほどの見事なサビ」。「ワクワク」を裏切らないんです。素晴らしい。

そして、ラスサビが終わると「オーディエンス」達のコーラス&クラップで締めくくります。盛り上がった勢いを捨てず、最後にハイになりすぎず、「ワクワク」の余韻を楽しむ事ができる。最高の締め方なんです。

ここで再生時間を見て、思わずびっくりしてしまったのですが、この曲、約7分もあるのです。全く長く感じず、気持ちよく聴けるのでやはりすごい曲なんだろうなぁ。


・・・と、長くなってしまいました。
こんな単調な文章を読んでくれた方がいらっしゃったとしたらありがとうございます。

気になった方は是非聴いてみてください。


iDOLLA【GUMI・Appendミク オリジナル】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9467875
作曲:Treow(逆衝動P) 作詞:緋翠 零&喜多嶋時透


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