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やっと褥瘡が治ったよ!4年ぶり?!

私が介護をしている相手は、
4年前交通事故に遭い、全身多発性骨折で
一体何か所骨折してるの?って言うくらい骨が折れました…
あと、頭もがっつり打って外傷性クモ膜下出血になり
重度の高次脳機能障害が残っています

もちろんとても大きな事故だったのだけど、
でも、それもこれも
身体が異常に固かったせいでこんなに重症になったと思う

身体がもう少し柔らかかったら骨折の数も少なくて
頭の衝撃も少なかったのではないかと思う

まぁ、今頃言っても「~たら」「~れば」ですが

でも一方で、身体がとても丈夫だったおかげで
こんなに重症でも助かったのだとも思う

 多分、普通の人なら死んでいるレベル (;^_^A
 短い間に7時間以上かかる大手術を3回受けられるなんて
 体力があったからこそだ
 ERの先生方はみんな「家人さんはすごく頑張りました!」
 って口を揃えて言ってたなぁ

と、話がそれたけど、
そもそも事故に遭う前から
家人の身体の硬さは尋常ではなかったのだ

まず、うつぶせに寝られない
マッサージに行っても胸の下に
クッションをいっぱい入れてもらわないと
マッサージしてもらえなかったし、
普通にしゃがむこともできなかった
(和式のトイレなんて絶対無理!)

当然そこまで身体が硬いので、
重症な腰痛持ちで、
靴下を自分で履けなかったり、
とにかくいろいろ日常生活に支障があったのだ(;^_^A

なので、事故に遭って寝たきりになってからは
全身がさらに固まってしまい、
胴体は棒切れみたいだった

普通の人は上半身と下半身をねじったりできるけど、
家人は胴体が一体化しているので
寝返りも打てないし、おむつを変えるのも
本当に大変だった

お尻を持ち上げようとすると
「わー!痛い!!!」と騒ぐので、
片方のお尻を少し持ち上げて、
急いで反対側に回るを繰り返す
おむつ取り換えるだけで、ベットの周りを何周するの?
というくらいグルグルまわって
最初は1時間くらいかかっていた

そんな感じだから
お尻には圧がかかりまくり、
かわいそうなくらいの大きい褥瘡ができていた

退院したての頃はお尻の頬っぺたの部分に
がっつり褥瘡ができていて、
退院してからは、少し動けるようになったので
尾てい骨の上あたりに褥瘡が移ってきた

普通の人は褥瘡防止のマットレスを引くと
治ると言われているけど、
家人は離床支援ベッドを使っているので、
マットレスを変えることができない

なので、完治まで長引いてしまった

褥瘡にはアズノールという塗り薬をつけるのだけど
なるべく摩擦を防ぐために
おむつの尾てい骨が当たる付近に医療用フィルムを貼って
エタノールが乾かないようにしていた

見えにくいけど赤丸の部分に医療用フィルムを貼っている
10cm×10cmくらいのサイズ

この方法は、入院していたリハビリ病院の看護師さんに
教えてもらったのだ
ホントは、フィルムを貼ったところを針でチクチクして
空気穴を作るように言われたけど、
さすがに面倒くさくて途中で辞めた…

退院してからは
訪問入浴の看護師さんや、訪問看護師さんに
「こういうフィルムの付いたおむつがあるんですねー」
と感心されるが、
「いいえ、私が1枚1枚貼ってます」というと
さらにびっくりされる ( *´艸`)

でも、このレベルの頑張りでは完治はしなかった…

で、やっと最近、リハビリの成果もあり、
身体をひねったりできるようになったので、
褥瘡のできる方の背中やお尻の下に
ナーセントパットという介護用のクッションを
入れても熟睡できるようになった

真ん中の大きなものはひざ下に入れて、小さな2枚を背中とお尻に入れている
そういえば、当時は足もめちゃ曲がって硬くなっていたので、
朝は足がガチガチでこのクッションを外すのも大変だったなぁ



そのおかげで、どんどん良くなってきたー!!!

いつも赤くなっていたお尻が普通の色に戻ってきたー!

長かったなぁ(遠い目)


介護関係者の方なら
寝ているときの体制を変えたりしてあげられるけど
私一人では身体の硬いビビリーなオトコの
寝ている向きを変えるのは至難の業だったのです
だから、どうしてもお尻に圧が集中してしまったのだ…
スマン

でも、ようやく私レベルの力でも
家人を横向きにできる(しかも騒がず)ようになったので
お尻の褥瘡が回復したのでした

しつこいけど、長かったなぁ…

おむつフィルムももう卒業できそうかなー

とはいえ、今度は
退院直後に足の硬直ではがれてしまった足の親指の爪が
左は全快したのだけど、右が変な風に生えてしまい
巻き爪のようになって変色している…😿
本人痛くはないらしいが、
これ伸びたらどうなるんだろう!というくらい
変な伸び方になっていて心配なのだ

訪問診療の先生に相談したら
皮膚科を受信させないといけないらしく
もしかすると、麻酔してはがすかもしれないって…
ウヒャー!(゚Д゚;)

私がもっと早く気付いてあげたらよかったのかもだけど、
「いや、そんなとこまでしらんがな!」って
言いたくなっちゃう

私はお世話好きでもないし、
どっちかというと、お世話してもらいたい方なので
人のことなんか本当にわからなくて(興味ない)
いまだに混乱する
うぐぐ (>_<)

人の身体の健康に気遣うって本当に大変なことだ
あっちが良くなったかと思うと、
こっちが悪くなって、不毛だ…


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