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ケアマネさんの気持ちもわかるけど

昨日から家人が不在で一人の時間を満喫中

一昨日手術した傷口はもう治りかけていて
なんだかかゆくてムズムズするけど
痛みはもうない!

けど、問題は絆創膏の張替えだ
傷口は一人ではとてもできない場所なので悩む
治りかけているときはなおさら絆創膏は
マメに取り換えた方が良いのはわかる

けどなー

今日夕方から美容院に行くので
そこで担当のお姉さんに頼んでみようかな

*****

自宅で一人、
ゆっくりした気持ちですごせるようになったのは
もしかしたら家人が事故に遭って以来
初めてかもしれない

ご飯のことも
オムツのことも
座り直しも
声かけも
足の様子をチェックすることも
なーんにもしなくていいって

今までは自宅を離れないと
安心した気持ちになれなかった

家にいるのにショートに出すなんて
という罪悪感と

介護がイヤなのに
(イヤというか面倒くさい)
家人がいない欠落感も大きくて

一人で家にいると全然落ち着けなかった


でも今回は
手術したということもあるけど
罪悪感もなく欠落感もなく
平穏に過ごせている
(まだ2日目だけどね)

私の中で少しづつ
介護中心の生活を切り離さないと
って思い始めているのだろうな

一か月に一回のショートだと
もう限界が来てる
これからは、
2週間に1回ずつMAX1週間入ってもらう
ペースで考えよう

キセキを信じる自分もいるけど
もうあきらめないと
いろいろ限界が来てる


家人が情熱を持ってリハビリに取り組むなら
何を犠牲にしても最優先にしたい

けど
脳機能の回復が思うようにいかないことと
本人の元からの
のんびりした性格のせい(?)で、
「自主的に頑張る」ということがない

これは致命的ではないだろうか

たぶんだけど、
頑張りたい、また出かけたい!という
気持ちは持っていると思う

でも、
今の生活はなんでもやってもらえて
今までの自分の悩みは
全部私が代行している
(交渉事とかお金のこととか)

だから
このままでもいいや!って
思っているんじゃないだろうか

何となくそれが伝わってくる

まだ60代、
人生100年と考えたら先は長いのに

「あんな事故からせっかく立ち直ったのに
 本当にこのままで終わっていいの?」

と家人の魂に訴えたくなる

*****

私の中で今悩んでいるというか
迷っていることがある

リハビリを一か月単位で行ってくれる
合宿のようなサービスがあるらしい

ここで生活をすべて見直してもらったら
改善できることや回復できることが
あるのではないかと思っている

というのは、
家人は普段、左手が動きにくいのだけど
メガネを渡すと左手で弦を開いたり
着替えるときも左手を出して
自分から袖に腕を通りたりする

つまり、記憶に残っていることには
ちゃんと反応するのである!

だから、
生活全般を見てもらえるところなら
そういう生活習慣のできることを
増やしてもらえるのでは?!
という淡い期待を抱いているのだけど

問題があって

1.近所のそのような施設が閉鎖になって
 遠いところじゃないと行けない
2.費用が膨大にかかりそう
3.入れてもらえるか審査が必要

そして、それをケアマネに相談したら

「う~ん、そうなんですね
 けど、こういったところに入ると
 今契約しているものを1回全部解約
 しないといけないんですよね」

と言われた

いや、そんなのどっちが重要なの!?
っていう話なんですが、

でも、ケアプランからレンタルから
スケジュールから、4年間かけてやっと
定着したものを
一旦クリアにするのは並大抵のことではないと
私も確かに思う

これで終わりではなく
合宿は1か月、最長でも2か月で
その後はまた元の生活に戻るからだ
つまり契約のし直しになる

ケアマネさんのお手間はもちろん、
私もあの手続きをまた全部やるのか―
と思うと、確かにちょっとぞっとする

一旦契約は「保留」みたいにして
2か月休ませてもらえたら一番いいんですけどねー



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