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茨の谷についての考察


現在の茨の谷について

今出ている情報から茨の谷は閉鎖的な国である事が予想されます。
ツイステッドワンダーランドには魔力を持たない人間も存在しています。もしかしたら割合的にはそちらの方が多い可能性もあります
マレウス実験着PS

この事から茨の谷は魔力のない人間に適応しない環境で、他国の機械技術などが入っていない国で有る事がわかります。
ただし、デュースが茨の谷でしか採れない貴重な鉱石の存在を知っている為、多少の交易がある事は推察できます。

さらに妖精族の生態について、あまり認知されていない事がリリアPSのトレイ先輩との会話でわかります。

妖精族が長寿だと知っていれば、この反応は変です…。

ツイステ世界は現ストーリーの段階では政治的には安定していて、国ごとの文化などが違えど平和条約的なモノが守られている状態であると推察されます。
NRCには色々な国や多種族の生徒達がいます。おそらく優秀な魔法士というのは国力に影響する存在です。さらに王族や王族を超える大富豪の子息まで通っています。
もし各国が政治や軍事的に緊張状態にある場合、安全面の観点からも国力の競争からも各国内ごとの魔法士養成学校を作りNRCの様な学園は存在しないと思われます(RSAにも同じ事が言えそう)
つまり私達の世界同様ある程度グローバル化されていると見受けられます。
NRCの創立時期を100年と仮定すると、少なくとも100年は政治的安定状態が続いていると思われます。
この事から推測されるのは、茨の谷という国は平和条約の加盟国であるが、技術や移民(特に魔力を持たない人間)の流入が少ない国で、一般的に知られているのは報道などで公開されている情報であり、公開されている情報も少ないのではないかと思われます。

過去の戦争について

シルバーのPSから過去に争いがあった事が、うかがえます。

おそらく相手は人間ではないかと思います。マレウスは妖精族の王子ですが、妖精族といってもその中で細分化されているのがガライベントでわかります

「妖精」とは自然エネルギー(原始魔法)と深く関連した存在だと思います。妖精の中には世界の維持に関わってる者もいます

学園内の空調管理も妖精達がしてくれています。この事から、かつて「妖精」には、人間と共存可能だった種と不可能だった種が存在したのだと考えます。共存可能と言っても、そもそも「妖精」と人間では「理コトワリ」が違う。 相互理解というよりも、同じ環境を共有する上で、お互いの性質が許容範囲内であるという事だと思います。
共存不可能だった種というのは、様々な理由が考えられますが「司る魔力が強大過ぎる」や「見た目の恐ろしさ」などから、人間からすると脅威と判定される種であったと考えます。
そして脅威というのは人間文明の発達と共に共存から排除に変わります。
豆イベにて、こんなシーンがあります。

D作品関係なく、昔のおとぎ話や神話、物語の多くでは異形や強大な力を持つ者はヴィランとして描かれ討伐対象で有ると同時に迫害対象でもあります…。
そういった共存不可能だった種の集まった国が茨の谷だったのではないかと予想します。
例えば、元々魔力濃度が濃く人間が踏み入らない場所に、そういった魔力を好む種が集まっていて、そのうち色々な所から迫害された種族が集まり茨の谷として独立した…とか。
それがマレウスの言う"闇の眷属"ではないかと思います。
そして彼らは平均的に魔力量が多い。

しかし、人間と比べれば圧倒的に数が少ないのだと思います。
争いにおいて数が多いというのは強い。
争いの末、両者痛み分けの様な形で今の表面的には安定した政治情勢になったのだと思います。もしかしたら過去にあった戦争は茨の谷の建国もしくは建国から数年後、力のある者達が集まった国を脅威とした人間が起こした戦争かもしれません。

おそらく茨の谷という国家は今でも各国から監視対象として注視されている可能性は高い…。 
リリア達から度々出てくる「国際問題になってはいけない。」と言う言葉から
茨の谷側もこの件に関して注意を払ってる様に思います。

マレウスが得意としている教科は「防衛魔法」使用可能と思われる茨の魔法も、マジフト大会で見せた山を出現?地形を変形させる魔法も外部からの侵入を防ぎ国を守るのに適した魔法です。

メモ

過去の戦争は魔法石の発見(魔法元年)より前の可能性が高い。もし後だった場合、茨の谷は国家として残っていない可能性が高い為

NRCは創立約100年ぐらいだと思われるため魔法元年はそれより前なのは確実。

過去500年の記憶を覚えてるリリアが魔法道具について話ているが正確な年代は不明。

NRCの生徒達の態度や2章のマジフト大会の様子から見て戦争は少なくとも300年以上は前なんじゃないかと思われる。マレウスは例外として、生徒達は茨の谷出身のリリア達には比較的フラット(多少近付きづらい印象らしいが)に接しているし、マジフト大会の一般客もディアソムニアに歓声を上げている。ある程度の期間平和が維持されていて一般人の認識が緩和されている事がうかがえる。


おまけ マレウスの「人の子」を考える

マレウスと監督生が初めて出会うシーンで

「人の子」とはどういった意味か。
何故マレウスが驚いているのか。
NRCには色々な種族の生徒達が混在しています。その中には見ため的には人の子と言える生徒達は何人も存在しています。つまり学園の敷地内で監督生に会った所で、見た目だけで言えば驚く必要はありません。
監督生が他の生徒と決定的に違う点は異世界の人間である事、魔力を持たない人間である事です。
マレウスであれば異世界の人間で有る事を感知する能力は有りそうですが、異世界の人間を指した表現とすると違和感があります。「人の子」というのは恐らく魔力を持たない人間を指した言葉だと思われます。 
1章にてレオナさんは

匂いによって魔力の有無を確認しています。
恐らく種族によって魔力感知が可能な生徒はいる。マレウスも感知可能だと思います。
入学式に参加している者は監督生が魔力を持たない人間だと知っています。マレウスだけが知らない情報。だから学園に魔力の無い人間がいた事に驚いたと考えられます。

ここからはめっちゃ妄想

気になるのは、魔力を持たない人間=人の子と言った事です。
本来、純粋な人間には魔力は無かったのではないかと思います。
元々魔力を持つ種族と考えられるのは獣人族、人魚、妖精族などいわゆる人外の種族。
自然エネルギー、原始魔力に近い存在だと思われます。

元ネタのG7
ハートの女王→魔法使用の描写なし 人間?
スカー→同上 完全な獣の姿
アースラ→魔術の使用描写有り 人魚
ジャファー→魔術士 人間
イヴィルクイーン→魔術使用描写有り 人間
ハデス→魔法使用描写有り 神
マレフィセント→魔法使用描写有り 妖精

気になるのは人間のジャファーとイヴィルクイーンです。この2人が使用しているのは「魔術」です。魔法ではない。
ツイステの世界でもジャファーは魔術師と表現されて、先読み(古代呪文・占星術)に長けているとされています。 そして

イヴィルクイーンも映画の中で使用しているのは黒魔術や毒薬作りといった素材の調合による方法です。潜在的な魔力の有無は不明。
魔法は使用の為のエネルギーが自分由来。
魔術はエネルギーを外部(鉱石、薬草、生物など)から取り入れ調合や術式による技術と考えます。
D作品でも魔法とは簡単に使用出来るモノではなく、ある種「奇跡」に近い形で描かれている事が多い。
そう考えると人外種族以外の生徒達はもしかしたら混血なのかもしれません。先祖の何処かで血が入った為、魔力が顕現した。
他に考えられるのは先祖の何処かで妖精など魔力の強い者からの祝福、呪いを受けている。
伝承的には龍殺しなど魔力の強い生物を討伐し血を浴びるなどが考えられます。

ここまで書きましたが、魔法石の発見により魔導エネルギーの中で生活する事によって魔力が顕現するっていうのもありえる。
その場合、マレウスの認識は人の子=魔力が無い者なので、魔法元年前から生きている事が予想されます。
うーん。もうわからーん。

お読み頂きありがとうございました。

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