#24 母の母が死にました

つまりは母方の祖母が死んだわけですが、それはそれは大変でした。

周りの大人や親族の対応もなんだかなぁと言う感じだったので大変だったのは当たり前な気もするのですがなかなか可愛そうでもありました。

施設にいた祖母がなくなったとの連絡を受け、母は死ぬわけがないと大変取り乱していました。

もう老衰ですと病院からこれ以上処置できませんと言われていたのですが、やはり死が受け入れられないようで本当の母か司法解剖してもらうだのこの前まで元気だっただの。

棺桶の祖母に心臓マッサージをしてしまったり勝手に身ぐるみを剥がしてしまったり。

なんだかんだありましたが現在は落ち着きました。

私は初めて警察の人と話したり、叔父と話したり母をなだめたり周りの動きを見ながら動いて。そして家族3人はなるべく家を開けないように誰かしらは家にいるように務めたり、祖母を探しに行くと家を出た母に付き合ってみたりしてきました。

そして親族の、と言っても弟家族と3人くらいしかいませんが小さなお葬式が行われました。

なにが正解だったのか分かりませんが、母は今は落ち着きました。
これまで散々母に四苦八苦してきた私達家族は「やっぱりね」という展開でしたが、しばらくあっていない母の親族は驚愕していました。そして免許がどうのこうの、病院がどうのこうの、ここまでだと思ってなかっただの、思い思いのことを言っていましたが「それができたらもうしてるよ〜」に限るという感じです。それ以降の接触も連絡も私にはないですし。

私からしてみると祖母の介護の影響やストレスで統合失調症になったと思うので、あんなに苦労させられていた祖母にそんなに死んでほしくないものかと思いました。
老衰と言われて死ぬなんてこれほど幸せなことはないとおもうのですが。
でも私も母が死んだら悲しいのかなとか、考えましたが正直良くわかりません。

さらに踏み込んで言うなら、これまでのよかった思い出とか母に産んでもらい育てられた思い出が昨年ぐらいで母にこれまで苦労した思い出のほうが勝ってしまったと感じているからです。下手すると肩の荷が降りちゃうかもしれません。

今もし私が死んでも母が死んでも「よく生きたな」としか思えません。

かと言って死のうと思うほどメンタルを病むタイプでもなかったようで今死にたいとも全く思っておらず、交通事故に気をつけて粛々と自分の幸せに向けて力強く生きているのでこれを読んで心配になった皆さんは安心してください。


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