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鏡の国と監督生

【鏡の向こうの夢の世界】

【ミッキーの夢と監督生の夢の違い】
ミッキー:監督生を夢の中で繋がる友達だと思っている。監督生は夢の中の住人。

「本」と「パジャマ」の発言から『ミッキーの夢物語』と繋がっている。
監督生:体感・現実として鏡の中のミッキーに会っている。夢ではない。

しかし初めてミッキーと邂逅した時のタイトルは
4章ep40夢路クロス
クロスとは交差、問題なのは『夢路』
夢路が交差しているとしたら、監督生の夢がミッキーの夢と繋がった事になる。しかし監督生は夢をみていない。この時、監督生はグリムのシッポを踏んでいる。次の日の朝グリムにシッポを踏んだ事を指摘されている事から、監督生にとっては実際にあった事なのだ。
このスタンスは現在のストーリーでも進行形。
とすると、監督生の過ごしているツイステッドワンダーランド自体が夢の世界になる。
英語で「夢の世界」は『wonderland』と訳され事もある。
「ミッキーの夢物語」の英語タイトルは
THRU THE MIRROR 鏡を通ってとなる。
作中でミッキーが寝る前に読んでいるのは
「鏡の国のアリス」英語タイトルは同様に
THRU THE MIRROR。
西から東へ移動する太陽。授業の時計の針。
「ツイチャン」で度々使われる「鏡の向こうの貴方」という表現。
ツイステッドワンダーランドは鏡の向こうの世界である可能性が高い。
監督生はツイステ世界に『魂』を召喚されている。

つまり、本体は別に有り『魂』のみが『夢』として『鏡の向こうの世界』で学園生活を送っている
ツイステのアイコンは『鏡』
プレイヤー(監督生)はツイステを開く時『鏡』に触れる仕様になっている。

【監督生とプロローグ0】

Q 監督生はいつ召喚されたのか?
プロローグ2 厳粛ブレイクにて度々指摘される
生徒の表記

耳は見えない。カリムのターバンも同様。

イデアの場合は視覚情報のタブレットだけでなく『声』が表記に含まれている。
監督生は初対面なはずの相手の情報を何処で知ったのか。 おそらくプロローグ0の戦闘

生徒達はフードを被っていない。
この戦闘はプレイヤー(監督生)が手を取った生徒以外ランダム。戦場を全体で観た時、他の生徒達もいた可能性は高い。
プロローグ1での学園長の表記は???

監督生は生徒達と違い学園長に見覚えはなかった(『空間転移』による混乱はよく有る事らしいが)グリム(仮)戦が入学式前の監督生に最後に焼き付いた『分断された曖昧な記憶』と考えられる。
戦闘の際『鏡の間』が半壊状態な事から学園に大規模な被害が出ている事が分る。

戦闘時の生徒達のステータス(全生徒共通)

*限界突破前のMAXレベル
*魔法レベル5
*バディボーナスは付くがレベル1
ここから推測出来る事

プロローグ0以降のカードは
手を取った相手含め初期値

メインストを進める際、戦闘時にゲストを選ぶ事が出来る。 サンプルとして

プロローグ1  ドワーフ鉱山最終 制服
6章 S・T・Y・X 襲撃時 制服

他生徒、服装含め大体同じ数値
この数値はメインストにおける生徒の成長を示している。学園で過ごす事での成長。
その上でプロローグ0を考えると

*レベルMAX
基本的な時間経過
戦闘が起こったのは『学年終了付近』
*魔法レベル5
6章時点でのエースの魔法レベル2が6に到達している事から超えて来た『過去』が違う
*バディレベル1
他の生徒との『協力』が無い
監督生の介入(生徒達への協力要請)が無いor監督生が存在していなかった世界線

プロローグ0のグリム(仮)はキメラ状態・オバブロ生徒の要素を持っている
【黒い石を食べてる場合】
オバブロはしたが生徒・監督生による解決はしていない。(問題点:学外でオバブロした生徒の石をどうやって食べたか)
【グリム(仮)が元々あの姿の場合】
取り込んでるのはG7の要素?
生徒達はオバブロしてない可能性が高い
(現段階ではここまでしか考えられないすみません。)

どちらにせよプロローグ0の戦闘はメインストとは違う『過去』の先にある『未来』

【監督生がこの時間軸に存在していた可能性】

チュートリアルで手をとった生徒のセリフ 
分かりやすい例だと
フロイド:今日はなにするの?オレもついていこっかな!
オルト:今日はどんな面白い事が起こるんだろう楽しみだね!
初対面の相手に対するセリフではなく、ある程度交流を持った相手に対してのセリフに聞こえる。
その後の戦闘の際、生徒達が式典服を着てる事から、終業式(プロム)的な式典、または式典服は防魔効果があり試験などで着用する事がある(ツイチャン情報)らしいので進級試験に一緒に向かった相手だと考えられる。
戦闘が『実際に』ツイステ世界で起こった事なら監督生はその時間軸の何処かで召喚され今のメインストの入学式に飛ばされた事になる。
【もう一つの可能性】
プロローグ0の戦闘が学園長or闇の鏡の『予知夢』の様なモノで、それを監督生が共有してる場合
あの戦闘は回避すべき『未来』になり監督生が召喚されたのは入学式。

Q 誰が、どの様に、なぜ監督生を召喚したか

学園は危機に晒されている。学園長はそれを回避する為の対策として『救世主』に成り得る者の召喚を闇の鏡に要請した。
それが監督生。

【監督生の持つ3つの役割】

1 猛獣使い
グリムとの関係 生徒同士を協力させる 
学園長がグリムとグリム(仮)を結び付けて考えているかは別として、グリム(仮)戦の敗因は『他者と協力出来ない事』だと考えていると思う実際バディレベル1である。

2 記録係
ゴーストカメラでの撮影 学園生活の記録
(この役割については後述)
3 主人公
『お前は物語の主人公になる』
言葉通り監督生は様々な場面で元作品の主人公の立ち回りをしている。
ゲームの設定でも『主人公』表記

ストーリー内だけでなく世界観のトリックとしてどの物語の主人公か考えると
   『監督生=アリス』になると思う。
『不思議の国のアリス・鏡の国のアリス』
今のメインストでは『鏡の国のアリス』が謎を解くための重要な鍵になると思う。

【監督生と鏡の国のアリス】

原作『鏡の国のアリス』はアリスが鏡の国に迷い込む話。
話の流れがチェスになぞらえて進行して行く。
アリスは最初、ポーン(歩兵)一番弱い駒。
それが8桝目に至った時プロモーション(昇格)してクイーン(女王)に成る。
監督生=アリスと考えた時、監督生は魔力を持たないNRCで1番弱い駒。
NRCには7つの寮。監督生はおそらく7回オバブロに関わる事になる。そして最終的にグリム(仮)と対峙する事になると思われる。
8回目のオバブロ?に関わる時、監督生はアリス同様女王に昇格するのではないだろうか。

プロローグ0

語り手は学園長、我が君とは誰なのか?
学園長のモチーフを考えればマレフィセントかイーヴィルクイーンの可能性が高い。

しかし、前述した様に危機的状況を救う為の救世主『我が君』に成り得る者を問いかけたのだとしたら『昇格した監督生』が我が君になるのではないだろうか。
レイバンもディアヴァルも『女王』に仕えたカラス

【監督生とチェス】

アリスは鏡の国の冒険を始める際、高い丘に登ろうとするが、どんなに進んでも元の位置に戻ってしまう。そこに赤の女王が通りかかりアリスは逆方向に進む事で女王に追いつく。
そして丘にたどり着きこの世界がチェス盤を模した世界だと知る。女王の助言で自分も駒として参加する事を決め白のポーン(歩兵)になる。
          ↓
プロローグ0でグリム(仮)との戦闘後、監督生は記憶を失い入学式の棺に飛ばされる。
逆方向に進んでいると言える。
そしてグリムと共に学園の生徒となり、1章で初めてオバブロに立ち合う事になる。
学園で1番弱い駒・ポーンとして参加。

4桝目アリスは眠り込んでいる赤のキングを見かける。彼はアリスが出てくる夢を見ていてアリスは彼の夢の登場人物にすぎず、彼が目を覚ませばアリスは消えると言われ否定する。
          ↓
4章の最後、監督生はミッキーと邂逅している『夢路クロス』(上記参照)
赤のキング=ミッキー?

7桝目アリスは白のキングの王冠をめぐって争うライオンとユニコーンを見物する。
2人は町中を追いかけ周った後ケーキを注文。
アリスはそのケーキを切る役目を任される。
          ↓
7章のストーリー予想として上げられるのは2つ。
1つは2章で示唆されたRSAとのマジフト大会。
王冠=優勝に変換される。
2つ目こちらが本命。マレウスの茨の谷への帰還が決まる。理由は王位継承について
(これについては後日詳しい考察あげます)
マレウスの嫌いな食べ物はホールケーキ
終曲ディアソムニアで監督生がケーキを切り分けたら面白い。

アリスを8桝目までエスコートするのは白のナイトアリスは自分の頭に冠が載っていて女王の資格を得た事に気付く。(プロモーション・昇格)そして女王の資格試験が始まる。
          ↓
監督生の8升目とはおそらくグリム戦。
決戦の舞台はプロローグ0の戦闘と同様に学年末。終業式(プロム)的な式典or進級試験だと予想する。
決戦の舞台へ一緒に向かう相手(チュートリアルで手をとった相手)はアリスをエスコートする白のナイト。
NRCで1番弱い駒・監督生達が生徒としての『資格』を証明する為の舞台と女王の資格試験がリンクしてたら熱い。

チェスの盤面でポーンのプロモーションを表す時差し替えるクイーンの駒が無い場合
1つの桝に2つのポーンが置かれる

1番弱い駒が2つ、グリムと監督生は2人で1人の生徒…。
グリムは赤の女王ポジ。しかし原作とは違い
初めから女王ではなくグリムも監督生と同じ様に
1桝1章と進む度『黒い石』を食べる事で『昇格』している。監督生と鏡映しの様に。

【グリムとジャバウォック】

グリムは監督生と対峙する赤の女王ポジだが『昇格』するのは『ジャバウォック』
実は原作「鏡の国のアリス」にはジャバウォックは出てこない。
出てくるのは『ジャバウォックの詩』というナンセンス詩、叙事詩のパロディとされている。
叙事詩とは英雄、神話、歴史などを語り伝える為の物語の事。
詩の内容は「ヴォーパルの剣でジャバウォックを退治する」という英雄譚。鏡の国の神話、歴史の様なものだと思われる。
アリスは鏡の国に来た当初『鏡文字』で書かれたこの詩を見つけ鏡に映す事で読みとる
しかし内容は意味不明。6桝目でハンプティ・ダンプティに解説してもらっている。
6章でグリムが1000年前の原始魔法クラスの呪い・祝福がかかっている事が明かされた。
グリムの過去の発言からファントムの様に封印されていた可能性は高い。グリムはツイステ世界の神話級の生物かもしれない。 
グリムについての情報が6桝目である6章で開示されたのは偶然か?
D作品実写版アリスでも原作の挿絵でもジャバウォックはドラゴンの様な姿で描かれているが、詩の中で説明されているのは
鋭い鉤爪と牙を持ち、燃える様な赤い目、ゆらゆら歩くという特徴。

グリムの炎は青いから燃える様な目ではある。
鉤爪は後ろ足。牙は鋭い。当たらずとも遠からずって感じなんだよなぁ。    しかし
『ジャバウォックの詩』には多くの『カバン語』
というキャロルの造語、合成語が使われている。例)lithe(なめらか)+slimy(粘っこい)=slithy(粘らか)
そしてこの詩には叙事詩的解釈の他にこの詩自体の解釈について人々が議論するメタ的要因から、ジャバウォックを『言語や文字を可視化した怪物』ヴォーパルの剣をvorpal(鋭い)+verval(言葉)+gospel(真理)の合成語で『真理の言葉』とする事で、無意味な事を喋るばかりの議論の場を真理の言葉で一刀両断する比喩という解釈もあるそうだ。

グリムがキメラ(合成獣)なのはグリムの昇格(ブロットの結晶を食べる)とカバン語の可視化を掛け合わせたからではないだろうか

監督生とグリムの女王への昇格は叙事詩の再現の為の進化でもある。
グリム→女王・ジャバウォック
監督生→女王・ヴォーパルの剣

【真実の愛】

ジャバウォックを倒すと言っても殺すとか再封印ではないと思う。鎮静化の為のバトルは有る。
しかし最終的な目標はグリムの『呪い・祝福』の解呪になると思う。
必要なのはD作品における最も強い奇跡   
       『真実の愛』
監督生とグリムは2人で1人の相棒。
だからこそ昇格した監督生は女王でヴォーパルの剣で『ポーンが2つ』なのだと思う。

プロローグ0ではグリムに勝てない。
今の時間軸(メインスト)で生徒達は確実に成長している。しかし不安要素を挙げるとすればメインスト内で確認できるゲストカードのグリム 
現時点でのグリム参戦は5章ep31隠密スナックが最後。

バディボーナスは『無い』
グリム(仮)に『真実の愛』を証明する為には今のメインストだけではまだ足りない気がする。 ツイステのキャッチコピー
『本当のハッピーエンドを見せてやる』
D作品がハッピーエンドを迎えるのに必要不可欠なのが『真実の愛』真心の交換。
「マレフィセント」と「クルエラ」を比較すると分かりやすい。
おそらくハッピーエンドの条件はツイステも同じだと思う。
ツイステの現時点でのストーリーの中で、明確な『めでたし、めでたし』のハッピーエンドを迎えた話が1つある。
それが「ゴスマリ」この話はチャビーとイライザ姫が『真実の愛』にたどり着いた事でハッピーエンドで締め括られた。
他のストは生徒達が本当のハッピーエンドを迎えるまでの間話(成長・活躍を描いた話)だと思う
そして生徒達の中に『真実の愛』のキーパーソンになると思われる者が3人いる。
   『カリム・ルーク・シルバー』
そして今のメインストでこの3人の深掘りはされていない。というか今のメインストで深掘りされてるのはオバブロ経験者だけなんだよなぁ。
ヴィランの『魂』を持つに至った根っこの部分が明確にされてない生徒が大半。
今のメインストが『危機』に対して『協力』を獲得するのが目標なら、次はヴィランらしい『真実の愛』友愛・家族愛(兄弟)・他者への愛を獲得するターンが有ると思う。
今のメインストでも、その先でも監督生が

   手を離してはいけないのは『グリム』

【記録者 監督生】

監督生は記録者。学園に生徒として受け入れられた際、学園長に記録者に任命されている

ツイステッドワンダーランドがハッピーエンドを迎えて監督生が元の世界に戻った後
ツイステ内で監督生が経験した事は、全記録を元にした『監督生の夢物語』という監督生が執筆した冒険記『本』になるのではないだろうか。
アニメ版『不思議の国のアリス』でアリスは
「うちに帰ったらここの事を本にかこう」と言う

プロフィールのアイコン

一見学生証に見えるけどNRCではマジカルペンが学生証を兼ねている。  
だとすると、まるで本のそで(表紙の折り込み部分)の作者紹介の様に見えないでしょうか?
そして、アーカイブ(保存記録)は『本』の形をしている。
当初シュラウド兄弟は授業時のPERFECTのエフェクトに他の生徒の様な花火エフェクトは無かった     

オルトの仕様も同様

今は他の生徒と同仕様。これはシュラウド家の『呪い』が関係しているのではないかと思う。
星願のストーリー内で言及は無い為、6章後の時間軸である星願を『記録者=執筆者』でもある監督生が『観測』した事で起こった変化だと考えられる。

【本という推定未来の為のメタ表現】

ツイステには、いずれ本に成ると考えると面白い部分がいくつか有る。

【ゲーム内マップ】

端までスワイプするとまるで古紙に描かれている様な風合いで本の挿絵の様になっている

【ブロット・マジカルペン】
ブロットとはインクなどの汚れを意味する。
ツイステでは魔法使用の際の廃棄物。
ヴィランの魂を持つ生徒達の使う力が基本『闇の力』根っこが負の感情由来の願望や欲望の力だとして、その力は世界を形創る上で必要な力だと思う。物事の発展や改革、それを成す人の原動力は綺麗な感情由来のモノだけでは無いと思うからだ
ツイステはそういう力を持つ生徒達一人一人が主役の『世界・物語』でもある。だからこそNRCの生徒達が持つのは『マジカルペン』物語を綴る為の『ペン』なんだと思う。

【オバブロ】
ファントムの頭はヒビの入ったインク瓶、術者はインクに汚された姿になる。

自壊してしまう程の負の感情の爆発・危機的状態=物語の執筆継続不可な危機的状態

【グリム】
前述した様にグリムにジャバウォックのメタ的要素『言語や文字を可視化した怪物』が入っているとしたら、これ程『物語』の危険存在に相応しいモノはいない。
そして、その存在のハッピーエンドを描けるのは『真理の言葉』を使う『執筆者・監督生』になる。

監督生の冒険が『本』に成った時
ツイステワンダーランドが在ったから『本』に成ったのか
『本』が在ったからツイステワンダーランドが成ったのか
という不思議な『アリス』らしい物語に成る様な仕掛けになってるんじゃないかな。


ここまで長い妄想こじつけ考察をお読み頂きありがとうございました。
ツイステ6章後編が明日に迫り気持ちがふわふわしております。
私はツイステ世界には大きな仕掛けが『3つ』(今のところ)あると思っていて1つ目が『いずれ本に成る世界』2つ目が『鏡の国のアリス(鏡の世界)』3つ目が『鏡の世界(今のメインスト)自体が本物のツイステッドワンダーランドの鏡映しの世界』というわけわからん考えでして、いつか3つ目もまとめたいと思っております。
6章完結怖いけど楽しみです。
本当にお読み頂きありがとうございました。

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