仮面ライダーセイバー33

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マスターロゴス：計画は順調と言っていいでしょう。サーベラ、残る聖剣の回収、頼みましたよ。

有美子：マスターの…仰せのままに…

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恭太郎：ユーリ、保乃は大丈夫なのか？

ユーリ：問題ない。俺の力で治療した。

○○：そういえば、ユーリさん。結局タッセルさんには会えたんですか？

ユーリ：今はマスターロゴスにやられて、失った身体は再生中だ。

ユーリ：……と、鳥が言っていた。

一同：鳥？

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サウザンベースのリベラシオンで鍛錬する雷牙とそれを見守る有美子。

有美子：お兄様、私は先日の戦いで、メギドがノーザンベースに襲撃する様を見ました。マスターとメギドが結託していたとしたら…

雷牙：何を…世迷いごとを…

有美子：ですが…侵入したタイミングといい、どこかで示し合わせた…！

雷牙：俺を怒らせるなッ！マスターの指示を…遂行しろ…

有美子：はい、お兄様。

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○○：あ〜疲れたーッ！

ひかる：お疲れ様、○○。

○○とひかるが学校から帰っていると突如小さな竜巻が現れ、竜巻が晴れると風双剣を手にしたマスターロゴスが現れた。

マスターロゴス：何処からかのご帰宅中ですか。私も混ぜてくださいますか？

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保乃：〜♪

有美子：あら、もう完治しているのですね。

保乃：あんたは…ユーリのおかげさまでな！

有美子：そう…貴方の持つ土豪剣を回収します。

保乃：回収される訳にはいかんな！変身！

土豪剣激土：玄武神話！ブッた斬れ！土豪剣激土！

有美子：変身。

煙叡剣狼煙：狼煙開戦！ 昆虫CHU大百科！

バスター：オリャ！

サーベラ：ハッ！

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マスターロゴス：小林○○。初めまして。ではありませんね。

○○：あの時の…

ひかる：この人が…マスターロゴス？

マスターロゴス：ええ。

○○：あんたが…。全知全能の書を復活させてどうるすつもりだ！？

マスターロゴス：皆が楽しく過ごせる世界を創る。

ひかる：それは違う！あなたが力を手にしたら世界は崩壊する！

マスターロゴス：そう。争いの絶えない世界に創りかえるだけです。朝の鳥のさえずりが人々の悲鳴に変わる。楽しいと思いませんか？

○○：何言ってんだ？お前…！

マスターロゴス：この世界の住民は私の思い通りに動く駒同然。さあ、聖剣を渡しなさい。

そういうと風双剣翠風を振るうマスターロゴス。

○○：ふざけるな！俺たちは…！人間は…！お前の駒なんかじゃない！

○○&ひかる：変身！

火炎剣烈火：烈火抜刀！エレメンタルドラゴン！

闇黒剣月闇：闇黒剣月闇！ジャアクドラゴン！

○○は仮面ライダーセイバー、ひかるは仮面ライダーカリバーへと変身した。

カリバー：ハアーッ！

カリバーはマスターロゴスに攻撃を仕掛けたが素面のまま剣を受け止めた。

マスターロゴス：ハッ！

カリバー：ウァァァァァァ！

マスターロゴスは本から音銃剣錫音を取り出しカリバーに反撃した。

セイバー：ルナちゃんを何処にやった！

マスターロゴス：さぁ？あの少女が現れたら…また使うまでです。

セイバー：ハアッ！

カリバー：ハア！

マスターロゴス：フッ！ハッ！

マスターロゴスは生身のままで風双剣翠風と音銃剣錫音を軽々と振るい、セイバーとカリバーを圧倒した。

セイバー&カリバー：グハッ！

セイバー：ルナちゃんは俺が取り戻す！

セイバー&カリバー：ハアァァァーッ！

セイバーとカリバーはマスターロゴスに襲いかかり、それぞれの剣がぶつかりあった時、火炎剣烈火が赤く光った。

それに共鳴するかのようにプリミティブドラゴンWRBとエレメンタルドラゴンWRBも輝きを放った。

マスターロゴス：……

すると、ルナから渡された本が開き、その場に衝撃波が起こると空にワンダーワールドが浮かび上がった。

○○：何だ…？

すると空間が歪み、裂け目が現れた。

○○：あれは…

謎の力で裂け目の奥を目視する○○。

○○：ルナちゃん！？

ひかる：ルナちゃん？

ルナ：○○？○○！

ルナは○○に向けて走り出し、同時に○○はルナに向かって走り出した。

ルナ：○○！

○○：ルナちゃんーッ！

お互いに手を伸ばす。

○○：ルナちゃん！こっちに、こっちに来るんだ！

ルナ：○○ーッ！

○○がルナに触れる前に裂け目は閉じてしまった。

○○：ルナちゃん？ルナちゃん！？

○○は地面を叩く。

○○：なんでだよ！なんで…会えたのに…何も思い出せないんだッ！

マスターロゴス：面白いものが見れましたね。

満足気に微笑むとマスターロゴスは去っていった。

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バスター：オリャ！

サーベラ：ハッ！

両者、いい勝負をしていた。

サーベラ：少しは強くなりましたね…ですが！

煙叡剣狼煙：狼煙霧虫！

サーベラは煙化になり、再び姿を現すとバスターの首、左手を絡めた。

バスター：離しぃ！

サーベラ：離せと言われて離すバカがどこにいますか。

？？：この匂いは…保乃か！

サーベラ：貴方の聖剣を回収します。

サーベラがバスターにトドメを刺そうとした時…

？？：カラミティ・ストライク！

サーベラ：フッ！

サーベラは？？の攻撃を後方宙返りで避ける。

バスター：デザスト！

デザスト：よぉ、久しぶりだな、保乃。

バスター：助けてくれてありがとうな！

デザスト：別に…お前が倒されちゃ俺の暇を潰してくれるヤツがいなくなるからな。仕方なくだ。

バスター：ツンデレか？

デザスト：うるせぇ。

サーベラ：ハッ！

サーベラの攻撃をデザストは止めた。

デザスト：匂うなぁ。嬉しくて憎らしい。最悪で気持ちいい。鼻の奥を擽る匂いだ。

煙叡剣狼煙：狼煙霧虫！

再びサーベラは煙と化した。

バスター：どこに行ったん！？

デザスト：ここだ！

デザストは煙化したサーベラに攻撃を当てた。

サーベラ：グァァァァァッ！

バスター：オリャァッ！

デザスト：オラァッ！

サーベラ：グッ！

バスターとデザストは同時に攻撃した。

デザスト：ちょっとはやるようになったな、保乃。

バスター：へへ！そうやろ！

煙叡剣狼煙：狼煙霧虫！

サーベラは再び煙化したが再度デザストが攻撃を命中させた。

デザスト：オラァ！

サーベラ：クッ！どうして私の攻撃が…！？

サーベラ：まとめて粛清する。

煙叡剣狼煙：超狼煙霧虫！

縄状の煙でバスターを捕縛した。

煙叡剣狼煙：昆虫煙舞一閃！

サーベラの背中から展開した鋭い虫の足を一斉にバスターへ突き刺したがデザストがバスターを身を挺して庇ったことで、爆発し消滅した。

サーベラ：次は貴方です。

サーベラはバスターに攻撃しようとするが突如水流攻撃で遮られる。

恭太郎：大丈夫か？保乃。

バスター：恭太郎！遅いねん！もうちょっとはよ来ぃ！

恭太郎：ごめんごめん。

サーベラ：次から次へと…

恭太郎：水勢剣流水に誓う。大切な人達は俺が守る！

タテガミ氷獣戦記WRB：『タテガミ氷獣戦記！』『吹雪く道行く百獣を率いる百戦錬磨の白銀のタテガミ…』

水勢剣流水：流水抜刀！タテガミ展開！

恭太郎：変身！！

タテガミ氷獣戦記WRB：『全てを率いし、タテガミ！氷獣戦記〜！』

『ガオーッ！ LONG GET！』

ブレイズ：ハッ！

サーベラ：ハッ！

タテガミ氷獣戦記WRB：『必冊凍結！』

ブレイズはサーベラの出した煙を一瞬で凍結させてしまう。

サーベラ：これなら！

煙叡剣狼煙：超狼煙霧虫！

水勢剣流水：流水抜刀！

タテガミ氷獣戦記WRB：『タテガミ氷牙斬り！』

サーベラの背中から展開した虫の足を一斉に凍らせ粉砕した。

ブレイズ：あんたは俺と仲間の絆を踏みにじった！その借りをここで返してやる！

タテガミ氷獣戦記WRB：『大地の氷獣！』『タテガミ大地撃！』

ブレイズのタテガミが腰の下まで長く伸びた。

剣先を地面に突き立てサーベラの足元ごと凍結させる。

ブレイズ：ハァァァァァーッ！

そのまま走り出し凍ったサーベラを斬り裂いた。

ﾊﾟﾘﾝｯ!

サーベラの姿がない氷が砕け散った。

有美子：ここは一度撤退しますか…

有美子は斬られる直前で煙化して逃げたようだった。

保乃：ありがとうな、恭太郎。

恭太郎：どうってことよ。

デザスト：おいおい。助けてやったのに俺には礼もなしか？

保乃：デザスト！生きとったんか！？

デザスト：まぁな。

保乃：ありがとうな、デザスト。😊

デザスト：お、おう…

デザストは姿を消した。

保乃：なんやあいつ。照れとんのか？

恭太郎：さ、さぁ…？

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由依：フフフフフ…

由依はノーザンベースから盗んだ本で人造人間を精錬していた。

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マスターロゴス：まさか世界を繋ぐ存在が現れるとは…この破滅の書を再び開くときです。

Fin.