ビジネスマネジャー【独学合格】

■概要公務員試験とか受けてたのでしばらく検定の受験を自重していたんですが、僕にとって検定は息継ぎのようなもので、やはり定期的に受けないと窒息してしまうことに気が付きました。大切なものは失ってから気づくのです。シャークテイルの主人公も言ってました。
····ということで。我慢できずにビジネスマネジャーを受けてきたというわけです。2016年から始まった商工会議所の資格で、中間管理職の方々が習得すべきマネジメントスキルを総ざらいできるという試験です。概要的には経営学の経営組織論やモチベーション理論、競争戦略論辺りにくわえて細々とビジネス上で最低限必要っぽい法律知識を問われる感じです。

■勉強勉強時間:5~6時間参考書:テキスト&問題集、過去問
今回は特に初学という訳でもなくて、一応2年前に中小企業診断士という資格の企業経営理論を科目合格しています。あと、経営学の基礎に関しても、公務員試験でちょこっと勉強していたので、前提知識はそれなりに積んだ状態から勉強開始となります。要はくそ楽勝でした。
最初にとりあえず過去問を1年分解いたところ、なんとこの時点で合格ラインを超えてしまいました。
勉強終了と言いたいところですが、それでも普通に全く知らない知識を問われた部分があったので、一応テキストで補強します。エゴグラムってやつですかね。
なんかのネット診断で見た単語な気がしますけど、名前しか知らなかったので周辺の用語を押さえておきます。
1日でテキストをオラオラ読み飛ばしたら、あとは試験日まで気が向いた時にのんびり過去問に取り組みます。
恐らくですが、毎回毎回似たよう論点が出るので、ジョハリの窓を覚えて2点、PPMを覚えてまた2点というふうに、テキスト内容を覚えれば覚えるだけ点数は伸びます。そうした暗記作業を合格ラインである70点を超えるまで繰り返すだけです。中には政府の白書を読まなければ分からないような難問も混じってますが、それが解けなくてもボーダーを超えるにあたってはなんの問題もありません。
まあ粗方覚えたし言うて80はいったろ、とそんな余裕綽々といった調子で試験日を迎えることになりました。
■試験今回の試験会場は明治大学駿河台キャンパス。試験の開始時刻も午後からだったので、スロースタートでのんびり会場に向かいます。
検定のHPの情報では、受験者の年齢層としては社会人が9割5分で、僕のような学生は5%程度しかいないとのことでしたが、実際は1~2割はいそうかなという印象でした。いや嘘。わかんない。私服だと人の年齢わかんない。でもそれだけ若そうに見える人間が多かった。
試験開始とともに頭からガツガツ解き始めます。この試験は割と事例問題が多いんですが、最近の時流に合わせてなのかIoTの活用や働き方改革云々みたいなネタが多かったように思えます。タイムリーですね。教科書に載ってないようなものもちょくちょく出てきますが、仮に知らない内容だとしても、まあ常識的な判断である程度選択肢は切れるでしょう。なんだかんだ50%は受かるテストです。強気でいきます。
ビジネスマネジャーは試験時間30分経過したら途中退室が可能となりますが、元々が2時間の試験なのでそう簡単には終わりません。周りを見渡すとまだ、誰も席を立つ様子はない。誰よりも先に出てやると一人タイムアタックに突入し、48分で解き終えると共に挙手し、見事最速退室を決めます。これで社会人諸君には甚大なるプレッシャーを与えられたことでしょう。試験を諦めて適当に塗り絵した敗残兵にしか見えない了解。
■結果TACの解答速報で自己採点したところ、85/100でした。マークミスしてなければ危なげなく合格です。いやー半年ぶりの検定試験でいいリハビリになりました。対戦ありがとうございます。

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