仮面ライダーセイバー18「炎の執念、メギドを討つ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ひかる:ねぇ!メギドを倒したら澤部先生がどうなるかわかってる?
ユーリ:言ったはずだ。剣士にできることは斬ることだけだと。
○○:でもそれじゃあ…先生を救えない…
ユーリ:君は何も出来なかった。違うか?
○○:……
翔琉:……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
瑞穂:〜〜♩
??2:随分と機嫌が良さそうじゃん。
瑞穂:ん〜?まぁね、可愛かったなぁ〜手も足も出なかったセイバー。
??1:あんまり油断しない方がいいわ。光の戦士が現れたし、あの剣は未知数よ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
有美子:セイバーが光の剣とともにメギドと戦ったようです。光の剣はやはり、小林○○と行動を共にしていると思われます。
颯:俺が行く。
叶芽:私も。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○○:どうすればいいんだ…
○○が悩んでいると後ろからユーリが近付いてくる。
○○:ユーリさん…
ユーリ:話をしようか。君の気になることを答えよう。
○○:貴方は何者なんですか?
ユーリ:俺は世界を守る剣士だった。最初に生まれた光の剣と闇の剣、二つの聖剣が交わるとき、強大な力が生まれる。だから俺は、光の剣が悪用されないように剣と同化し、人であることを止めた。
○○:後悔は…ないんですか?
ユーリ:剣士として当たり前のことをしただけだ!むしろ、最高だろ!
ユーリ:今、世界は再び脅威にさらされている。いや、状況は昔より遙かに深刻だ。世界がワンダーワールドと繋がった。大いなる力を手にする者が必ず現れる。その脅威はメギドだけではない…それに君はアヴァロンの力を手に入れた。それはつまり、望むと望まざると関わらず、世界を守る運命を手にしたと言うことだ。君はその強大な力を使い、世界を救う覚悟はあるか?
○○:覚悟…
ユーリ:そうだ。この俺を、振るう覚悟だ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○○:力か…
叶芽:○○君…
颯:……
○○の前に颯と叶芽が現れた。
○○:颯さん、叶芽さん。
颯:○○…。お前は大いなる力を求めてんのか?
○○:俺は、そんなもの…
叶芽:○○君、今からでも遅くないと思う。私達と一緒に戦いましょう?
○○:……
颯:○○…俺たちと戦うことになるぞ。
ユーリ:剣士同士で戦うのは言語道断。君たちが信じてる正義を疑うべきだ。
颯:何?
ユーリ:今のソードオブロゴスに正義は無い。間違っているのは君たちだ!
キャー!
颯:メギドかっ!
颯:変身!
風双剣翠風:猿飛忍者伝!双刀分断!
「風双剣翠風!」
颯は仮面ライダー剣斬に変身しイエティメギドと交戦した。
○○:変身!
火炎剣烈火:烈火抜刀!ブレイブドラゴン!
セイバー:止めてくだい!颯さん!
剣斬:なぜ邪魔をする!?相手はメギドだぞ!!
セイバー:この人は人間なんです!
剣斬:何言ってんだ?普通の人間がメギドになる訳ないだろ!
ユーリ:○○!メギドを斬るんだ!
セイバー:出来ないです!
剣斬:○○…お前、メギドの仲間に…
セイバー:違う!!
剣斬はセイバーの言うことを信じていなくイエティメギドに攻撃を仕掛けるがセイバーによって阻止される。
セイバー:話を…聞いてください!颯さん!
ユーリ:はぁー…混乱の極みだな…
叶芽:光の剣、あなたにも回収命令が出ています。サウザンベースでじっくり聞かせてください。
ユーリ:フッ!俺を捕まえられるならな。
金の武器銀の武器WRB:『金の武器!銀の武器!』
ヘンゼルナッツとグレーテルWRB:『ヘンゼルナッツとグレーテル!』
ユーリ&叶芽:変身。(!)
光剛剣最光:最光発光!Who is the shining sword?
音銃剣錫音:ヘンゼルナッツとグレーテル!銃剣撃弾!音銃剣錫音!
光剛剣最光:Who is this?
最光は最光シャドーを召喚し、叶芽はスラッシュに変身した。
セイバー:止めてくだい…颯さん…
剣斬:邪魔だ!
剣斬はセイバーの静止を振り切ってイエティメギドを攻撃した。
イエティメギド:ヴゥゥゥ!!
イエティメギドは辺り一帯に冷気を発しセイバーと剣斬を凍らせた。
最光:やれやれ。光あれ!
最光は強力な光で辺り一帯を解凍した。
スラッシュ:すごい…あれが光の剣の力…
剣斬:だったら!
風双剣翠風:猿飛忍者伝!ニンニン!
翠風速読撃!ニンニン!
剣斬:疾風剣舞!
セイバー:グゥゥゥゥ…
○○:グワァァァァァ!!!
セイバーは剣斬からの必殺技を受け止めるが耐えきれず変身解除してしまった。
最光:無茶なことを…ここは失礼する。
最光は眩い光を発し○○を回収して撤退した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○○:何とかしないと…
ユーリ:君は何がしたいんだ?
○○:今は先生を、澤部先生を助けたい!
ユーリ:だったら斬るんだ。
○○:……
○○:ユーリ…聞いてくれ。この世界にはたくさんの人がいる。みんな一生懸命生きてる。この世界を創ってる。俺にとって世界を守るって事は、そこに生きるみんなを守るってことなんだ
ユーリ:人が世界を創る…面白いな。ならば見せてくれ、君が言う世界も人も守るってやつを。
○○:あぁ!
ひかる:でも、どうやってメギドと澤部先生を分離させるの?
○○:……思いついたぞ!
〜〜〜〜〜〜〜〜次の日〜〜〜〜〜〜〜〜
○○達は廃工場にいた。
○○:澤部先生〜何処ですか〜?
ひかる:澤部先生〜!
翔琉:澤部先生!いたら返事してください!
澤部:た、助けてくれ…
澤部:助け…ウァァァァァァ!!
澤部はイエティメギドに変貌した。
瑞穂:遅かったね。もうすぐで新しい本が完成するよ!そうすればこの人間は消える!この世界から永遠にね!
○○:俺が助ける!
翔琉:○○、澤部先生を頼む。ユーリさんは俺とあのメギドを。
○○:わかった!
ユーリ:了解した。
ブレイブドラゴンWRB:『ブレイブドラゴン!』
ストームイーグルWRB:『ストームイーグル!』
西遊ジャーニーWRB:『西遊ジャーニー!』
ランプドアランジーナWRB:『ランプドアランジーナ!』
ニードルヘッジホッグWRB:『ニードルヘッジホッグ!』
トライケルベロスWRB:『トライケルベロス!』
金の武器銀の武器WRB:『金の武器!銀の武器!』
一同:変身!
火炎剣烈火:烈火抜刀!クリムゾンドラゴン!
雷鳴剣黄雷:黄雷抜刀!ゴールデンアランジーナ!
光剛剣最光:最光発光!Who is the shining sword? Who is this?
○○は仮面ライダーセイバー、翔琉はエスパーダ、ユーリは最光に変身した。
イエティメギド:ヴゥゥゥゥ!
セイバー:グッ
イエティメギド:ヴゥゥゥァァァァ!!
セイバー:グハッ!
セイバーはイエティメギドを傷つける訳にはいかずに一方的にやられてしまう。
エスパーダ:ハッ!
最光:ハア!
レジエル:おぉ…結構やるね…だけど!
レジエルは最光に向かって回し蹴りをしたがすり抜けてしまい効かなかった。
エスパーダ:すごいな…
エスパーダ:ハッ!
レジエル:グッ
エスパーダと最光はレジエルを圧倒していた。
セイバー:グッ!
セイバーはイエティメギドに一切攻撃しないため苦戦を強いられていた。
ひかる:○○、大丈夫なの?
セイバー:あぁ、これでいいんだ。
エスパーダ:何やってんだ?○○。
最光:何をしているんだ?
イエティメギドの攻撃を数発浴びて倒れるセイバー。
セイバー:まだなのか?
レジエル:次の一撃でメギドの中の本が完成する!
イエティメギドの冷気を浴びて凍らされてしまった。
イエティメギド:ヴォォォォォォォォォ!!!
イエティメギドの中にあるアルターブックが完成してしまい体外へ飛び出した。
セイバー:今だ!
セイバーは氷を破壊しアルターブックを斬ると消滅寸前だった澤部が分離した。
森田:澤部先生…大丈夫ですか?
澤部:森田…?ここは?
澤部:うわぁっ!な、何だあれ!?
セイバー:澤部先生を頼んだ!
澤部:その声…小林かっ!?
ひかる:ささ、早く逃げますよ!
ひかるは澤部を連れてその場を離れた。
最光:わざと攻撃を受けて本を完成させるギリギリの賭けに出たか。どうやら運も度胸もあるようだな。
エスパーダ:全く…無茶しやがって…
レジエル:どうやってあの攻撃を!?
セイバー:最後の攻撃を受ける瞬間、炎の竜巻を纏っておいたんだ。
ストームイーグルWRB:『ストームイーグル!』
最光:フッ!最高だな!!
最光はレジエルに攻撃を加えセイバーの元へ移動した。
最光:君の覚悟、確かに見届けたぞ。
セイバー:俺は最後まで諦めたくないんだ
最光:やはり君は力を使う運命にあるようだ。さあ、俺を振れ。
セイバー:行くぞ!
火炎剣烈火:ドラゴニックナイト!
セイバー:ハアッ!
セイバーは火炎剣烈火と光剛剣最光の二刀流でイエティメギドを圧倒していった。
エスパーダ:あんたの相手は俺だ!
エスパーダ:ハッ!
レジエル:クッ!
セイバー:これで終わりだ!
光剛剣最光:最光!発光!
セイバー:光剛龍破斬!ハアッ!
セイバーは光剛剣最光に装填された金の武器 銀の武器WRBのスイッチを押して発動し、光剛剣最光と火炎剣烈火からそれぞれ炎と光の斬撃クロス字に飛ばしイエティメギドを撃破した。
イエティメギド:ヴァァァァァァァァァ!!!
レジエル:あちゃ〜倒されちゃったか…それじゃあ、またね〜
レジエルは姿を消した。
翔琉:やったな、○○。
○○:あぁ!ありがとな、翔琉。
○○:ユーリさん。俺、今の組織が怪しいと思うんです。
ユーリ:ほう、奇遇だな。俺もそう思う。
○○:そして、この世界を守ってみせる。
ユーリ:俺も一緒に戦おう。まずはソードオブロゴスを正す。
ユーリ:ただし、一つだけ忠告しておく。あのやり方はいただけない。
○○:あのやり方?
ユーリ:人とメギドを分離するやり方だ。あれでは危険過ぎる。
○○:そうですよね…
ユーリ:俺を使って斬ればすぐに分離出来るのに。
○○:そうですよね……ってはぁぁぁぁぁ!?
翔琉:やっぱりか…
○○:何っ!?翔琉、気付いてたの!?
翔琉:薄々な。
○○:先に言ってよ〜!
ユーリ:最初から斬れと言っていた。斬ろうとするのを止めたのは君だ。
○○:そうですけど〜!
Fin.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?