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仮面ライダーギーツ 17話「乖離Ⅰ:ようこそ!新シーズンへ!」

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ナレーション:正体不明の怪物、ジャマトから世界を守るため、仮面ライダーになって戦うゲーム。デザイアグランプリ。最後まで勝ち抜いたものは理想の世界を叶えられる。そして今、デザイアグランプリは新たなシリーズとして生まれ変わる!

ナレ:まずはおなじみ、戦闘力ナンバーワン不敗の男、仮面ライダーギーツこと、的野○○!

○○がデザイア神殿に転送された。

ナレ:セレブナンバーワン、一般人を夢見るインフルエンサー、仮面ライダーナーゴこと、森田ひかる!

同じくひかるが転送される。

ナレ:知能指数ナンバーワン、天才クイズ王、仮面ライダーナッジスパロウこと、五十鈴大智!

五十鈴大智が転送される。

ナレ:身体能力ナンバーワン、霊長類最速女子アスリート、仮面ライダーロポこと東村芽依!

東村芽依が転送される。

芽依:久しぶりやな、○○!あっ、今はスターの○○様やっけ?

ひかる:知り合いなの?

○○:前にデザグラの決定戦で残ってた奴らだ。今度のライバルは手強そうだ

大智:それはこっちのセリフだよ。まあ、今度こそ僕が勝つけどね

○○:いや、今度も俺が勝つさ

ツムリ:以上5名で、デザ神の座を賭けて戦います

ひかる:5名?1、2、3、4…あと一人は?

圭介:あの…ここに…

ツムリ:スリリングでエキサイティングなゲームに乞うご期待!

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ツムリ:(それではデザイアグランプリ、第1回戦、学園ゲームを開始します!不良ジャマトから街を守り、どこかの学校にいる校長ジャマトを退治してください)

一般人に襲いかかる不良ジャマト達。

圭介:ジャマト…今度こそ、理想の世界を…

芽依:足は引っ張らんといてな?お嬢様

ひかる:そっちこそ

『『『『『SET』』』』』

ひかる:へ〜んしん!

4人:変身!

『BOOST』

『NINJA』

『BEAT』

『ZOMBIE』

『MONSTER』

『『『『『READY FIGHT』』』』』

○○はギーツ ブーストフォームに、圭介はタイクーン ニンジャフォームに、ひかるはナーゴ ビートフォームに、芽依はロポ ゾンビフォームに、大智はナッジスパロウ モンスターフォームに変身した。

不良ジャマト:ピポスデヅテオズ!

ジャマト達は○○達に襲いかかってきた。

○○:ふっ!

ひかる:ほっ!

圭介:はあぁぁ…

芽依:ふっ!

圭介:あっぶな…邪魔しないでよ!

芽依:邪魔なのはそっちやで!

大智:さあ、おいでよ

大智はジャマト達を砂場におびき寄せ、パンチを地面に叩きつけ、ジャマト達を埋めた。

大智:よし

ひかる:ちょっと〜私も埋まってる〜!

大智:余計なことしないでくれるかな?

ひかる:それはこっちのセリフ〜!

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何とかジャマトを撃退した○○達はサロンへ戻ってきた。

ツムリ:これから参加者の皆さんはここで共同生活を送ってもらいます

圭介:共同生活!?

芽依:そんな話初耳やねんけど!

??:君たちに拒否権は無い

圭介:うわぁ…またやばそうなゲームマスターが来た…

新たなゲームマスターは仮面を取った。

チラミ:どうも〜!新しくゲームマスターに任命されたチラミよ。しくよろ〜っ!

チラミ:いい?戦いだけじゃなく仮面ライダーの私生活もショーの一部になるのよ

芽依:どういう意味なん?

チラミ:この中に1人だけ、運営が指名したデザスターがいるからよ。デザスターには他のライダーを妨害する秘密のミッションが与えられているの!

○○:要は、スパイってわけか

圭介&ひかる&芽依:スパイ!(や!)

大智:君たち、単純すぎるよ。そう簡単にスパイが分かるわけないでしょ?

チラミ:デザスターは最終戦まで正体がバレずに生き残っていられたら、デザ神の座を横取りできる

大智:だから少数精鋭でスタートってわけね

チラミ:正解!これは、男女5人の仲良し共同生活じゃない。疑惑と裏切りのシェアハウス!

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一紫:んっ…俺は確か…死んだはず…

ビニールハウスで目を覚ます。

アルキメデル:目覚めたか

一紫:誰だ、お前…?

アルキメデル:お前のようなやつは初めてだよ。まさか、息を吹き返すとはね

一紫:お前がジャマトを送り込んでいる黒幕か?

アルキメデル:それに、元気も良さそうだ。素晴らしい

一紫:はあ?

アルキメデル:仮面ライダーをぶっ潰すのがお前の望みだろう

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海月📞:珍しね。圭介がお泊まりだなんて

圭介:ちょっと、友達の家に…しばらく帰れないかも

海月📞:まさか…彼女!?ってそんなわけないか〜

圭介は電話を切った。

圭介:一言余計だっての…あっ、そう言えば、デザグラってどこで放送してるの?ネットでもやってないみたいだし…

ツムリ:はい。テレビでもネットでも見られません

圭介:じゃあ一体、みんなはどうやって…

ソファに座る圭介。

圭介:おわぁぁぁぁぁぁ〜〜〜!!

圭介が座ったソファが投げ飛ばされた。

圭介:痛ってぇ〜!

芽依:この赤いラインから先は男子禁制!立ち入ったらただじゃ済まさへんで!

ひかる:済まさへんで!

圭介:もうただじゃ済んでないんだけど…

圭介が周りを見渡すと大智、○○は自分の場所を取っていた。

圭介:俺の場所無いじゃん!○○〜!ちょっと場所分けて〜!

大智:いないよ。運営側と秘密のミッションの打ち合わせ…だったりして

芽依:○○がデザスターって疑ってるん?

ひかる:え?何でなんで?

大智:まあね。なぜ、ギーツが“ハイライト”という決めゼリフを多用していたのかーー正解はデザグラがショーだということを知っていたから

圭介:ああ…確かに。知ってる風だった

大智:キツネは化かすのがお手のものだからね

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ユウト:どうも。呼び出してすまなかったね。直接会えるなんて感動だよ。まさか、ゲームマスターに牙を剥くなんて、本当に凄い。君は僕を飽きさせない

○○:随分馴れ馴れしいな。誰だ?アンタは

ユウト:俺はユウト。君のサポーターだ。この間のジェットバックルは気に入ってくれたかな?

ユウト:ゲームマスターのヤラセがなければ、君に黒星がつくこともなかった。ギーツの不敗神話、これからも楽しませてもらうよ

ユウトは手を差し出した。

○○:勝手にしろ

ユウトの手を取り握手を交わす。

ユウト:早く知れるといいね。君が何者で、君が生きている意味が何なのかを…

○○:っ!

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圭介:みんなはデザイアカードになんて書いたの?

芽依:そんなん関係ある?

圭介:いや、デザスターが誰か見抜く手掛かりになるかもしれないでしょ?

圭介:ちなみに俺は…

大智:“退場した人が蘇った世界”だろ?

圭介:えっ?

大智:君は“本当の愛”

ひかる:なんで分かったの…?

大智:ちょっとした行動で、人間の考えてることなんて見えてくるものさ

「ジャマト…今度こそ、理想の世界を…」

「目がいっぱい…」

大智:そして君は、“身体能力の維持”…かな?

芽依:大体合ってるで

「年齢で衰えない身体能力 
                             東村芽依」

芽依:そういうあんたは?

大智:全人類の記憶

「全人類の記憶が欲しい
                     五十鈴 大智」

圭介:はっ?

大智:知識こそが最高の財産だからね

大智:分からないのは、あの男…

○○:“俺がデザイアグランプリのゲームマスターになっている世界”まあ、俺が何考えてるのか分からなくて当然だ。キツネだからな

大智:君は運営側の家族だ。デザスターに指名されていてもおかしくない

圭介:う〜ん…逆に怪しすぎて違うかも

○○:キツネにタヌキ、ネコにオオカミ。誰がデザスターでも不思議じゃない。逆に、何でもないスズメかもな

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ツキメ:これがチャーシュー…

サマス:的野○○の願い、なぜ却下しなかったのですか?

ツキメ:泳がせておけばいずれ、化けの皮が剥がれる。なぜ自分の母がミツメだと知っているのか?

サマス:ええ。本来なら、あり得ないことです

ツキメ:キツネの嘘ならいいが、それがリアルなら、彼は世界の理を揺るがす存在になる

ツキメ:ズルルルルルル…うん、美味い

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ツムリ:(ジャマトが占領している学校の在処がはんめいしました。校長ジャマトがいることが予想されます)

○○達は学校へ転送された。

『『『『『SET』』』』』

ひかる:へ〜んしん!

4人:変身!

『BOOST』

『NINJA』

『BEAT』

『ZOMBIE』

『MONSTER』

『『『『『READY FIGHT』』』』』

○○はギーツ ブーストフォームに、圭介はタイクーン ニンジャフォームに、ひかるはナーゴ ビートフォームに、芽依はロポ ゾンビフォームに、大智はナッジスパロウ モンスターフォームに変身した。

大智:校長は何処にいるのか?正解は…

芽依:校長室に決まってるやろ!

芽依は走り出した。

芽依:最速で倒したるわ!

芽依は校内を走り回り、校長室を探す。

芽依:何でや!?校長室が無いんやけど!

圭介:えっ!?そんな学校あるの!?

ひかる:じゃあ校長ジャマトはどこ!?

○○:さて…どう探すか

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ユウト:ギーツ。復活のご祝儀だ。シークレットミッションをクリアしてみな

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不良シャマトの中に一体だけ真面目に勉強しているジャマトがいた。

大智:なるほど。ギーツ、アイツを倒せ!

圭介:勉強してる?害はなさそうに見えるけど…

○○:ジャマトに変わりは無い。はあっ!

勉強しているジャマトを撃破した。

『SECRET MISSION CLEAR』

大智:思った通りだ

ひかる:不良じゃないジャマトを倒せ…なんかかわいそ

○○は新しいバックルを手に入れた。

○○:初めて見るバックルだな。使ってみるか!

『REVOLVE ON』

『SET CREATION』

『DEPLOYED POWERED SYSTEM』

『GIGANT BLASTER』

『READY FIGHT』

○○はギーツ パワードビルダーブーストフォームに変身した。

○○:クリエイション…そういう事か

大智:何をするか分かってるね?

○○:ああ。校長室が無いなら、作ればいい

○○はギガントブラスターで校長室を作り出した。

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ユウト:すごい!面白すぎるよギーツ!

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校長ジャマト:ジャッ? ジャ

椅子に座りくつろぐ校長ジャマト。

芽依:今や!

校長ジャマトに襲いかかり、外へ引きずり出した。

不良ジャマト:ジャッ!!

不良ジャマト達は校長ジャマトを守った。

大智:校長先生、みんなから愛されてるね

『GIGANT HAMMER』

○○:はあっ!

○○:はあぁぁぁぁ…!

『GIGANT SWORD』

『BOOST TIME』

○○:不敗神話、見せてやるよ

『GIGANT STRIKE』

○○:はあぁぁぁっ!!

ツムリ:(ミッション、コンプリートです!)

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デザイア神殿に戻ってきた○○達。

ツムリ:現在の支持率です。ゲームの内容次第でオーディエンスが評価を下し、ライダーの皆さんの支持率は変動します

ひかる:へぇ〜なんか、選挙みたいだね

ツムリ:最終戦をクリアした段階で、最も支持率を獲得したプレイヤーがデザ神となります

圭介:校長を倒したのは○○なのに、トップじゃないんだ

ツムリ:シークレットミッションを見抜いて勝利に貢献したナッジスパロウ。そして一早く校長に辿り着いたロポにオーディエンスの支持が集まっているようです

芽依:結果だけじゃなくて家庭も大切ってことなんやな

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一紫:お前らの目的は何だ?

アルキメデル:理想の世界を叶える事さ。へへ、そろそろ美が熟してきた頃合いだろう

ルークジャマトが現れる。

アルキメデル:仲間がやられた。お前の出番だ…ルーク

ルークは姿を変える。

一紫:お前は…!

ルーク:人命救助が最優先だ

To be continued...

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