king of time

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母:○○〜！起きなさ〜い！遅刻するわよ〜！

○○:ん〜…あぁぁっ！遅刻だー！

慌てて身支度をし、家を出る。

○○:行ってきまーす！！

走っていると足元に何かあり、躓いた。

○○:うわっ！痛てて…ん？なんだこれ…？時計？

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

○○:やべっ！チャイム鳴った！

○○は時計なような物をカバンに仕舞い、学校へ急いだ。

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澤部:出席取るから席に着け〜

クラスメイトが席に座っていく。

澤部:小田倉！

麗奈:はい

……

……

澤部:常磐！

ｼｰﾝ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ!

○○:はい！

澤部:常磐、遅刻っと。早く座れ〜

○○:すみません…

麗奈:珍しいね、○○が遅刻なんて

○○:普通に寝坊しただけだよ

澤部:最近、この学校の女生徒が失踪しているから気をつけろよ

○○:だってよ、気をつけろよ麗奈。

麗奈:大丈夫だよ。○○が守ってくれるでしょ？

○○:そりゃあ、幼なじみだからな

麗奈:幼なじみか…ﾎﾞｿｯ

時間は過ぎ、学校が終わった。

澤部:今朝も言ったが、女生徒が失踪してるからなるべく2人以上で帰れよ〜！

クラスメイトが次々と帰っていく。

麗奈:○○〜帰ろ

○○:うぃー

……

麗奈:今日、私の家に来ない？

○○:お、いいね〜麗奈の家、豪邸だからな〜

麗奈:そんなこと無いよ〜

？:ｶｯ…ﾛｽ…

麗奈:え？

○○:どうかした？

麗奈:今、声が聞こえなかった？

○○:声？

？:ｶｯﾌﾟﾙ…ｺﾛｽ…

○○:っ！

麗奈:○○？

○○:あ、あれ…

○○が指を指す先に怪人がいた。

麗奈:な、なにあれ…

○○:分からない…とりあえず逃げよう！

○○は麗奈の手を取り、逃げ出した。

怪人:ﾏﾃ…

麗奈:○○、追いかけてくる！

○○:なんなんだよあいつは！

？:あいつはアナザーライダーだ。我が魔王

○○:うおっ！だ、誰？

ウォズ:失礼。私の名前はウォズ。

○○:ウォズさん？あいつは何なんだ？

ウォズ:あいつはアナザービルド。やつを倒すには史上最強のジオウの力が必要。ただ、変身すると最低最悪の魔王の道を進むことになる

○○:ま、魔王…

アナザービルド:ｵｲﾂｲﾀ…

ウォズ:貴様ごときが…

ウォズはアナザービルドにマフラーを使い、拘束した。

○○:ジオウってのになれば、あいつを倒せるんですよね？

ウォズ:ええ。

○○:決めた…！俺は魔王になる！

麗奈:○○！？

ウォズ:ｺｸｯ

麗奈:ダメ！危ないよ！

○○:大丈夫だよ、麗奈。俺は、最低最悪の魔王じゃなくて、最高最善の魔王になってみせる！！

ウォズ:はっ…？

○○:それに、あいつを倒さないといけない気がするから！

○○の決意に拾った時計のようなものが反応し、変化した。

『ジオウ！』

ウォズ:我が魔王、これを…。使い方はご存知のはず

○○は渡されたベルトを腰に装着する。

『ジクウドライバー！』

『ジオウ！』

ベルトの右側に装填した。

○○:変身！

○○はベルトを一回転させた。

『ライダータイム！』

『仮面ライダージオウ！』

○○は仮面ライダージオウに変身した。

ウォズ:祝え！全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ。まさに生誕の瞬間である

ジオウ:何か…行ける気がする！

ジオウ:はあぁぁぁぁぁ…はあっ！

走り出し、アナザービルドにパンチをくらわし、吹き飛ばした。

ジオウ:おお…行けた！ はっ！はあっ！たあっ！

連続でパンチやキックを叩き込む。

アナザービルドはバスケットボール状のエネルギー弾を放った。

ジオウ:うわっ！痛った〜…顔面はダメだろ！

するとジクウドライバーから武器が出てきた。

『ジカンギレード！』

『ケン！』

ジオウ:剣？すげぇ…ケンって書いてある笑

ジオウ:はあっ！おりゃっ！たあっ！

エネルギー弾をジカンギレードで斬りながら近づき、アナザービルドを斬った。

アナザービルドはエネルギー弾をドリブルし、飛び上がった。

ジオウ:やばっ！

『ジュウ！』

ジオウ:銃になった！はっ！

ジカンギレード 銃モードで撃ち落とした。

ジオウ:これで終わりだ！

『フィニッシュタイム！』

アナザービルドの周囲に「キック」の文字が囲む。

『タイムブレイク！』

ジオウ:はあぁぁぁぁぁーっ！！

アナザービルドにライダーキックを叩き込み、撃破した。

ウォズ:ふふっ

ウォズはジオウがアナザービルドを倒したのを見届けると、姿を消した。

○○:あれ？ウォズさんは？

麗奈:ほんとだ居なくなってる

○○:まあ、また会えるでしょ

麗奈:そうだね。それより、あの怪人が言ってたことなんだけど…

○○:言ってたこと？

（ｶｯﾌﾟﾙ…ｺﾛｽ…）

○○:そんなことを…ってそれだと俺たちをカップル
と勘違いしたみたいだな！

麗奈:…///

○○:麗奈？

麗奈:私、○○とカップルに間違われて嬉しかった…///

○○:麗奈…///

麗奈:だから、私と付き合って？///

○○:こちらこそお願いします///

ウォズ:こうして、ジオウの力を手にし、アナザービルドを倒し、無事に小田倉麗奈と付き合うことになった我が魔王。そして、後に結婚…おっと、これは、皆さんにとって“未来”のお話しでしたね。

Fin.