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出会いの力-POOLO3期 卒業制作-

 私は旅人コミュニティーPOOLO3期生として約9ヶ月間活動をしていました。私はPOOLOに入学して最も感じたことはこの世界には沢山の出会うべき仲間がいると思っています。
それらの経験から基づいた私の学びをご紹介する。

人に興味をもった

 POOLOには私の人生の中で今まで出会ったことの無いような魅力的な人たちで溢れている。
「旅が好き」という共通点は全員が持ち合わせているのだが、旅に対する思いや考え方が十人十色で全く違う。POOLO生と関わっていると常に価値観のアップデートがされているようで刺激的な毎日だった。
私は元々新しいものや価値には興味を持つ方だったので自然と人に興味を持ちはじめた。また、同じくしてPOOLO生も自分に興味を持ってくれるのでそれが嬉しかった。

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沢山の出会いがあった山梨キャンプ

利他の精神を学んだ

「POOLO生は利他のプロフェッショナルだ。」
これはPOOLO内で自身のチャンネル(CM部)を立ち上げた時に感じた。元々は自分一人で勝手に立ち上げたチャンネルだから全ての管理一人でをしようとしていた。その時、私はアイディアを出すのは得意だが、それらをまとめることが苦手だと感じた。
「このままだったらチャンネルが運営に消されてしまう!!どうしよう!!」と思い、後に敏腕ADとなる相棒のさんちゃんに相談をしてみた。
すると私のアイディアを絵コンテに仕上げてくれたり、一緒に配役を決めてくれたりと自分が苦手な分野を手助けしてくれた。

 POOLO生全員に共通して言えることは、新しいチャレンジをする際、まるで自分のことのように応援してくれる。そして苦しい時や助けてほしい時など助けてくれる。さらに言葉に出さなくても感じ取って助けてくれる。そんな人たちに囲まれて、私は利他の精神を学んだ。

結果論ではなく、過程を楽しむことにした

 今までの私は結果さえ良ければなんでも良いと思っていた。目標や目的に対して遂行しどんな手を使ってでも結果さえ残ればなんでも良いと思っていた。そのためにがむしゃらに努力するのでは無く、効率化だけを考え最短ルートで突き進んでいた。もちろんこれらは資本主義社会の中では正しい考え方だがPOOLO生と関わっていく中で考え方が変わった。

 旅にはトラブルが付き物だ。悪天候などにより当初予定していたイベントに参加できない事や目的地にたどり着かない事などざらにある。しかし旅をしている最中が楽しければそれでいい。楽しみたいがために旅をしている。楽しむことが目的であり、旅はその手段でしかない。旅が続けば続くほど楽しみも続くのであれば、イベント参加や目的地に着くことなどどうでも良い。

 以上の考えから私の選択肢のハードルが下がった。効率的な選択ではなくただ楽しいと思えるほうへ選択するようになった。結果なんかどうでも良い。間違ってもいい。ただ楽しいと思えたのであればそれでいい。そう思うようになった。

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思いっきり全力で楽しんだアクションペインティング

脱資本主義を学んだ

 最終ターム、チームでのテーマとして「脱資本主義」があげられた。私以外のチームメンバーである、いなり、あびちゃんは共感していたが、私だけ腑に落ちなかった。

「脱資本主義とか資本主義経済の世の中に敗北した人の甘えだろう。。。」とか思っていた。

 ちなみに最終的に我々のチームは発表はしないという結論に至った。我々のチームは良い意味でも悪い意味でも自分を信じこだわりが強いメンバーの集まりだから、どんな案にも不一致が生じて必ず誰かの個性を潰すことになるという結論に至った。だから発表しない事にした。

 ところで私が脱資本主義を学んだ経緯としては、のすけ主催の企画「俺んとここいよ淡路島」での出来事だ。
プログラムの一環で農業体験を経験させてもらった。しかしただの農業体験ではなく、「自然に育つ植物に対して肥料を与えているのか?」「そもそも自然に育っていた植物に対して水ってあげる必要ある?」など農業を通して根本的に物事を考えるプログラムを経験した。今まで考えたことも無い事だったので衝撃が走った。以上の経験からこの考えを人間社会に落とし込んで考えてみた。「何の為に仕事しているのだっけ?」「何の為に旅をしているのか?」など考えた。そして最終的には「私にとっての豊かさってなんだろう?」と考えるようになった。

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焚き火を囲って本音を語った淡路島企画

私にとっての豊かさとは?

 私にとっての豊かさとは、自身の好きなことに対して周りの人が幸せになることです。自分自身好きだから行っていた事だが知らず知らずのうちに感謝される場面とかよくありました。動画作成や写真撮影、アイディア出しなど。私だからこそできることに全力を注ぎ好きなことに没頭し、周りの人を巻き込んだ活動を今後行なっていきたいと思いました。

最後に


 冒頭でもかきましたがこの世界には沢山の出会うべき仲間がいると思っています。その出会いっていうのは人だけではありません

景色だったりとかアートだったりとか料理だったりとか趣味の範囲以外にも沢山の出会いを経験してほしい。

出会いというものはみんなの想像を超えるような面白い世界を提供してくれます。そしてその出会いはみんなに生きる居場所であったりとか生きるっていうことを実感させてくれます。

だからなんでもいいからチャレンジしてほしい。感じて触れてほしい。やりたいと思ったのであればやってほしい。後先なんて後で考えればいい。本能のままでいい。才能なんてなくてもいい。不完全でもいい。

それでもいいからやってほしい。


そして一度きりの人生を思いっきり楽しんでほしい。

最後にこの出会いををその次の世代まで受け継いでほしい

以上、
ありがとうございました。

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