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メジャースケールとマイナースケールってどう使い分けるんだよ

こんにちは。作曲始めて一年も経ってない初心者DTMerです。

数ヶ月前、暗い曲作りたいんだよなとボソッと言ったら知り合いにマイナースケールで作れば?と言われました。

マイナースケール...名前はわかるしスケールの構成音も覚えてるけど、イマイチメジャースケールとの使い分け方がわからん。だってCメジャースケールとAmマイナースケール鍵盤ひっくり返しても構成音同じやんけ...暗いコード多く鳴らしてる曲をマイナースケールと呼んでるだけちゃうん...その線引きが全然わからん調べてもあんまいい記事出てこん...(メジャーとマイナーの)スケールの呼び名の使い分けって何...と長い間悩みのタネでした。めっちゃモヤモヤしてた。それがついさっきスッキリ解決したので自分へのインプットも兼ねて記事にしました。

結論から言うと、最近の曲に対してこの曲がメジャースケールかマイナースケールかとか決めること自体にあまり意味がないみたいです。

昔々、18世紀のまだ大衆音楽がクラシックだった頃、世間では曲を作るときはその曲がメジャーキー(長調)かマイナーキー(短調)かを決めてから作るのが一般的だったっぽい。そして決めたキーによって使うコードを制限して、暗い曲は暗い曲。明るい曲は明るい曲であることが普通だったらしい(明るいのか暗いのかわからない曲はタブーとされていた)
Youtubeでクラシックを検索するとタイトルが省略されがちなんだけど、例えばパッヘルベルのカノン。カノンの正式名称は日本語訳では"3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ 二長調"だ。
他にはベートヴェンの運命。運命の正式名称は日本語訳では"交響曲第5番 ハ短調 作品67"
曲の名前に長調とか短調とかついてる。それくらい長調と短調がはっきり曲に示されていた。

対して現代で人気の曲は明るいのか暗いのかわからない曖昧な曲が多くて、キーがメジャーかマイナーか特定することにあまり意味がないっぽい。分かったところでコードの耳コピとかに役にたたなさそう(勝手な偏見)
現代ではメジャーキーに決めたからって明るいコードに縛られるわけじゃないし、マイナーキーに決めても曲調が明るかろうが暗かろうが別にどっちでもいい(適当なこと言ってるから違うかもしれん)

と言うことでメジャーマイナーのスケールを使い分けてもあまりうまあじはないと言うことを知りました。暗い曲作りたかったら暗いコード鳴らして暗い楽器鳴らしとけば多分それでいいと思います。なんか色々調べてて思うけど名前ついてない事柄とか全部感覚だけで説明してくる記事が多くて困る。サッカーで例えたらトラップとかスローインに名前ついてなくて"アレだよあれ!足で止めるやつ!"くらいの説明しかないって感じ。または地方によって呼び方全然違うみたいな。困るので誰か統一してくれ。

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