見出し画像

仮面ライダーギーツ 15話「謀略Ⅵ:仮面ライダーの資格」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ツムリ:第3回戦にて、タイクーン、ナーゴ、バッファか不屈の活躍で勝ち抜ける中、パンクジャックがゲームマスターに操られ、前回のデザ神ギーツこと的野○○がまさかの脱落!?果たして、結果はどうなってしまうのか…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○:朝か…

……

……

○○:おはよう、父さん

ギロリ:おはよう、○○。

ギロリ:○○、今日の予定は?

○○:雑誌の取材が5件に、グラビア撮影が3件、夜はバラエティー番組の収録だよ

ギロリ:忙しいな、スターは

○○:スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズ。いい加減覚えてくれよ。仕事で忙しいのは分かるけどさ

ギロリ:そうだったね。失礼

○○:もう時間だ、行ってくるよ

ギロリ:行ってらっしゃい

ツムリ:デザイアグランプリに関する記憶が完全に消去されたようですね

ギロリ:なにか不満でも?

ツムリ:ギーツを落としたやり方は、デザイアグランプリのルールに違反しています

ギロリ:黙れ!デザイアグランプリを存続させるためだ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ギロリはアルキメデルに電話をかける。

アルキメデル:意外だったよ〜あのギーツが脱落とはな。今度こそ、我がジャマトが世界を滅ぼす番だ。フフフ…とっておきのラスボスが目覚めたぞ

ギロリ📞:成長したライダーは他にもいる。我々を見くびるな!

ギロリは電話を切った。

アルキメデル:それはこっちだって同じだ。ジャマトは学習で進化する!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ツムリ:これより最終戦、戦艦ゲームを始めます。今回はスコア勝負です。ラスボスが退去するまで街の防衛をしてください

ひかる:たった3人だけで…?

ツムリ:スコアトップの方がデザ神となり、理想の世界を叶えることができます

ひかる:勝てば、本当の愛が手に入る…

圭介:やってやるよ。退場した人たちを蘇らせるために…!

一紫:勝つのは俺だ。そして、全ての仮面ライダーをぶっ潰す力を手に入れる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『『『SET』』』

圭介&一紫:変身!

ひかる:へ〜んしん!

『NINJA』

『BEAT』

『ZOMBIE』

『『『READY FIGHT』』』

圭介はタイクーン ニンジャフォーム、ひかるはナーゴ ビートフォーム、一紫はバッファ ゾンビフォームに変身し、ジャマトに戦いを挑む。

一紫:おらっ!

圭介:はあっ!

ひかる:やあっ!

ルーク:ジャッ!

一紫:ぐはっ!

一紫:こいつら…パワーアップしてやがる…!いっそ本丸を叩くか!

ルーク:マサカ、シロヲ?ソレハムリダ…

「まさか城を…?それは無理だ!」

一紫:はっ…?

『NINJA STRIKE』

『BEAT STRIKE』

『JYA-JYA-JYA STRIKE』

圭介:はあっ!

ひかる:やあっ!

2人の必殺技を押し返し、必殺技を放った。

圭介:ぐはっ!

ひかる:うわっ!

ジャマトライダー:コンナトコロデ…ダツラクスル…ワケニハ…

「こんな…所で…脱落…する…わけには…」

圭介:やっぱり…

一般人を襲い始めるジャマト達。

ひかる:数が多すぎて守りきれない…!

圭介:これが…最終戦なのか…

ひかる:やっぱり、無理なのかも…今まで、私たちが生きてこられたのは、命懸けで世界を守ってくれる人がいたから…○○っていう、デザ神がいたから…!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○が撮影している所にもジャマトが襲いかかる。

○○:なんだこいつら…!

○○:ふっ…!

ジャマトの攻撃からスタッフを守る。

○○:早く逃げろ!

スタッフ:は、はい…!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

圭介:簡単じゃないんだね。世界を守るってのは…!

一紫:うるさい!ギーツなんかいなくなってやれる!デザ神になるのは俺だ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ツムリ:ギーツ抜きで、世界は守れるのでしょうか…?

ギロリ:そのためにも彼らに試練を与え、鍛えてきたんだ。やってもらわなければ困る

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『REVOLVE ON』

『ZOMBIE STRIKE』

一紫:はあっ!

ラフレシアフォートレスジャマトに蹴りを放つも反撃をくらった。

一紫:ぐっ…

「城ってのは内側から崩れるものだ」

一紫:あの中に入れば…!

『SET FEVER』

一紫はフィーバースロットバックルを使い、バッファ アームドプロペラゾンビフォームに姿を変える。

一紫:どうやら運が巡ってきたようだな!

一紫:うおおおおーーーーっ!!

レイズプロペラを使い、ラフレシアフォートレスジャマトに近付くも、叩き落された。

一紫:ぐはっ!!

??:おい、大丈夫か?

一紫:ギーツ!?

○○:ギーツ…?なんの事だ?

一紫:そうか…脱落したから記憶を消されたのか。どけ!お前の出る幕は無い…!

ダメージを追った一紫は立ち上がるのも一苦労。

○○:誰だか知らないが、無理するなよ。勇気と無謀は違う

「勇気と無謀は違う」

一紫:この期に及んでマウント取る気か?今度こそ勝つ…俺が勝つんだ!

圭介:命が惜しくないのか!?

一紫:自分の理想のために、他人を蹴落とす…そういう奴らが許せなかった!だから、仮面ライダー全員をぶっ潰す力を手に入れるんだ!

ひかる:関係ない人まで巻き込むなんて逆恨みだよ!

一紫:黙れ!俺からすりゃ、どいつもこいつも変わらないんだよ!

一紫:うおおおおーーーーっ!!

突撃する一紫だが、ラフレシアフォートレスジャマトから一撃をくらい、変身解除した。

○○:おい、おい!しっかりしろ!

一紫:なぜだ…?俺とお前の何が違う?なぜ、お前にできて俺にはできない…?

○○:何の話だ?

一紫:とぼけるな!お前が言ったんだろ!?負けなければいつか勝てる日が来るって…!全部、嘘だったのか…?俺たちを化かしてただけなのか…?もし、違うと言うなら、証明してみせろ。お前の言葉を…信じさせてみせろ…

『MISSON FAILED』

一紫は○○にドライバーを託し、消滅した。

『JYA-JYA-JYA STRIKE』

圭介&ひかる:うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!

変身解除した2人に迫るジャマト達。

○○:ここは引くぞ。タイクーン、ナーゴ。お前らが退場したらゲームオーバーだ。この世界は救えなくなる。来い!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

圭介とひかるを連れた○○はサロンへと戻った。

ギロリ:なぜ、君がここにいる?

○○:バッファのIDコアを触って、思い出したからだよ。あいつが知ってる俺の記憶をな。ゲームマスター

圭介:ゲームマスター!?

ひかる:ギロリさんが!?

ギロリ:どこまでも悪運の強い男だ

○○:ギーツのIDコアをくれ

ギロリ:君は既に脱落した身だ。仮面ライダーの資格は無い

○○:敗者復活しようなんて気はさらさらない。仮面ライダーが全滅すればジャマーエリア区域が滅ぶ。それはアンタの望みじゃないだろう?

ギロリ:タイクーン!ナーゴ!君たちのどちらかがゲームをクリアすれば済む話だ

圭介:俺には無理ですよ…。そもそもジャマトってなんなんですか!?退場した人たちと何か関係があるんじゃ…!

ギロリ:理想の世界を叶えたくはないのか?

ひかる:叶えたくても実力が無いんです。今はまだ…

ギロリ:そうか。よし、わかった。ならば、君たちの助けになるアイテムを用意しよう

圭介:ブーストバックル…

○○:ギロリ、言ったはずだ。俺たち参加者はゲームマスターの駒じゃない。戦うかどうかは自分たちで決める

ギロリ:ならばなぜ、君は戦う?例えラスボスを攻略しても君はもうデザ神にはなれない。なのになぜ?

○○:俺の世界を守るためだ

○○:このバックルは借りていくぞ。この世界は俺に任せとけ

ギロリ:ハッハッハッ…!却下だ!お前にはもう、仮面ライダーの資格はない

ツムリ:あります!的野○○様には仮面ライダーの資格があります

ギロリ:ツムリ、どういう意味だ?

ツムリ:彼が一番最初に叶えた願いです。「俺が死ぬまでデザイアグランプリに参加できる世界」と。彼が死なない限り、彼は仮面ライダーです!

ギロリ:的野○○…まさかこうなる事まで計算に入れていたのか?

○○:そうだと言ったら、俺の言葉を信じるか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○:鏡を見ろ…スターの1日はそこから始まる

○○は鏡へ向かい、付いている付箋を読んだ。

○○:俺の右に出るものがいたとしたらそれは奇跡だ

部屋の右側に貼っているポスターへ向かう。

○○:スターにも裏がある。君も覗いてみるかい?

ポスターをめくる○○。

○○:記憶を消された俺へ…?このメモは家族には秘密に…。世界が聞きに陥ったら、怪物と戦う戦士を探せ

○○:戦士の腰のドライバーにはめられたIDコアに触れろ。そうすれば消された記憶を思い出せる…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○:後はツムリからドライバーを受け取る

ドライバーを受け取り、ギーツのIDコアをはめた。

○○:ちょっと行ってくるよ。世界を救いに

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○はブーストライカーに乗り込み、ジャマトが暴れる現場に急行する。

『SET』

○○:変身!

『BOOST』

『READY FIGHT』

○○はギーツ ブーストフォームに変身した。

ブーストライカーはギーツモードになり、ジャマトを撃破していく。

○○:ふっ!はあっ!

『REVOLVE ON』

○○:はあっ!

『SET』

『DUAL ON』

『GET READY FOR BOOST & MAGNUM』

○○:はあぁぁぁ…!!

『MAGNUM』

『MAGNUM TACTICAL BLAST』

○○:はあっ!

『ZOMBIE & BOOST』

○○:はっ!はあっ!

『GREAT』

○○ふっ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ひかる:私の父がデザイアグランプリのスポンサーだと知りました

圭介:あなた達は一体、何を隠してるんですか?

ツムリ:ゲームマスター、これ以上はもう…

ギロリ:黙れ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○:はあっ!!

『FULL CHARGE』

『TWIN SET』

『TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON』

『READY FIGHT』

○○はギーツ コマンドフォーム ジェットモードに変身した。

○○は空中を飛び、レイジングソードで触手を斬り付ける。

○○:城ってのは外側からでも崩せる。武器次第でな

『REVOLVE ON』

○○:はあっ!!

『REVOLVE ON』

○○:さあ、打ち上げといくか!

『RAISE CHARGE』

『TACTICAL RAISING』

○○:はあぁぁぁぁぁぁ…

○○:はあっ!!

○○はラフレシアフォートレスジャマトを撃破した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ツキメ:流石ギーツ…!これこそがリアル!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○:どういう事だ?なぜゲームが終わらない?

ツムリ:的野○○様、ゲームマスターが貴方を正式に敗者復活戦に招待すると…

○○:どういうつもりだ?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ギロリ:デザ神になれる最後のチャンスを君たちに与えよう

圭介:どういう意味ですか?

ギロリ:もちろん、ゲームに挑戦してもらうのさ

ひかる:ゲームって…もう、ラスボスは倒したんじゃ…!?

ギロリ:デザイアグランプリ…デザ神決定戦だ

To be continued...

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?