買って後悔しないためのケージ選び（リチャードソンジリスなどエキゾチックアニマル)
こんにちは、こーです。
リチャードソンジリスのお迎えを検討する方にぜひ見てほしい、
初期費用でもあるケージについて紹介します。
ジリスはもちろん、デグーやモルモット、チンチラのケージとしても活用できるかと思います。
🌸ケージの基準を決める
検討している動物の特性をしっかり調べましょう。
リチャードソンジリスを例にすると下記のように基準を決めました。
我が家では安全第一主義で下記基準をベースに考えました。
・十分な広さ
回し車、チモシー、餌箱、寝床、トイレ、水置き場を最低限確保する必要があります。
・グッズの置き方
壁や天井に取り付けらるタイプのケージ場合、
穴やグッズをよじ登る可能性もあるためケガ・転倒などを考慮して基本は置き型をベースにする
・高さは不要
リチャードソンジリスは木の上ではなく地栗鼠と書くように地面で生活するリスになります。
高いところには登ろうとするものの、着地が上手とはいえず、階段くらいの高さでも落ち方によっては
脱臼や骨折を起こしてしまう可能性があるため注意が必要。
・素材：ガラス＞アクリル＞金網タイプ
網目状となると、げっ歯類は本能的に網を齧ることが多いです。木材を齧るのとは違って、
齧って負けるのは自身の歯ですので嚙み合わせが歪んだり、歯の欠け、
齧る際に接触する口周りの毛が禿げるといった症状も考えられるためリスク面を重要視
・重さ(運びやすさにも繋がる)
部屋の移動やペットホテルに預けることが多いなら、持ち運びやすさは重要です。
我が家では部屋固定・預けない(部屋を開けることがない覚悟で迎えた)想定だったため基準としては含めない方針
・まとめ（リチャードソンジリスの場合）
ハムスターケージのような大きさでは足りず、モモンガケージのように高さが必要な動物ではない。
健康を重視すると、噛めるような場所が少なく、頑丈なケージが必要
🌸ケージ紹介 3つ
①thanks pure アクリルケージ
amazonで「リチャードソンジリス ケージ」と検索すると一番上に出てくるものになります。(12/25時点)
製品としては新しいもので、23年時点、販売実績数量はまだ多くはないようです。
メリット
・飼育必需品を壁に取り付けることができるため、ケージが広く見えやすい
・網上の床が取り外し可能で掃除が少し楽
・でっぱりが少なく、ケージの齧られる部分が少ない
デメリット
・壁付けのグッズの場合、取り付け場所が限られるのでレイアウトが限定される
・値段が高い
・網上の床に足を取られて怪我に繋がる可能性がある
②SANKO パンテオン 9045 ☆我が家はこちら
利用者も多く、ＳＮＳでもよく見かけます。
ジリス以外にも爬虫類・エキゾチックアニマルに活用可能。
側面を外して並べておくことで部屋の拡張ができる点も多頭飼いを検討する人に優しいです。
メリット
・前面ガラス張り(一部メッシュ)で齧られ原因のケージ破壊・怪我のリスクが小さい
・ガラス素材なので汚れをふき取りやすい
・ケージ側面と上部にメッシュ素材が施されており通気性がある
デメリット
・重いため、一人暮らしで力の弱い方だとケージの移動が辛い
・回し車などの飼育用品の固定が難しい（対策可）
・激しく回し車を回すと、ガラスが揺れて音が出てしまう（対策可）
デメリットもありますが回し車の固定はコチラの両面テープでカバーできます。
ガラス揺れの衝撃音も対策可能で実質『重い』以外のデメリットはあまりないかと思います。
パンテオンへの回し車固定方法の記事は下記。
【記事】
③イージーホーム
ウサギさんのお家としてよく使用されているのを見かけますがリチャードソンジリスでも稀に使用者さんを見ます。ただ、足場にぽつぽつと穴が開いており、足を取られて脱臼などのリスクもあるため、激推しとはなりません。
メリット
・キャスター付きで移動が楽
・金網でにおいがこもらない
・取り付けタイプの飼育用品がどこでもつけやすい
デメリット
・冬の保温化効果が弱い
・網目部分をげっ歯類が齧ってしまう
・網目部分を梯子式によじ登てしまう(怪我・事故の恐れ)
🌸まとめ
冒頭でもお話ししたように、各家庭で何を優先したくてどんな生活環境を整えたいのかはそれぞれですよね。我が家は安全第一ですが、どれが正解というわけではありません。
ペットホテルを利用する機会はそうそうないので、重さは気にせずパンテオンにしていますが、もうすぐ2年経つ今でも後悔はありません。
ケージ選びのヒントになれば幸いです。
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