あの日の佐藤景瑚を忘れられない

【注】記録用note

 私は未だに、佐藤景瑚を生で見たあの瞬間を忘れられないでいる。


 少し前に#/あなたのJO1はどこから というハッシュタグをTwitterで見かけた。

私のJO1がどこからなのかと聞かれれば、それはきっと初めて生で佐藤景瑚を見たあの横浜のファンミーティングでだと思う。

プデュ沼の始まり

  元々オーディション番組がすきだった。
たぶん今考えれば、頑張っている同年代の人たちを応援するのが好きだったんだと思う。一緒に夢を追いかけているようだったから。私には経験出来なかったキラキラを経験している人たちだから。

初めて見たのはproduce48。プデュシリーズは全て見た。見終わる頃にはもうWanna Oneは解散目前だった。

そんなプデュシリーズも終わりを迎える。X1の解散とともにガラガラと音を立てて崩れていくような感覚を覚えた。まだこれからだって時なのに。もう二度と完全体のX1に会うことは出来ないんだ、そう思うと涙が止まらなかった。


と、実はX1の解散は日本版プデュでデビューしたこのnoteの主人公〝JO1〟の結成日とめちゃくちゃ近い。
プエクから日プまで、一緒に見てきた友達は日プで推しが落ち、更にX1解散ときてショックを受け暫く音信不通となった後、他のグループを推すと連絡が来た。

日プと佐藤景瑚との出会い

と、時を戻してJO1が結成される所以となった「produce 101 JAPAN」について。
オーディションが始まった当初の私はとてつもなくひねくれていた。

「どうせ日本人なんて大した実力もないんでしょ」
「絶対本国のプデュには勝てん」
「一応見るけど…期待はしてない」

全てお前が言うなである


とにかく、見始めて思った。
めちゃくちゃおもろいやないか、と。
え、ヒチョンくんかっこいい……


そう、なんと私のワンピックはヒチョンくんだった。
景瑚ではないのだ。確かに初めから目はつけていたけど、ワンピックではなかったのだ。

だがしかし、ここで景瑚ワンピックに浮上する出来事が。
初めのポジションバトル「DNA」

なんだこのめちゃくちゃ華があるイケメンは。
誰だ、佐藤景瑚か。


ド肝を抜かれた。今まで韓国の高い技術力で行われるオーディション番組を見てきた中で、自然と培われてきた謎の〝高い技術力を見る目〟(絶対に気の所為)というのが画面の中に現れた佐藤景瑚によって打ち砕かれた瞬間だった。
何よりも私は以前のオーディション番組から所謂〝オールラウンダー〟と呼ばれる人を推す傾向にあった。

初めて見たproduce48ではイェナが推しだったし、produce X 101ではスンヨンが推しだった。
「なんでもそつなく、でもって全て高い基準でこなす」
そんな人が好きだった。

全て偉そうに言うなよ、という意見は大人しく心にしまっておいてください。それは私がいちばんよく分かっているので…

……と、こうして佐藤景瑚とキムヒチョンの2pickで本格的に私の「produce101JAPAN」が始まったのである。

 そうこうしているうちに、ファイナルに進むまでに色んなことがあり(気になっている子が落ちてしまったり、ヒチョン含めた韓国から来た練習生達が辞退してしまったり)私は佐藤景瑚が1pickとなり、無事にデビューを果たした。

そしてもう二度とオーディション番組は見ないと、心に固く誓った。
推しグルがこれ以上増えるのを防ぎたかったし、感情移入しすぎて心身ともに疲弊してしまっていたからだ。


JO1ファンミーティングと私


 JO1のデビューが決まり、デビューシングルを心待ちにしていた私の元に嬉しいお知らせが届く。
それが冒頭にもでてきた「JO1初の単独ファンミーティング」であった。

当時の私はもちろん、物凄く彼らに会えることを楽しみに応募をしたが、どれだけの倍率かもよく分からず、会えたらいいな くらいの温度感だった。
後にとんでもない倍率の末勝ち取った席だと知った時は震え上がったが。(しかも前から10番目の席だった)

私はオーディション番組がすきだった。
じゃあデビューしたグループは用無しなのか?
そういうことでは無い。

けど、オーディション番組のあの時の熱量というものはデビューしてからも推し続ける熱量とはまた別のものだった。
よく見かける「オーディションは見てたけどJO1は追わなくなっちゃって、でも久しぶりにオススメに出てきて見てみたらものすごくかっこよくなっててビックリした!!」というYouTubeのコメントの典型的な「追わなくなってしまった人」というのに私は該当するタイプだった。(決してバカにしているわけでもそれが悪いと言っている訳でもないことは分かって欲しい)

結成されてから、デビューするまでの間。ファンミーティングが開催されるまでの間。
決して長くはないその期間で、もう既に私の中である種の〝冷め期〟のようなものが来てしまっていた。
もちろんファンクラブには入っていたし、オーディションが終わった時はすごい熱量で「一生応援する🥺」とまで言っていたのに。
なんなら冷め期が来ているにも関わらず「JO1追わなきゃ」という考えが常に頭の中にあるくらいには好きだったのに。

そもそも「追わなきゃ」という思考がある時点でもう義務的なものになってしまっているのに。
そういう思考がどんどん腰を重くして、JO1を追うことに疲れてしまっている自分がいた。もう一度言うが決して長くはない、たった2ヶ月ほどの期間でだ。供給もそこまで多くはないこの時期に。

 そういうものを経て、遂にファンミーティング。
追うのに疲れた などと宣っておきながらしっかりファンミーティングには参加した。だって、気持ち的にはめっちゃ好きだもん。
とはいえ、ファンミーティングがある事すらもすっかりと頭から抜け落ちていて「あ、ファンミーティング!当たってたんだった!」と気づいたのは当日から約1週間前のことだった。
めちゃくちゃ楽しみにしていたのに当たらなかったJAMの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。こんな中途半端なやつが当たって、見に行ってしまってごめんなさい。
今では熱狂的JAMだから許して欲しい。

 とにかく精一杯オシャレをして、ひとり横浜へと足を踏み入れた。当時の彼氏(今は旦那となった)も一緒に日プを見ていて、手作りの景瑚のスローガンと旦那の推しである碧海のスローガンを持ち会場入りした。
せっかく当たったんだし、今まで一生懸命応援してきた景瑚を生で見れる滅多にないチャンス。
もうとにかく楽しもうという気持ちだった。

会場にはたくさんのファンからのフラワースタンド。
列に並んでいるJAMを見て、あぁこんなにたくさんの人から応援されているんだなとオタクによくある特有の〝お母さんスイッチ〟が入ったりなんかしちゃって。
会場に入った瞬間からワクワクしていたのを覚えている。
あ、あと「この会場に景瑚がいるのか…めっちゃ息しとこ。なんかいい匂いする気がする」というキモオタ人格もログインしていた。
オタクあるあるだと思います。

 こうして始まった私のJO1ファンミーティング。
会場が暗くなりJAMの悲鳴に近い歓声が響き渡る中、登場するJO1。
youngのイントロが流れ、彼らが踊り出す。そのファンミーティング中、私の視線は最初から最後まで永遠に佐藤景瑚に釘付けだった。

改めて、華があるってこういう事なんだ、と強く思わされた。オーディション中に感じていた佐藤景瑚を推す理由となった華のある存在感のようなものが確かに目の前にあった。
同時に同じ人間なはずなのに、人ってこんなふうに輝けるんだと衝撃を受けた。
ファンミーティング中に感じたあの衝撃と感情はきっとこれから先も言語化することなど出来ないと思う。というか出来ないであってほしい。
それほどに私は佐藤景瑚しか見ることが出来なかった。

この時間が一生終わって欲しくないと思った。
ずっとこの目で佐藤景瑚を追い続けていたいと強く思った。もうただの限界オタク。そう、私は語彙力をなくしたただの獣のようなオタクだった。まだ理性を保ってステージ上に乗り込んで景瑚を抱きしめなかっただけ良しとしてもらいたい。本当にごめんなさい。

 ただきゃあきゃあ言って、隣の席にいた名前も知らないJAMと手を取り合ってはしゃいだあの長いようでとても短い2時間程の時間。
ファンミーティングが終わり、景瑚がアムノレ(当時TikTokでZICOのAnySongを踊るものが流行っていた)をツカメに乗せて踊りながら捌けていくのを見ながら私は静かに涙を流した。

ただただ、幸せな時間を過ごした。
と同時に楽しみにしていたとはいえあんな中途半端な気持ちでこのファンミーティングに望んだことを酷く後悔した。
そして 

私は一生佐藤景瑚を推し続ける人生を送る

そう強く決意をした初のJO1単独ファンミーティングだった。


「次はいつ会えるの」

 ここまで長々と3500文字強
まだ足りないけど、私の佐藤景瑚が好きな気持ちはそう簡単に言語化できるものではないのでまぁ妥当な数字だとは思う。半分くらいなんか関係ない話していた気もするし。

ファンミーティングが終わって、デビューシングルから今まで全力でJAMをしてきた私がまず言いたいこと。

それは、佐藤景瑚に限らずJO1は生で見たら絶対に好きになるということ。

これまで2回のオンラインコンサートを行ってきたJO1だが、今まで1度も会えたことの無いJAMもいると思う。
もうほんとにJAM全員に会って欲しい。ヨントン?そんなの比べ物にならないくらい、リアルで会うJO1はホントにやばい。正直ヨントンは当たったことないのでめちゃくちゃ羨ましいんだけど。

 11月に遂にやっと、オフラインでコンサートをやりますね。行ける皆さんはぜひ楽しんできてください。当たらなかった人たちも、まだあるから諦めないで応募しましょう。
そして行けることとなった暁にはぜひ一瞬でもこのnoteを思い出して佐藤景瑚を目で追ってみてください。
会場を出る頃、貴方はきっと立派な「景瑚JAM」となっている事でしょう。

かなり景瑚贔屓で話している部分はあるのですが私が景瑚JAMであるということを加味した上で読んでいただけたら幸いです。勿論ほかのメンバーも死ぬほどかっこよかったよ、皆顔が小さい…

 私は愛知県に住んでいるということもあり、ワクチンは2回打ったけどやっぱりJO1のコンサートでコロナを出す訳にはいかないという判断の元、泣く泣く…ほんとに泣く泣く(行きたいと泣き叫んで旦那に迷惑をかけた、その節はごめん)応募は断念しました。めちゃくちゃ行きたかったのに…ほんとに悔しい。コロナぶっ〇す。



最後に

 ここまで長々とありがとうございました。
一応記録用noteとはいえネットに載せる文ということで誰が読むかは分からないので色んなところに配慮をしたつもりですが、もし読んだ方を嫌な気分にさせてしまったのなら謝ります。ごめんなさい。

あとは佐藤景瑚くん。
有り得ないとは思いますがもしこの気持ち悪い愛を書き綴った駄文を読んでいるのならすぐにブラウザバックしてください(今言うな)(遅い)
貴方に合わせる顔がありません。
それでも私は貴方が大好きで、一生JAMとして傍で応援し続けるということを分かっていてもらいたいです。


私はJAMとしてJO1を推し続けることに幸せを感じています。
私をJO1と、そして佐藤景瑚と出会わせてくれてありがとう。愛しています。

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