派遣法改正2020
令和の派遣切り
たぶん今年の4月から。
同一労働同一賃金。これが原因になる。
同じ働きをしたら、同じ給与じゃないといけないよね?ってやつ。
これ、かなり凶悪で、派遣社員でこの会社2年目~とか10年目~とかっていう状態だと、年数に合わせて給与も引き上げになる。
具体的には2年目は110%、10年目は200%って言った具合。
今までいい付き合いしてて、何年も契約を交わしてた人もこれで切られるんじゃないかな。
知ってるとこの派遣会社では営業も、管理職もまだまだ分かってないみたい。
あと3か月しかないけど。どう対応するのやら。
派遣元の会社にもよるけど、正社員にしてしまった人員は対応するけど、契約社員はフリーランスに契約変更して同じ単価で売りこむという手段を考えているところも。
だって、外部発注したり、出向社員を出してくれる会社と契約したほうが人件費下がるからね。派遣会社はあの手この手で対応しなきゃいけない。
派遣先の企業のほうは青田買いを始めてる。改正前に安く囲い始めた。
改正後だと、例えば3年目なら130%の給与が支給された状態で年収交渉だから、そうなる前に新卒の採用の年収で交渉して雇用可能な人を紹介予定派遣などで引き入れてる。
派遣法とか自分の働く上で必要な情報を知らずにいる人たちはこの話にのっからないでおくと、たぶん一気に切られる。
ちょっと知ってる層も、中小企業は2021年からでしょ?うちの会社は110にんだから中小だよ?っていう人も考え直してほしい。
業種によって、中小企業の定義は異なる。ゲームだと、情報サービス業というサービス業に該当する。サービス業だと100人以上が大企業になる。
ちょろっと調べた感じだと、派遣会社が提携している企業はだいたい100人前後の企業が多い。企業の形態として、資本金を参照に提携しているのかと思ったが、もしかしたら大企業をターゲットにしているのかもしれない。
とにかくこの改正で大きく働き方は変わることになると予想。
完全にアメリカ式の実力主義の社会になる。
下積みをさせてもらうために、単価を低くしてとりあえず雇ってもらえればっていう、派遣会社の考えはもうできない。
個人個人が現場の技量に合わせていかなくちゃいけない。
デザインの下積みをできないで技量に合わせてとなると、これからの子たちはどうやって生きていくか。
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