雨上がり
3月になるとともに雨がやんだ。やんだけど朝はまだ雲が空を覆っていた。
3月になったので朝の散歩にカメラを持って出た。
まだ暗いけど。
しっとりの朝は空気がキレイな気がする。
雨粒がキラキラ光ってるので思わず撮りたくなるけどうまく撮れない。
それでも感度上げて開放で撮ってみると、肉眼では見えない風景を写し出してくれる。
レンズは修理から帰ってきてすっかり愛が深まった Planar 1.4/50 ZF.2。
元々中古で買ったレンズで、使用感がそこそこあったもの。
落っことして絞り環が変形して使えなくなったときはショックだったけど、わりとすんなりあきらめた。
Zf が思いのほか早くにやってきてくれて、このレンズが直ったら使ってみたいなあと思うようになった。
FTZⅡを持ってることもあって。
電子接点があるのでフォーカス合ってるとグリーンに色が変わって教えてくれるから助かる。
AF ではずすよりずっとこのほうが間違いない。
おかげで拡大させなくてもピント合わせを完了できることが増えた。
このカメラとレンズの組み合わせで動画を撮ったらどうなるんだろう、と考えるようになった。
そして Zf は動画もいけるから撮ってみようってなる。
そのうち庭の動画も編集しよう。
ミモザもいつまでも咲いてるわけじゃないから今のうちにじゃんじゃん撮っておこう。
同じような写真ばっかりになりがちだけど。
ファインダーのぞいてシャッター押してるだけなのになんでこんなに楽しいんだろうねえ。
それにしても、一回壊して修理して帰ってきたら、前より使いたくなるってどういうことなんかねえ。
コシナの方が心をこめて清掃してくださったからかもしれない。
何となく、そんな気がしている。
直してくれた人の存在。
きっとそうに違いない。
人の手が加わると、きっとモノにも乗り移るのよ。その人の何かが。
そういうことにしておこう。
心を込めて仕事をしよう。
キラキラと光る水滴花びらに消えゆくまではわりと短い
Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 ZF.2 / Nikon Zf
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?