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「GPT-4o」が無料解放!回数制限は?文字数は?Web検索、画像生成、GPTs、Pythonは使える?【徹底検証】

(※2024年5月18日現在の情報です。アップデートされるので注意)

ChatGPTの最新モデル「GPT-4o」が、ついに無料プランでも利用可能になりました!

しかし、無料プランの場合、利用回数に制限があるようです。

そこで今回は、無料プランにおけるGPT-4oの利用可能回数や待ち時間、一度に処理できるテキスト量、画像アップロード枚数、そして気になる新機能の利用状況などについて徹底検証します。

無料プランと有料プランには、どのような違いや制限の差があるのでしょうか?GPT-4oを賢く使いこなすための情報を、ぜひ手に入れてください。

【要点】
・無料プランでは、GPT-4oの利用は〇回まで
・無料プランでは、一度に処理できるテキストは〇文字?
・無料プランはGPTsやWeb検索を使えるの?
・無料プランの画像アップロードは一度に〇枚まで?
・新しい音声会話はもう使えるの?

まとめ表

※以下のVoicyの放送のAI文字起こしをもとにAIで記事化したものです。

第1章 ChatGPTの無料プランにGPT-4oが公開

ChatGPTの最新モデル「GPT-4o」が、ついに無料プランでも利用可能になりました。GPT-4oは、自然な文章での会話や、高精度な文章生成、そして高速な処理速度が特徴です。OpenAI社の発表によると、GPT-4oは画像認識機能も大幅に向上しており、画像・音声・テキスト・文章を一つのモデルで統合して処理することができます。

驚くべきことに、OpenAI社は世界中の無料プランユーザーにもGPT-4oを提供すると発表しました。これまでの最新モデルは、有料プランでしか利用できませんでしたが、GPT-4oは無料プランでも使用可能になります。これにより、無料プランのユーザーも、最新の高性能モデルを体験することができるようになりました。

ただし、無料プランでのGPT-4o利用には制限があります。連続で使用できる回数に上限があり、一定回数に達すると、しばらく利用できなくなります。その場合、下位モデルであるGPT-3.5での会話になります。また、一度に処理できるテキスト量にも制限があります。

GPT-4oの登場により、無料プランのユーザーにとっては、最新の高性能モデルに触れるチャンスが広がりました。一方で、OpenAI社としては、無料プランでの利用制限を設けることで、有料プランの価値を維持しつつ、多くのユーザーにGPT-4oを体験してもらう戦略をとっているようです。

第2章 利用回数の制限

無料プランでGPT-4oを利用する際、連続で使用できる回数には制限があります。検証の結果、約10回連続でメッセージを送信すると、GPT-4oでの回答は制限に達し、しばらく利用できなくなります。その際には、「回数制限に達したのでしばらくお待ちください」といったメッセージが表示され、下位モデルであるGPT-3.5での回答しか得られなくなります。

制限解除までの待ち時間は、画面に表示される時間よりも短いことがわかりました。表示では数時間から翌日まで待つよう案内されますが、実際には数十分から1時間程度待てば、再びGPT-4oを利用できるようになります。この表示のずれは、バグや時刻設定の問題である可能性があります。

無料プランでも最新モデルを利用できるようになったことは喜ばしいですが、あまりに多用すると有料プランの価値が損なわれてしまいます。そのため、OpenAI社は無料プランでの利用回数を絶妙なバランスで制限しているのだと考えられます。

また、制限解除までの待ち時間は、GPT-4oへの同時アクセス数によって動的に変化する可能性があります。世界中のユーザーがGPT-4oを利用している現状では、10回の利用で約1時間の待ち時間が発生していますが、今後は混雑状況に応じて変動するかもしれません。

無料プランでGPT-4oを賢く活用するには、利用回数の制限を意識しながら、適度な間隔をあけて利用することが重要です。

第3章 文字数制限

無料プランでGPT-4oを利用する際、一度に処理できるテキストの量にも制限があります。検証の結果、日本語で約5,000文字までのテキストを一度に処理することができました。5,500文字から6,000文字のテキストを送信すると、「一度に処理できるテキストの量を超えています」というメッセージが表示され、送信できませんでした。

一方、有料プランではこの制限がかなり緩和されています。有料プランでは、2万文字のセミナーの文字起こしを送信しても、問題なく処理することができました。つまり、有料プランでは数万文字以上のテキストを一度に処理できるということです。

無料プランと有料プランでは、同じGPT-4oを利用できる点は変わりませんが、一度に処理できるテキスト量に大きな差があるということは覚えておく必要があります。有料プランであれば、長いセミナーの文字起こしを送信し、構成の改善や誤字脱字の訂正、要約の作成、ゼロからのレジュメ作成などを一気に行うことができます。無料プランでは、5,000文字程度に収まる範囲で、議事録のまとめやビジネスレポートの作成などに活用するのが良いでしょう。

文字数制限は、無料プランユーザーが見落としがちな違いかもしれません。GPT-4oを活用する際は、利用目的に応じて、無料プランと有料プランのどちらが適しているか判断することが大切です。

第4章 画像・ファイルアップロードの制限

無料プランでは、画像やファイルのアップロードにも制限があります。検証の結果、無料アカウントで画像を3枚程度アップロードすると、それ以上のアップロードができなくなります。ただし、15分ほど待てば、再びアップロードが可能になるようです。つまり、画像のアップロードには、チャットの利用回数制限とは別の制限が設けられているようです。

GPT-4oの画像解析機能は非常に高精度で、これまでのバージョンでは苦手としていた日本語の文章の読み取りも、かなり改善されています。レシートや伝票などの写真から文章を正確に抽出できるようになったため、様々な場面で活用できるでしょう。

例えば、スマートフォンのアプリにChatGPTを組み込んでおけば、外出先で気になったものを撮影し、その場で質問することができます。旅行先で看板の英語が読めない時も、写真を送るだけで翻訳してもらえるかもしれません。

PDFファイルのアップロードも、画像と同様に2~3個までは可能ですが、それ以上は制限に引っかかります。15分ほど待てば再びアップロードできるようになります。つまり、1回目の質問でファイルをアップロードし、2回目以降の質問でそのファイルについて深く掘り下げていくことができるということです。無料プランでも、ファイルを活用した様々な用途に使えるでしょう。

画像やファイルのアップロード制限は、無料プランユーザーにとって少し不便かもしれません。しかし、アップロードと質問を組み合わせることで、GPT-4oを有効活用することができます。制限を理解した上で、賢く利用していきましょう。

第5章 Web検索、データ分析、GPTストア

OpenAI社の発表によると、無料プランでも様々な追加機能が利用できるようになるとのことです。例えば、Webブラウジング機能を使ってGPT-4oにインターネットの情報を検索させ、その結果を元に回答させることができます。また、コードインタプリタ(データ分析)機能を使えば、アップロードしたデータをPythonで分析し、グラフ化やパワーポイントやWordへの出力などを行ってくれます。

さらに、GPTsやGPTストアという機能も無料プランで利用可能になるそうです。GPTsは、ユーザーが自由にカスタマイズしたチャットボットを作成・公開できる機能です。GPTストアは、他のユーザーが作成したチャットボットを利用できるようにするための機能となっています。

ただし、現時点(2024年5月18日)では、これらの追加機能のうち、Webブラウジング機能以外はまだ無料プランでは利用できないようです。OpenAI社は、1週間以内に順次公開していくと予告しているので、今後の展開に注目が集まります。

無料プランでこれらの追加機能が使えるようになれば、GPT-4oの活用の幅がさらに広がるでしょう。データ分析や情報検索、カスタムチャットボットの作成など、様々な場面でGPT-4oを役立てることができそうです。ただし、公開時期や利用制限については、引き続き情報を確認していく必要があります。

追加機能の利用可否は、無料プランユーザーにとって大きな関心事です。GPT-4oの基本機能だけでも十分に活用できますが、追加機能が使えるようになれば、その可能性はさらに広がります。OpenAI社の発表に注目しつつ、GPT-4oを有効に活用していきましょう。

第6章 音声会話機能

OpenAI社のスプリングアップデート発表会では、GPT-4oの新しい音声会話機能が大きく取り上げられました。この機能は、人間と同じような自然な口調で即座に回答し、感情表現豊かに会話ができるというものです。さらに、カメラを通してユーザーの表情や背景を読み取り、リアルタイムでそれらについてコメントするなど、まるでスマートフォンの中に知的な助手が住んでいるかのような体験ができると言われています。

しかし、現時点(2024年5月18日)では、この新しい音声会話機能はまだ利用できません。OpenAI社は、数週間以内にアルファ版(先行お試し版)を順次公開していくと発表していますが、具体的な提供開始時期は明らかにされていません。

現在のChatGPTアプリには音声会話モードがありますが、それは以前のバージョンの機能であり、GPT-4oの新しい音声会話機能とは異なります。現行の音声会話モードでは、ユーザーの発言を聞き取り、文章に変換してから回答を生成し、その文章を音声に変換して読み上げるという手順を踏むため、回答までにかなりの時間がかかってしまいます。これが現行の音声会話モードの限界でした。

一方、GPT-4oの新しい音声会話機能では、聞き取り、思考、発話をすべて一つのモデルで同時に行うことができるため、会話のテンポが格段に向上するとのことです。ユーザーからの問いかけに対して、ほぼ待ち時間なくスムーズに回答ができるようになるでしょう。

多くのユーザーが待ち望んでいる新しい音声会話機能ですが、無料プランでも有料プランでも、まだ利用できる状況にはありません。今後のアップデートに期待が持たれます。

第7章 画像生成機能は無料開放されない

OpenAI社のスプリングアップデート発表会では、GPT-4oに関する様々な新機能や改善点が発表されましたが、画像生成機能については無料プランでの提供に関する言及はありませんでした。

ChatGPTの有料プラン(ChatGPTプラス)では、DALLEという画像生成モデルを使った画像生成機能が提供されています。この機能は非常に人気が高く、サービス開始当初は1回の命令で4枚の画像を同時に生成できましたが、需要の高さからか現在は2枚までに制限されています。

OpenAI社の公式サイトでは、画像生成機能の大幅な改善について言及されていました。例えば、画像内にテキストを自然に配置することや、一貫性のあるキャラクターを生成することなどが可能になるそうです。しかし、これらの改善された画像生成機能が無料プランに提供されるという情報はありませんでした。

無料で画像生成機能を使いたい場合は、MicrosoftのCopilotというサービスを利用するのがよいかもしれません。Copilotでは、1日に数枚の画像を無料で生成することができます。ただし、CopilotとChatGPTでは、同じDALLEモデルを使用していても生成される画像の特徴が若干異なるようです。

画像生成は、計算リソースを大量に消費する処理です。無料プランでも画像生成を無制限に利用できるようにすると、サーバーに大きな負荷がかかってしまうでしょう。そのため、OpenAI社としては、画像生成機能は有料プランの特典として位置づけ、利用料を支払ったユーザーに提供する方針なのかもしれません。

GPT-4oの画像生成機能は、今後さらに改善されていくと期待されます。無料プランでの利用は難しいかもしれませんが、有料プランを検討する価値は十分にあるでしょう。

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