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初心者

土曜の夕方は fp に NOKTON CLASSIC 35mm F1.4 M.C を合わせてみた。

フルサイズなのに嘘みたいにコンパクトな組み合わせ。

EVF なしで老眼鏡をおでこにあげたりやけに伏し目がちだったりしながら撮ってるオッサン。

オレは自分で写真は初心者だと思っている。写真も、と言ったほうがいいかも。

長くやっているというだけでは初心者から抜け出せない。
何をやってもいつまでたっても初心者のままだなあとつくづく思う。

中学のときからはじめたバレーボールは高校でも続けて大学ではサークルでやって実業団のチームに入らせてもらって30過ぎまでやって30代後半から子どもたちに指導するってのも10年ちょっとさせてもらった。

それでも高校でインターハイに出るような選手の域まで達することなく終わった。
身長も176しかないし。

十分楽しかったし好きだったから続けられたしやり切ったと思えた。でもわずか数年しかやっていない才能あふれる人からしたら初心者レベルにしか届かなかったと思う。

まあ初心者をどういうくくりにするかってことなんだろうけれども、初心者レベルで一生を終える人なんていくらでもいると思う。

今の職業も30年近くやってきて、すでにベテランの域なんだろうけれども、若くてがんばってる人にはすでに追い抜かれていると思う。
自分自身も30代のイケイケの時はそこそこ上達したと思い込んでいた。

だけど50代の今、やってる仕事が難しいなあと感じて、職業人として、自分は果たして求められてるレベルに達した仕事をしているのかと不安になっている。

できるようになったつもりだったけど、実は全然まだまだで、初心者レベルのままなんじゃないかと思うようになった。

写真にしたってこれだけ長いことやってるけれども所詮初心者レベルだよなあって思っている。

財力のおかげで何台もカメラを持てるようになってあれやこれやと使っているけれども、たぶんどのカメラもちゃんと使いこなせていない。

奥の深さを感じて、難しいことなんだと思い知る。

いつまでたっても初心者レベルを抜けられない。

2日ほど前に正式に披露された LUMIX S9 というカメラに関して、いろいろとインフルエンサー界隈で話題になっているようだ。

SNS のタイムラインに流れてくる。

きっと直接会って話したらわかり合えることなんだろうに何だか争いみたいになっているように見える。

炎上商法なるものがあるので、注目されるきっかけとなることで商品にとっては売り上げアップにつながるかもしれない。

影響力のある方がご自分の意見を話して動画を発信されているだけなので、別に間違ったことを話していたところでどうってことはないんじゃないかと思うけれども、お前それは間違っているじゃないか、と言いたくなるのもわかる。

なるほどそういう考え方もあるんだあ、と感心しながら聞いてるオッサンにとってはいろんな意見があったほうがいいよね、とは思う。

でも傷つけ合うのはもったいない。

大人になったら何をするのも自分の責任だ。
自分の判断で何を買うか決める。

判断するときにどなたかの意見を参考にすることはとても大切というか、教えてくれる人の存在はとてもありがたい。

オレなんかもどこに行ってもお店の人にオススメは何ですかって尋ねる。

おススメに弱い。

長所と短所は表裏一体なので、必ずどちらも存在する。

機能満載の代わりに重いとか、デザインはいいけど操作性が犠牲になっているとか。

そもそも高級なものは価格が高い。でも価格って変動するのよね。同じモノがブランド戦略のために上がったり下がったりする。

そういうのひっくるめて買う人が判断したらいいことだと思う。

でもこれはたぶんオッサン目線なんだろうなあ。

時代の流れで進化してゆくので、若い人にはかなわないと思う。

それはとても喜ばしいことだ。

でもある業界では若い人への教育が不十分になっていってるとも言われている。たぶん。

オレ自身もすでに独立してるのもあるけど後輩を育てるってのをやった経験がない。今からできるとも思っていない。

教えるって難易度が高いと思う。
でも伸びる人って自分から課題見つけて乗り越えてゆく力があるからオレが心配することなんてないだろう。

誰かに教えてもらわないとできるようにならないとか、自分に能力が身につかないのは職場の上司に恵まれなかったと考えてしまうとかだとしんどい時代だよなあと思う。

と、偉そうなこと言ってるオレはいつまでも初心者のままなんだけど。

その人に合ったレベルで楽しめばいいんじゃないか底辺なれど

VOIGTLANDER NOKTON CLASSIC 35mm F1.4 M.C / SIGMA fp

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