真っ白な朝陽がエスカレーターで運ばれてくる

なんだかここのところずっとぼうっとしているような気がする。ここのところというのは年単位での期間を指す。大体23時には床に就いて、夜更かししても1時を回る頃には眠ることにしているのにこれはおかしい。

それはつまり感情が動くことが少なくなっているのかもしれないなと思ったりもするけれど、こないだの自主企画は底抜けに楽しかったし、昨日はsuiseiNoboAzのPIKAを聴きながら自転車を漕いだら時速40kmくらい出るほど昂ぶった。

SuiseiNoboAz / PIKA

ボアズは大学生の頃に聴くようになってライブも観に行ったりしたバンドで、2014年にベースとドラムが脱退すると聞いてどうなってしまうんだと思ったが、これは良い。

よく"後頭部をハンマーで殴られたような衝撃"という表現があるけれど、良い音楽はたくさん聴けどもそういったことはそうそうない。
自分がこう、じわじわ沁みてくるような音楽を好むというのもあると思う。ボアズのこの曲を聴いた時はまさに頭がガーーーーンとぶっ叩かれたような感覚だった。ただひたすらに眩しかった。

あと何年こんな生活を送れるのか分からない、悪い意味ではないけど。今はこのまま好きなように動き回ってみようと思う。自分の周りをなるべくなるべく好きなものでいっぱいにしていくことが生きる意味だと思ったりする。
最後に自分自身が好きなものになったら、それは絶対的な成功、勝利、至福なんだと思ったりする。


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