㊆僕らの街に愛が降る夜だ
どもども、未成年です。成人してます。
ちょいと曲の構成の話になりまして、まあAメロだBメロだサビだって言うヤツなのですが、今回はこっちの話もするけどメインではないです。
メロ以外の所でも構成について語れる部分ってのはありますよ、っていう話です。
よかったら見てやってください。
今回はこの曲。
[GUMI] 僕らの街に愛が降る夜だ / TOKOTOKO(西沢さんP)http://www.nicovideo.jp/watch/sm30920751
作詞曲:TOKOTOKO(西沢さんP)
とにかく最初に、この曲ね、本当に大好きなんです。それだけ。
えー、とりあえずわかりやすく構成を書いていきます。
(サビメロから入る)イントロ→Aメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏
→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→落ちサビ→ラスサビ
Cメロ等もなく、比較的わかりやすい構成になっています。これはこれでストレートで良いですよね。詞がストレートな楽曲は曲の方もストレートだと超ストレートで聴いてて心地よいものです。
ところで今回この曲で話したいのは、ほんの1箇所だけ。
つまるところ、上記のBメロ→サビの部分のみ。です。
まず1番のBメロ→サビについて少し触れます。1番ではサビ前に"溜め"が入るんです。これからサビに入りますよ。みたいな準備の役割を果たしてくれています。
で、2番のBメロ→サビ。ここでは前述の"溜め"が入りません。なんて不親切。これからサビに入りますよ。という先ほどの合図が2番ではなされないんです。ただ、これが良いんです。
その理由は詞を見ればわかります。
寂しい夜に、眩しい朝に君がいてくれたらなぁ
下心なんてさ…まあちょっと見逃して欲しいよ
以上が2番Bメロの詞です。特に下段に注目で、"下心なんてさ...まあちょっと見逃して欲しい"んです。
つまり、サビ前の"溜め"を無くして、敢えてBメロとサビを直結させてしまうことで、この"見逃して欲しさ"を如実に表しているというわけなんです。
これで1番も"溜め"がなかったら、のっぺりと歌が続くだけの曲になってしまうのだと思います。が、1番と2番で差をつけることで、曲にも詞にも深みが生まれるんです。
これが最初にお話しした、メロ以外の所での構成のお話しです。今回は"溜め"と"差"について。
よかったら1番と2番の差を実際に聴いてみて、この"見逃して欲しさ"をみんなも是非堪能してみてください。
それでは。
[GUMI] 僕らの街に愛が降る夜だ / TOKOTOKO(西沢さんP)http://www.nicovideo.jp/watch/sm30920751
作詞曲:TOKOTOKO(西沢さんP)
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