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仮面ライダーセイバー19「炎と光、剣と剣。」

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○○:お、れ、で、斬れって言ってくれないとわかんないですよ!

ユーリ:聞かれなかったからな。

○○:そうですけど…!ユーリさんで斬れば人間とメギドが分離出来るって分かってればあんな危険な方法はとらずに済んだのに…

ユーリ:今度、俺を使って斬ればいい。それに気をつけるべき相手はメギドだげじゃない。

○○:メギド以外の脅威ってソードオブロゴスのことですか?

ユーリ:組織の剣士達は必要に君の聖剣とワンダーライドブックを求めている。

ひかる:でも本と剣って組織が管理するものなんでしょ?

ユーリそうだが…。本来、組織は剣士それぞれに本を分散して持たせ、北と南に別れていた。しかし今は…

○○:ソフィアさんがいなくなってから聖剣とブックはサウザンベースに集まっている…

ユーリ:大いなる力の源である、全知全能の書を創るには失われた目示禄を生むための、数多くの本と復活を導く聖剣が必要で全知全能の書の力は世界を造り替えることも可能だ。

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有美子:小林○○が光の剣を使いました。現在、不審な失踪事件が多発しています。メギドの仕業と見て間違いないでしょう。彼が監禁している可能性もあります。

颯:……

叶芽:ソフィア様の行方はまだ分からないの?

有美子:メギドが何処かに監禁しているか…あるいは…

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瑞穂:本は完成してたのにね〜

??2:本が消えればそこで終わり。でも私と??1が増やしてるから安心して。

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??4:るんちゃん…ほのす…今すぐ俺のものに…フフッフハハハ!

??1:貴方のその願い、叶える力を上げるわ。

??4:うぐッ!うぁぁぁぁぁぁ!!

王様メギド:ちこうよれ!ちこうよれ!ハハハハ!

〜〜〜〜〜〜〜〜次の日〜〜〜〜〜〜〜〜

澤部:最近人が失踪する事件が増えてるしこのクラスからも女子が数人失踪してるから気を付けろよ。あと、○○と森田ちょっと来てくれ。

○○:何ですか?澤部先生。

澤部:○○、森田、ありがとう。俺を怪物から助けてくれて。

○○:な、なんのことですか?

澤部:しらばっくれんなよ。お前なんだろ?俺が怪物になって救ってくれたのは。確か…仮面ライダー…セイバー。

○○:はい、そうです…

澤部:やっぱりな、頑張れよ!セイバー!

○○:はい!

ひかる:ところでみんなどこに行っちゃったんだろ…

○○:まさかメギド達の仕業じゃ…

加古井:小林、ちょっといいか?

○○:加古井じゃん、どうした?

加古井:お前は今起きているクラスの女子失踪についてどう思う?

○○:どう…って言われても…

加古井:俺はな、怪物の仕業だと思ってる。

ひかる:怪物?

加古井:知らない?森田さん。最近よく目撃されてるんだけど…

○○:どうやって探すんだ?

加古井:手分けして探さないか?

○○:手分け?

翔琉:何の話だ?

○○:翔琉か、加古井がクラスで起きている女子失踪を探そうって言うんだ。

加古井:どうだ?迅と真道もやらないか?

恭太郎:俺も?○○がやるんだったらやる。

加古井:それじゃあ決まりだな。メンバーはこうしよう、俺、森田さん、田村さん。そして小林、真道、迅。それじゃあ放課後にな!

○○:怪しいな…

恭太郎:○○もか?

翔琉:こっそり尾行しよう。

〜〜〜〜〜〜〜〜放課後〜〜〜〜〜〜〜〜

加古井:そろそろかな…

加古井は急に後ろを向きひかると保乃のもとへゆっくりと近付いて行った。

ひかる:な、なに?

保乃:ひぃちゃん!下がってて!

加古井:フフフ

王様メギド:フフフッ

加古井は王様メギドになった。

○○:待て!加古井!

加古井:チッ

翔琉:怪しいとは思ってたがお前がメギドだとはな。

恭太郎:お前が女子失踪の犯人か!

加古井:そうだ!俺が犯人だ!

○○:皆をどこにやった!

加古井:それは秘密だ。まぁ俺にはまだやる事があるから森田さん、田村さん、君たちはまた今度だ。

王様メギド:ハッ!

加古井は王様メギドに変貌し空中から車を落下させ逃げた。

○○:逃げたか…

○○:加古井がメギドだったなんてな…

恭太郎:どうするんだ?

翔琉:見つけて倒すしかないだろ。

保乃:手分けして探そうや!

○○:それなら恭太郎と保乃、ひかると翔琉だな。

恭太郎:○○は?

○○:俺は大丈夫だ。

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王様メギド:フハハハ!

王様メギドは次々と空中から車を出現させ積み上げていく。

○○:加古井!お前の好きにはさせない!

ブレイブドラゴンWRB『ブレイブドラゴン!』

○○:変身!

火炎剣烈火:烈火抜刀!ブレイブドラゴン!

○○は仮面ライダーセイバーに変身した。

セイバー:ユーリさん…って何漫画読んでるんですか!?

ユーリはアメコミ漫画を読んでいた。

セイバー:加古井!みんなを解放しろ!!

王様メギド:嫌じゃ!嫌じゃ!

王様メギドは持っている杖でセイバーを攻撃した。

セイバー:ウァァァァァァ!

ユーリ:ふむ…気に入った。ん?なるほど、状況は理解した。

金の武器銀の武器WRB:『金の武器!銀の武器!』

ユーリ:変身。

光剛剣最光:最光!発光!Who is the shining sword?

最光が王様メギドを攻撃しようとしたが何者かが阻止した。

??1:邪魔しないでくれる?

セイバー:ここは危険です!離れて!

??1:その必要はないわ、○○。

セイバー:何で、俺の名前を?

??1:何でって…

謎の人物はフードを外した。

セイバー:!な、何で…何でここに居るんだよ!由依姉!

謎の人物の正体は小林○○の姉、小林由依だった。

由依:教えてあげる。私もメギドだから。

由依はストリウスに変貌した。

ストリウス:ハッ!

セイバー:ウッ!

ストリウス:ハァっ!

セイバー:ウァァァ!!

ストリウスに攻撃出来なく一方的にやられるセイバー。

最光:仕方ない。光あれ!

光剛剣最光:最光!発光!

最光は眩い光でストリウスを攻撃した。

ストリウス:面白いね。これも光の剣の力?

王様メギド:ほれほれ〜もっとじゃっ!もっと積み上げるのじゃー

セイバー達が戦っている間にも王様メギドは車を積み上げていく。

光剛剣最光:最光二章!光から生まれし影!シャドー!

スラッシュ:光の剣士…あなたの真意を教えてくれますか?

最光:ならば剣士としての使命を果たせ!

光剛剣最光:最光!発光!

最光は光を纏った斬撃をスラッシュに浴びせるが受け止め、音銃剣錫音を回し間合いを変え反撃の一撃を放った。

最光:うおっ!?面白い剣技を使うな。

セイバー:グハッ!

ストリウス:戦いなさいよ、○○。

セイバー:出来るわけ無いだろ!

最光:まずいな…

スラッシュ:ハッ!

スラッシュは後ろからストリウスを攻撃した。

スラッシュ:ソフィア様を返して!貴方たちの仕業なのは分かってるの!

ストリウス:なんの事?もしかして北の守護者が消えたの?

スラッシュ:えっ!?知らないの?

王様メギド:出来た出来た!セイッ!

王様メギドは車の壁が完成し、セイバーと最光に攻撃を仕掛けた。

セイバー:ユーリさんで斬ればメギドと人間を分離できるんですよね?

最光:やれば分かる。さあ、俺を掴め。

セイバーが最光を掴もうとするのをストリウスが阻止した。

ストリウス:そうはさせないわ。

スラッシュ:ハッ!

スラッシュは王様メギドに攻撃した。

セイバー:叶芽さん!あいつは人間なんです!俺と同じ高校生です!

スラッシュ:嘘っ!?高校生!?

セイバー:だから、攻撃を止めてください!

スラッシュ:ごめん…それは出来ないわ。

スラッシュ:ハッ!

王様メギド(加古井):まだやられる訳には〜

スラッシュ:えっ!?

ストリウス:はぁ…

ストリウスは剣を地面に突き立て小爆発を起こし撤退した。

セイバー:見たでしょ!メギド達は本を作るために人を使ってるんです!

スラッシュ:何で光の剣を振るうの?○○君は力を求めてるの?

セイバー:違います。光の剣ならメギドと人を分離出来るんです。

スラッシュ:本当に力を求めていないのね?

セイバー:はい。

スラッシュ:なら…剣で示して!

最光:疑い深い剣士だな、○○の言ってることは…

セイバー:いいんです、ユーリさん。俺がやらなきゃいけないので!

セイバー:ハァー!

スラッシュ:ハッ

セイバーの攻撃を受け流し攻撃するスラッシュだがそれをギリギリで躱すセイバー。

火炎剣烈火:必殺読破!
烈火抜刀!ドラゴン!一冊斬り!
ファイヤー!

セイバー:火炎十字斬!!

セイバーは必殺技を放ったがスラッシュは楽譜で受け止めかき消した。

セイバー:なら!

キングオブアーサーWRB:『キングオブアーサー!』

火炎剣烈火:烈火抜刀!二冊の本を重ねし時、聖なる剣に力が宿る!
ワンダーライダー!
『ドラゴン!アーサー王!』

セイバー:ハァ!

セイバーは後ろに現れた大きなキングエクスカリバーをスラッシュ目掛けて振り下ろしたがスラッシュは軽い身のこなしで躱した。

セイバー:ハァー!

キングエクスカリバーでスラッシュを攻撃したがスラッシュが出した楽譜状のバリアで止め、反撃をした。

セイバー:ウァァァァァ!!

最光:ほう…

セイバー:まだまだ!

火炎剣烈火:烈火抜刀!ドラゴニックナイト!

ドラゴニックブースター:ワン!リーディング!フレイムスパイシー!

スラッシュ:甘いのよ!

ドラゴニックナイトの火炎放射でさえも楽譜状のバリアで止めてしまう。

最光:こうして、こうか?音の剣士は優秀だな。

○○:クッ…はぁ、はぁ…

セイバーは身体の限界で変身解除してしまった。

最光:はぁ…帰るぞ○○。光あれ!

最光は眩い光で○○と一緒に撤退した。

叶芽:○○君…ごめんね。まだ貴方の事を信じられない…

Fin.

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