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掘り起こし①2019.7.29

せっかく西田汐里さんをいちばんにすると決めたんだからこれまでの数少ない西田汐里さん関連の思い出はまとめたいと思ったしこれから膨大な数になるであろう西田汐里さんへの気持ちは記録したいと思った。こまめに とか、継続 だとか、全部苦手な部類ではあるがなんせ新規ハイなので。熱があるうちは暴走するに限るんだよ。

2019年7月29日、初めて西田汐里さんに会いに行った日である。
ハロプロの...というかジャニーズ以外で握手会だとかトークイベントだとか具合がわからなくて、例えばチケット配布開始時間ちょうどに行っても買えるのかとか文化の違うおたくの熱量がいかほどかとか、本当に何もわからなくてとりあえずチケット配布開始時間の2時間30分前に行った。誰もいなかった。あぁ、そういう感じ?2時間半ずっともう新しい情報は何も無い携帯見てた。途中、流れる店内BGM(BEYOOOOONDS楽曲オンリー)で当時未公開だった都営大江戸線の六本木駅で抱きしめてとGIRL ZONEの2番が流れて超興奮した。多分文化祭実行委員長の恋も2番が流れていたんだろうけど記憶にない。言うても都営大江戸線の六本木駅で抱きしめてなんて、西田汐里さんのパートである「メトロは帰宅ラッシュ」という歌詞を「メトロは地下クラス」と空耳アワーして(何を当たり前のことを.......)と思っていたし、GIRL ZONEなんて何も分からなかった。歌詞がデタラメでも最高!の気持ちになってしまう楽曲の引力のでかさ。

CD買って券を引いてそこからまた時間が空いていざ入場。前から二列目を勝ち取った。タワーレコード内のせっっっまいイベントブースでの話なので何も自慢出来やしない。入場してからイベント開始まで前の列の綺麗なお姉さんに男オタがめちゃくちゃ喋りかけてるのを後ろからただただ聞いて待った。綺麗なお姉さんは前田こころちゃん推しでかなり歴も長いようだったので勝手に萎縮したしなんか私のような新規が来てごめん.......と思った、ひとりで。新規の気持ち、久しぶりである。
初めて生で見た西田汐里さん、感想は「ちっっっさ!!!!」だった気がする。気がするというのも味気ないけど覚えていないとかじゃなくて初生西田汐里さんにドキドキしすぎて脳が壊死していた。感覚は無。

この日のメンバーは前田こころちゃん島倉りかちゃん西田汐里さん。横浜といえば何だろうね~?中華街?小籠包じゃない?という流れでチーム名が「小籠包の皮に包まれたい」に決定。ゆるすぎんか?
進行役はここが任されていて真面目さの伝わってくるポイントを抑えた上手な進行だった。でもやっぱりさりげなくアシスタントとかAパスを返していたのは西田汐里さんという印象が強い。これと言ったエピソードは覚えていないんだけどスタッフさんの指示をよく見つつトークを先導していた。
そんな痺れる仕事人な面とはまた違った(あ、この子、愉快な子だ.......)と気付かされたトークも魅力的で、何かの流れでオペラ歌唱始めたのもヤバすぎて笑ったし、ここが壁ドンしながら早口言葉!りかちゃんが相手役ね!って決まったとき「じゃあ私壁やる」とか言い出したのもマジ何レボリューションだった。しかもこれ壁ね!と差し出したのが小さなおててで壁面積世界最小で愛おしすぎたし、しおここにお熱だったので壁ドンの際しおここハイタッチになってひとりでヒェーーッて湧いた。変なところばかり脳に焼きついているけど、無人島に持っていくなら?に「お母さん!」って元気よく答えた西田汐里さんがすごくすきだった。親の保護下に置かれているのがわりと当たり前の状況である16歳という年齢で"親に保護されていること"を自覚することは案外難しいものだ。無人島に持っていくなら?と聞かれて「お母さん!」と答えられるのは親への甘えを自覚しているからならではだなと思う。甘えていると分かって甘えることと自立していると思い上がり自分の甘えに気づかないのでは同じ甘えでも意味が全く異なる。西田汐里さんの場合は完全なる前者で、16歳ながら客観的に自分を見つめていてすごいなと感心した。

握手会も具合が分からず流されまくって前から三番目とかを確保してしまい、待機場所的にメンバーがガン見える場所だったのでラッキー!とばかりにじっと見つめていたらここが私を見て微笑んでくれ(たような気がして)エッ????????と思ってワニワニパニック。とりあえずなんでもない振りして見るのをやめた。アイドルの視界に入る・認識されるというのは未だに怖い。恐れ多い。

順番は西田汐里さん→りかちゃん→ここで、西田汐里さんに言いたいこと言えたらもういっかと思っていたので逆にこの順番でよかったみたいなところはある。西田汐里さんには言いたいことが決まっていて一巡目で「初めて来ました」「ありがとうございます~♡」のテンプレやり取りを交わしたが西田汐里さんがどんな表情をしていたか記憶にない。というか見てない。なんか握った手とかは覚えてるし多分下向いてたんだと思う。人間初めての猿?いや猿でももっとがめついか.......。

二巡目では前日くらいのブログで西田汐里さんが「歌が上手くなりたい」と書いていたことを受けて「歌...すきです...」と伝えた。というかそのブログがあったから、彼女に貴方の歌がすきです!と伝えなくてはという謎の使命感にかられ、このイベントへの参加を決意したので、まじでこれが本イベント。相も変わらず西田汐里さんの表情は記憶になく手はガッツリ見てるんだけど、伝えた瞬間ギュッと手に力が入って「ありがとうございます♡いっぱい聴きに来てくださいね~♡(おててふりふり)」

.....................?!???!!!??!?

私が想像していた握手会はレスポンスに「ありがとうございます♡」だけのアイドル受け身のものだったので、なんか.......そんな.......いきなり来ると思わないじゃん.......エッ?
びっくりしすぎて顔を上げたので西田汐里さんのおててふりふりはめちゃくちゃ記憶に残ってる。おたく、ここで初めて推しの顔を見る。(最悪か?)あぁ可愛かったなあ.....................。西田汐里さんがよくやる目をキュッと細めてニコッと笑う顔、今ならばあれは愛想笑いと分かるけど私はこの愛想笑いがだいすき。この笑顔から始まったと言っても過言では無いので、今後どんな満開笑顔を見ようともそれ以上に愛想笑いに興奮してしまうんだと思う。

帰り、無理矢理連れてきた母の元へ行って興奮を伝えてしばらくした後、「.......私、汐里ちゃんがすきかもしれない.......」とこぼしたのはよく覚えている。
そういえば今思い出したけど、この時期相当メンタル病んでいて家からほとんど出ない日々を過ごしていたので、こうやって外に出ることを母はとても喜んでいた。まあこれから西田汐里さんに会うためにバカみたいに外出するようになるんですが.......。え?西田汐里さん救世主じゃん!

こんな感じで西田汐里さんとの初対面を果たした一日が終わり、「いっぱい聴きに来てくださいね~♡」のダイレクトマーケティングのカモになり、3日後は六本木にいました。

[完]

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