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覚悟しているつもりだったんだけど…

昨日、一緒に食事をしたご近所の友人は
私より5歳年上で、フリーのライターをしている
パワフルなシングルの女性

私の本の編集をしてもらったり
私の講座を受けてもらったり、
それ以外にも気が合うので、
ときどき、ご飯を食べに行って
お互い憂さ晴らしすることにしている

彼女は今、64才なのだけど、
スポーツ系のライターをしていて、
あちこちに取材に行くのはもちろん、
ご本人も今でもサーフィンをしたり、
合気道や空手を習ったり、
とても活発な人だ

で、昨日話をしていたら
彼女は最近消防団に興味があるという

「え~、なんで?」
「消防団って入るといろいろ教えてもらえるじゃん
 救命救急のこととか、避難のこととか
 そういうの習っておきたいなと思ってさ」

えええ、確かに知っておいた方が良い話だけど
そのために消防団に入りたいってすごすぎない?

あはは、そうかもね
けど、この年になると誰かのお役に立ちたいって
思うんだよね
そうそう、何かあったら、私、
どんな手段を使ってもとんすけちゃんの家に
助けに行くって決めてるから!
3人いたら何とかなるでしょ!

これを聞いて、ちょっとウルっと来てしまった

私は数年前に地震が起きて家が停電になった時
「あ、停電になったらもう絶対逃げられないんだ
 ここで死ぬか、救助が来るのを待つしかない」
と気づいたのだ

要介護5で身体が棒のように固いビビリーな
身長188cmのオトコを9階から降ろすことなんか無理
降りられたとしても、普通のベッドに寝られないから
居場所がない…
だとしたら、動くよりここにいた方がいい

幸いにもポータブルトイレもあるし、
(まだ1回も使えてないけど)
ウォーターサーバも2基あるので
お水はたぶん大丈夫
そして、太陽電池で充電できる小さいパネルを
いくつか買って窓際に放置してある

火事になったら一巻の終わりだけど
建物が無事だったら、
救助が来るまで待つしかない
と覚悟を決めていた

けど、降ろせるかどうかは別として
「何かの時は必ずあなたの家に行こうと思っているから
 覚えておいてね!」
と言ってもらえた気持ちがうれしくて
ちょっと泣きそうになったのでした

ちなみに
行政からは身体障碍者の救済リスとなるものがあって
登録しておくと、優先的に救済してもらえるらしい
もちろん登録済

この年になると、
本当に人は一人で生きていけないんだな
と思う

いろいろな人やモノに頼らないといけないし、
そういう人間関係も作っておかないといけないよね

noteで愚痴るとすぐにコメントくださる
noterの方々にも本当に力をもらっています
改めてありがとうございます💛

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