仮面ライダーセイバー21「最高に輝け、全身全色(フルカラー)。」
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ユーリ:何処だ?何処にいったんだ?俺の剣士としての歴史が全て記されたストーリーオブ光剛剣最光は…
ユーリは何かを探していた。
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○○はノーザンベースに入り歴史書を読んでいた。
○○:『今から2000年前、全知全能の書の力に魅入られた者たちとその力を巡る戦いが始まり、初めに光と闇の2本の聖剣が生まれた…』
○○:『その2本の剣により邪悪な者たちは退けられ、戦いでバラバラになってしまった本を守護するために、ソードオブロゴスが組織された…』
○○:『そして、光と闇の剣をもとに人の手で作られた最初の聖剣がこそが…』
○○:火炎剣烈火…
有美子:(あなたが力を求めても、我々が必ず阻止します。)
ユーリ:(いや、○○は力を手にする運命にある。)
有美子とユーリの言葉が脳裏をよぎる。
○○:あれは、どういう意味なんだ…?
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天:フフッ!ワンダーワールドと繋がった人間のおかげで、新しいアルターブックが増えるね!
瑞穂:アルターブックの次は全ての聖剣が必要だね。
由依:剣士から聖剣を奪うため、今までとは違うメギドを生み出す必要があるわ。
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有美子:光の剣は小林○○が力を手にする運命だと言いました。組織としては絶対に阻止しなくてはなりません。
叶芽:私がやる!
有美子:貴方に出来るの?
叶芽:私の一族は常に組織と共にあって聖剣を守ってきた。組織と剣士を支えてきた自負があるの。烈火は私の一族が最初に鍛えた特別な聖剣。私が持ち帰る!
颯:しょうがねぇ、俺も行く。
叶芽:お願い。
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爆食姉妹の控え室。
マミ:また見える…
由依:それはね、選ばれたからよ。
由依はマミにアルターブックを埋め込む。
由依:はじめよっか。
マミにゴーレムメギド、ハンザキメギド、アヒルメギドが融合し、カリュブディスメギドが誕生した。
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○○:明日も学校か〜
ひかる:仕方ないよ。
叶芽:○○君…
○○:叶芽さん!お願いです!また一緒に戦ってください!
叶芽:○○君、貴方は世界を救う!って簡単に言うけれどそれがどれだけ難しいことか貴方も分かってるでしょ?守れなかったものを背負って剣を振るう。戦えば戦うだけ背負うものが増えていく…それが剣士なの。
○○:……
叶芽:そんなことが分からないなら剣を振るう資格なんてない!どうして烈火が貴方を選んだのか…貴方の剣に聞くことにするわ!
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叶芽:全力で来なさい!
○○:分かりました。
ブレイブドラゴンWRB:『ブレイブドラゴン!』
ヘンゼルナッツとグレーテルWRB:『ヘンゼルナッツとグレーテル!』
○&叶:変身!
火炎剣烈火:烈火抜刀!ブレイブドラゴン!
音銃剣錫音:ヘンゼルナッツとグレーテル!銃剣撃弾!音銃剣錫音!
セイバー:ハアーッ!
スラッシュ:ハアッ!
セイバー:グハッ!
スラッシュはセイバーと鍔迫り合いになり、剣を滑らせ一撃を放った。
セイバー:何だ…今の?
スラッシュ:立ちなさい!
ひかる:○○…
颯:……
火炎剣烈火:必殺読破!烈火抜刀!ドラゴン一冊斬り!ファイヤー!
セイバー:火炎十字斬!ハアッ!
スラッシュ:甘いって!
セイバーはスラッシュに必殺技を放ったが爆炎の中からスラッシュが駆け出し、セイバーを攻撃した。
セイバー:剣の…一撃一撃が重い…!
颯:叶芽の剣は重い…あいつの剣には、あいつが背負って来たものの全てが込められている。
ひかる:背負って来たもの…
火炎剣烈火:烈火抜刀!クリムゾンドラゴン!
西遊ジャーニーWRB:『西遊ジャーニー!』
ブレーメンのロックバンドWRB:『ブレーメンのロックバンド!』
音銃剣錫音:ブレーメンのロックバンド!銃剣撃弾!音銃剣錫音!
セイバーは如意棒を伸ばし遠距離攻撃をしたが、虹色の楽譜状のエネルギーを放ち攻撃をかき消した。
颯:確かに○○は剣の扱いが上手いがまだ本当の剣士になっちゃいない。
スラッシュ:甘すぎるって!
スラッシュの強烈な一撃をセイバーに叩き込む。
スラッシュ:○○君、貴方は剣の扱いが上手いけど何も響かない!貴方が背負っている想いはその程度なの!?
セイバーはブレイブドラゴンにフォームチェンジした。
セイバー:俺は…俺はっ!
セイバー:みんなの悲しむ姿を見たくない!!
火炎剣烈火の刀身が赤く発光し、スラッシュと剣を打ち合う。
セイバー:ハァァァァー!
さらに烈火が激しく燃え上がりスラッシュに一撃を叩き込む。
スラッシュの脳裏に祖父の記憶が蘇った
叶芽祖父:(物語を終焉へと導く聖剣が生まれる。叶芽がわしやお父さんの後を継ぐのか剣士になるのか分からんが、もしそんな剣士が現れたのなら、その剣士と一緒にあゆむんじゃぞ。)
セイバー:ハァァ…ハァァァァァァー!
セイバーは音銃剣錫音をはじき飛ばした。
○○:はぁ、はぁ…
叶芽:……
変身解除して去っていく叶芽。
○○:叶芽さん!
叶芽:今のは少し…響いたよ。
颯:……
ひかる:凄かったよ!○○!
○○:烈火から…何か大切なことを感じた…
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瑞穂:メギドを勝手に使って。
天:デザストみたいなメギドをまた作るつもり?
由依:特別なメギドが生まれた。きっと、素晴らしい本が完成するわ。
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叶芽:火炎剣烈火の秘めたる力を引き出した時、全てを導く伝説の剣が生まれる。2000年…2000年間、その力を引き出す者が現れるのを私の一族は待ち続けたの!私は、○○君にその可能性を見出した!悪いけど、組織を離れる!
嬉しそうな顔をしながら話す叶芽。
颯:子供みたいな目しやがって。…でも、お前が選んだ道なら俺は止めない。
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ユーリ:あった。よし、再び剣士になり、新たな歴史を刻もう。
ユーリはストーリーオブ光剛剣最光WRBをドライバー装填した。
光剛剣最光:最光!発光!
ドゴーン!!
どこからともなく雷が落ち、ストーリーオブ光剛剣最光WRBが緑に発行しながらサイコウドライバーへ移動しエックスソードマンWRBに変化した。
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採掘場を襲い作業車を大きな口で食べるカリュブディスメギド。
ひかる:おぉ…めちゃくちゃ大食い…
カリュブディスメギド(マミ):ううっ…うぅぅぅ…
○○:苦しんでる…俺が絶対に助ける!
ブレイブドラゴンWRB:『ブレイブドラゴン!』
ストームイーグルWRB:『ストームイーグル!』
西遊ジャーニーWRB:『西遊ジャーニー!』
○○:変身!
火炎剣烈火:烈火抜刀!クリムゾンドラゴン!
セイバーはカリュブディスメギドを抑え込んだが腹部の口を開け、ゴーレムメギドのロケットパンチを射出した。
セイバー:うわっ!
セイバー:アガッ!うぅぅぅ…
カリュブディスメギドはアヒルメギドの透明化を使いセイバーの喉元を鷲掴みにし、持ち上げた。
セイバー:あぁ…ハァッ!
セイバーはカリュブディスメギドの左腕を斬って脱出したが斬られた左腕はすぐに再生された。
セイバー:あいつ、今までのメギドの力を使えるのか!?
そこへ叶芽が駆け付けた。
叶芽:○○君!
セイバー:絶対に!助ける!!
セイバー:うぉぉぉぉーーっ!
火炎剣烈火が赤く発行しカリュブディスメギドを斬りつけると一瞬マミから分離しかけた。
ひかる:分離しかけてる!?
叶芽:○○君の剣が人とメギドを!?
カリュブディスメギド:!
カリュブディスメギドは逃げ遅れた作業員を食らいつこうとした。
セイバー:危ない!!
作業員を咄嗟に突き飛ばしセイバーが食べられた。
ひかる:嘘…やろ…○○!!
??:すまん。待たせた!
ひかる:ユーリ、○○が食べられちゃった!!
ユーリ:俺に任せろ!
金の武器銀の武器WRB:『金の武器銀の武器!』
ユーリ:変身!
光剛剣最光:最光発光!Who is the shining sword?
ユーリは最光に変身するとすぐさまシャドーで攻撃した。
最光:こいつの出番だな。
エックスソードマンWRB:『エックスソードマン!』『エピソード1!全ての色で戦え!』
サイコウドライバー:W-W-W-W-WhatColor!?W-W-W-W-WhatColor!?
最光発光!
Get all Colors!エックスソードマン!
『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』
最光:俺は世界を守る剣(つるぎ)…。いや、剣士だ!
ユーリは仮面ライダー最光 エックスソードマンへと姿を変えた。
ひかる:凄い派手な姿!
最光はカリュブディスメギドと交戦を始めた。
最光:ハアッ!
最光はカリュブディスメギドを圧倒していった。
カリュブディスメギドが大きな口を開けて最光のもとへ突撃してくる。
最光:食べられるのはゴメンだな。
サイコウドライバー:移動最光!腕最高!
Fullcolor goes to arm!
『エピソード2!カラフルソードで、ズバズバーン!』
最光:○○を帰してもらう。
最光は手を突っ込み、セイバーを引き抜いた。
セイバー:うわぁぁぁ!!
最光:無事か?○○。
セイバー:ユーリさん…なの?
サイコウドライバー:フィニッシュリーディング!
最光:光あれ!
サイコウドライバー:サイコーパワフル!
最光:ハァ!
カリュブディスメギドとマミを分離した。
最光:これで終わりだ!
サイコウドライバー:フィニッシュリーディング!
サイコーカラフル!
最光:エックスソードブレイク!
ワンダーライドブックを一度閉じた後、ストーリーページを開き押し込み、最光のグリップエンドでバックル上部のボタンを一回押すと発動し、光剛剣最光を構え、X字に斬撃を決め撃破した。
最光:決まった!最高だ!
マミ:助けてくれてありがとうございます。
ユーリ:例などいい。これが正義の剣士の役目だ。
ひかる:今までどこに行ってたんよ?
ユーリ:そんなことはどうでもいい。俺がいない間に、何か最高なことが起こったようだな。
叶芽:○○君。私は貴方と一緒に戦うわ。
叶芽は手を差し伸べる。
○○:叶芽さん!!
○○は叶芽の手を取り握手を交わした。
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暗くなり倒したはずのメギドの破片が集まり本の形になる。
由依:お楽しみは、これからよ。
Fin.
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