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仮面ライダーリバイス第41話「父の真意、息子の決意!」


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渡を家族と言い、アララトへ連れて帰った赤石。

赤石:君のお陰で人類は救われようとしている。ありがとう

渡:あなたのためじゃない。俺は自分が正しいと思っている行動を取ってるだけです

赤石:分かっているよ。私は…ただ君を自分の我が子のように、応援したいんだ

渡は無言でこの場を離れた。

べイル:フハハハ…!反抗期の息子と言ったところか?

赤石:手のかかる子だ!未練を断ち切ってしまわねば!

赤石:大園家を抹殺しろ

べイル:なんだと?

赤石:考えが変わった。私には渡君さえいればいい

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元太:渡は俺の息子だ!

バイス:でもよ、渡のやつ、赤石に操られてるってわけでもないんだよな…

○○:正義感が暴走して自分じゃ止められないんだ

ヒロミ:やっぱりカゲツキを失ったことに関係があるんじゃないか?

○○:カゲツキは…渡にとって必要な存在だったのか…

○○:とにかく、渡を赤石から切り離さないとこには始まらない

ヒロミ:俺も一緒に戦う

○○:ヒロミさんは、体のことを第一に考えてください

ヒロミ:無理はしないさ。俺なりに今できる戦い方をするよ

バイス:よかった〜ヒロミっち、我が命、懸けすぎだから

○○:父ちゃん、赤石は俺たちが絶対に倒すよ

元太:…ああ

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ひかる:結局、太助さん達の本当の名前知らなかったな…

愛奈:彼らの犠牲を無駄にしてはあかんで

玲:当たり前です!だから…犠牲だなんて言わないでください…

玉木:そう言えば、ヒカリは?

愛奈:私は見てへんで

ひかる:私も

玲:私が探してきます。ヒカリ君が一番苦しんでるはずだから

そこへギフテリアン、ギフジュニアの軍団がウィークエンドのシェルターに攻め込んでくる。

愛奈:玲ちゃん、ヒカリくんを頼んだで

玲に太助がかけていたメガネを渡す。

玲:でもシェルターが手薄に…

ひかる:心配しないで!私が押さえるから

玉木:俺だって…!

朝影:Don't worry! それはデモンズ軍団に任せてくれ

『スパイダートルーパー!』

『クワガタトルーパー!』

『Deal…』

2人:変身!

朝影:自身の悪魔を制御して戦力化する、量産型デモンズドライバーを配備した。

朝影:ヒロミが張り切って指揮を執っているよ

愛奈:みんな。くれぐれも気をつけて

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6番シェルター

アギレラ:(大方、片付きました)

ヒロミ:了解。急いで第7シェルターに向かってくれ

アギレラ:(了解です)

玉木:はあぁぁぁぁー!

玉木は銃を使い、ギフジュニアを退けていた。

玉木:安全なとこへ避難してください!早く!

男性:もうここはダメだ…。アララトに行くしかない…。

ドーーンッ!!

何かが空中から降り注ぎ、拳を地面に叩きつける。

ヒロミ:べイル…!

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ヒカリ:はっ!はあーっ!

両親を失った悲しみを誤魔化すかのように道場で一人、稽古に打ち込む。

玲:付き合おうか?稽古

ヒカリ:…お願いします

玲:手加減しないからね!

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べイルの登場で劣勢に追い込まれるウィークエンド。

○○:やめろべイル!

バイス:悪魔だからって、好き勝手していいと思ってるのか!

○○&バイス:変身!

『ギファー!「ギファー!」ギファードレックス!』

○○達はアルティメットリバイスに変身し、べイルに戦いを挑む。

べイル:18年前…お前が悪魔と契約しなければ俺の復讐は終わっていた!

バイス:るっせぇ!

べイル:ぐわぁぁぁぁぁっ!

バイス:未練がましい野郎だな!そんなんだから相棒に捨てられんだよ!

『リバイ!「バイス!」ギファードフィニッシュ!』

リバイス:ハアァァァァーッ!!

必殺技でギフテリアン、ギフジュニア軍団を一掃した。

リバイス:ハアッ!

リバイスは残ったべイルにパンチをくらわす。

べイル:ぐわぁぁぁぁ…こ、これは…!

べイルは身体に異変が生じ、粒子状となって姿を消した。

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ヒカリ:はぁ…はぁ…父さんが…どうして…僕を守ったか…分からないんです…母さんのことは見捨てたのに…矛盾してますよね…

玲:はい、これ

玲は太助の遺品であるメガネを渡す。

玲:矛盾があるから人間なんじゃない?ウィークエンドとしての信念を曲げてでもヒカリ君を守った。それって、太助さんが感情を優先したからなんじゃない?

ヒカリ:グスッ…

玲:ヒカリ君のことを、本当に愛してたってことだよ

ヒカリ:僕…もっと強くなりたいです…

玲:私も!

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テーブルに並べられた○○の姿が消えた数々の家族写真。

元太:これは…?

明美:隠してあったのを見つけたの

元太:どうして○○がいないんだ?

○○:ごめん、2人とも…話があるんだ

……

……

○○:バイスとの契約。つまり、バイスの力を借りて、仮面ライダーとして一緒に戦う代償で…記憶や思い出が消えてってる…。だから…きっと…家族との楽しい思い出も…

元太:○○…。それでも戦いつけるのか?バイスとの契約破棄は出来ないのか!?

バイス:それは…

○○:バイスがいるから、今こうして、人を救う戦いが出来る。感謝してるし、バイスとはこれからもずっと一緒だ

バイス:…○○

○○:それに俺は…家族揃って笑って暮らせる日まで…戦う…。例え、俺自身がどうなっても…!

明美は○○を優しく抱きしめる。

明美:それ以上は言わないで…

○○:ごめん…

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アララトに移住する人数が前日比の172%と増えている。

赤石:素晴らしい。いずれ人類が我々に感謝する日が来る

すると突然、赤石の手が制御不能となり、勝手に異空間が開いた。

赤石:うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!

赤石:ギフ様…!

ギフ:◎△¥●&?!

赤石:お静まりください!

ギフが怒りをあらわにし、攻撃を仕掛ける。

赤石:ギフ様がお怒りだ!人間の醜い争いはもう見るに堪えんとな!

渡:このままだとどうなるんですか!?

赤石:文明が滅ぶ!かつて隆盛を誇り、一夜にして消滅した数多の文明と同じようにな!

そこへべイルが現れる。

べイル:赤石ぃ…騙したなぁ!ギフの恩恵を受ければ不死身の体を手に入れられるんじゃなかったのか!

赤石:そもそも君は25年前に死んだも同然。実態の無い悪魔が仮初の体を与えられてるに過ぎん!

べイル:時間が無いということか…だが、死ぬまでに…俺の願望を必ず叶える!

べイルはケースに入っているスタンプを自らに押印していく。

赤石:もう時間が無いのは我らとて同じこと!渡君、君はどうする?

渡:ギフを止めるために…リバイスを止めます…!

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愛奈:べイルが弱ってるって!?

バイス:そうなんだよ!まあ、いつものガス欠とは何か違う気がするんだよなぁ

○○:べイルが消滅したら…父ちゃんはどうなるんですか!?

愛奈:それは…

そこへべイル襲来の映像が流れる。

○○達は駆け出していくその時、愛奈の容態が良くないのか膝を着いた。

玉木:愛奈さん!?

愛奈:はぁ…はぁ…

玉木:誰か呼んできます!

愛奈:どうやら、私の限界も近いみたいやな…

そこへ元太がやってき、モニターで街が破壊されている映像を目にする。

元太:これはべイルがやったのか?

愛奈:そうや…

元太:…話があるんだ

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赤石:盛者必衰の理。人類は調子に乗りすぎたーっ!

赤石はギフデモスに変身すると、目の前を一瞬で焼け野原と化した。

ギフデモス:まるで、春の夜の夢の如し

そこへ○○とバイスが駆けつける。

ギフデモス:やっと来たか。私の平和を否定する英雄気取りが!

○○:これの…どこが平和なんだ!

『ギファードレックス!』

「ギファードレックス!」

○○&バイス:ハァー…

『「ビッグバン!Come on!ギファードレックス!」』
『「ビッグバン!Come on!ギファードレックス!」』

○○&バイス:変身!

『「アルティメットアップ!」』

『あふれ出す熱き情熱!』

「Overflowing Hot passion!」

『一体全体!表裏一体!宇宙の力は無限大!』

『仮面ライダー!リバイ!バイス!』

「Let's go! Come on!」

『ギファー!「ギファー!」ギファードレックス!』

○○とバイスはアルティメットリバイ、アルティメットバイスに変身し、ギフデモス、べイルと交戦を始める。

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元太は朝影のもとへ訪れていた。

朝影:私に何の用ですか?

元太:べイルと決着をつけたい

朝影:新しいドライバーを作れと?

元太:ああ。誰1人、家族を失うわけにはいかないんだ

朝影:その中にはご自身も含まれているんですか?

元太:…

朝影:やれやれ…責任重大だね

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ギフデモス:貴様らは勘違いしている!ギフ様はこの地球にたどり着いた太古の時代から常に、人類との共存を望んでいるのだ!

リバイ:何…?

ギフデモス:人類が勝手にギフ様を恐れ、忌み嫌い、利用したのだよ!

リバイ:悪いのは人間だと言いたいのか!

ギフデモス:そうだ。ギフ様が滅ぼされる前に、私はギフ様と契約し、人類のゆく未来を見定めると誓った!

リバイ:ハアッ!

ギフデモス:だが…!

ギフデモス:人類は同じ過ちを繰り返す。何度も!何度もな!

リバイ:フッ!タアッ!

ギフデモス:その…愚かさたるや、天井知らず……!

べイル:邪魔だ!悪魔としての誇りを捨てた貴様に用はない!

バイス:何とでも言え!そんなの痛くも痒くも、何ともねぇからな!

べイル:反吐が出る!

バイス:ハアァァァァーハアァァァッ!!

ライブ:ハアァァァァーッ!

ライブが飛来し、リバイに攻撃を仕掛ける。

だが横からアギレラがライブに突撃する。

ライブ:手を出すな!

アギレラ:アンタ、バカじゃないの?自分から大切な居場所を手放すなんて!

ライブ:お前に何が分かる!?

アギレラ:私だから分かるの!これ以上、玲ちゃんの悲しむ顔を見たくないの!

『必殺承認!』

『クイーンビー!スタンピングデストロイ!』

ライブ:クッソ…!

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リバイ:確かに人類は愚かかもしれない。それでも、みんな一度きりの人生を一生懸命生きてるん!

バイス:お前らには絶対に分からないと思うけどなーっ!

リバイ:その人生を、俺は笑って過ごして欲しいんだ!

バイス:笑顔の無い平和にはなんの意味の無いんだよ!!

リバイ:お前がそれを奪うと言うなら、ここでお前を倒す!

リバイス:ハアッ!

リバイ:行くぞバイス!

バイス:あいよ!

『リバイ!「バイス!」ギファードフィニッシュ!』

リバイス:ハアァァァァーッ!!

バイス:もういっちょぉぉぉぉーーっ!

リバイス:タアァァァァッ!!

ギフデモスが間一髪でしゃがみこみ、リバイスの攻撃を回避した。

バイス:あれ…?

戦闘を続けるべイルを無視して、去っていくギフデモス。

バイス:なあ○○。あいつ倒しちゃっていいの!?

リバイ:ダメだ。父ちゃんと無事じゃ済まないかもしれない

バイス:じゃあ、どうすればいいんだよ!?

べイル:ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!

『ウィークエンドライバー!』

ドライバーを巻いた愛奈が現れる。

リバイ:愛奈さん…!

愛奈:過去に決着をつける時が来た…!

『トリケラ!』

To be continued...

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