タイトルがすべてを教えてくれる
最近Paraviにハマっているおむちです。
今回ご紹介したいのは2011年に放送された宮藤官九郎さん脚本で神木隆之介さん主演の
『11人もいる!』です
このドラマのタイトルの付け方にとても感銘を受けました。
知り合いが面白いから観るべきだと勧められて偶然Paraviにあったので
1話を観たところハマって抜け出せず全話一気に観ました。
感想もすぐ書きたくなるくらい面白いドラマでした。
Theクドカンの脚本でコミカルなテンポで誰もが観やすいドラマになっています。
ではでは、ここから11人もいる!の素晴らしさについてまとめたいと思います。
1.簡単にあらすじを
無職の父と家庭的な母、8人の個性豊かな子供たちによる系10人の貧乏一家に、末っ子だけだ見ることのできる謎の人物が加わり11人になった奇想天外な家族劇を繰り広げる
無職の父に田辺誠一さん、家庭的な母にオアシズの光浦靖子さんが演じています。家族は貧乏ながら仲が良くて楽しそうな家族です。
長男には子役から大人気だった神木隆之介さんが、末っ子役には加藤清史郎さんが、11人目の家族が広末涼子さんと豪華な役者が揃っていました。
2.タイトルからすべてがわかる
クドカンの脚本はいつもタイトルが秀逸だと思います。
今回も『11人がいる!』ではなく『11人もいる!』
という「も」がポイントです。
最初観る前はこのタイトルから大家族で長男が一生懸命家族を養う昔でいうと『山田太郎ものがたり』的なドラマかと思っていました。
私は「も」について一切考えていませんでした。
この「も」が謎の11人目が加わっていることを強調していたのです。
結末は言いませんが、この謎の11人目というのは亡くなった元奥さんで末っ子以外の母親です。そうです、お化けとして登場してきます!!
この「も」だけで10人の家族に幽霊として11人目が加わることがわかるのです。さらに元奥さんなので家族として認められる立場なのでそれも考慮できていると思います。
このドラマは毎回家族会議というものがあり、家族で話す必要がある話題になると開かれるのです。
そこで毎回末っ子が人数を数えるシーンがあります。
いつもは11人ですが、増えたり減ったりするときもあるのでこの家族会議のシーンはとても面白いです。お決まりのシーンになっています。
3.ドラマは社会からインスピレーションを受けている
私の見解としてこのドラマはおそらく世の中でも話題になったあの大家族ドキュメンタリー「痛快!ビックダディ」がモチーフになっていると思います。
ドラマの中でもまさに大家族ドキュメンタリー
「ダイナミックパパ孤軍奮闘記」が放送されています。
この放送年2011年はビックダディの子供がちょうど8人とドラマと同じだったことからそのように考えました。
ドラマはこのように社会で人気になったものやニュースなどから
インスピレーションを受けて作られていることが多いです。
ただこのドラマは原作の漫画があるので真実はわかりませんが
少しはビッグダディを観て構想のアイデアをもらっていると思います。
以上。
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