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輝く夢の架け橋 第3話 想像力を解き放て!

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??:優真…

??:優真!

優真:はっ!

優真:おばあちゃん…

貴子:朝ごはん、出来てるよ

優真:う〜〜〜ん……

貴子:随分と魘されてたけど、悪い夢でも見たの?

優真:うん…あの日の事が夢に出てきちゃって…

貴子:そっか…今日だものね

優真:うん…

貴子:あっ!そういえば…これ

優真:うわ〜懐かしい〜

貴子:家の押し入れ片付けてたら出てきたの。「僕の考えたヒーローだよ」って一生懸命書いてたっけ?

優真:懐かしいな〜

貴子:優真、今日は大学無いの?

優真:休みだよ。だから久しぶりにおばあちゃんのボランティア先の幼稚園にでも行こうかな

貴子:それはいいじゃない!きっと園の子供たちも喜ぶわ。そうなったら、朝ごはん食べて行くわよ!

優真:うん!

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園児:あっ!優真お兄ちゃんだ〜!

優真:久しぶり〜!元気にしてた?

園児:うん!

先生:優真君!久しぶりね!

優真:お久しぶりです!最近大学が忙しくてなかなか行けずにすみません…

先生:いいのよ、それにそろそろ卒業でしょ?就職先は決まったの?

優真:はい、一応マネージャーをやろうかと

先生:まあ!立派な仕事じゃない!

園児:ねぇねぇ!遊ぼ!

優真:いいよ〜それじゃあお外で遊ぼっか!

先生:それじゃあ、優真お兄ちゃんと遊びたい子は外で、貴子さんの読み聞かせを聞きたい子は中に入ってね〜

園児達:は〜い!

……

……

優真:はぁ…はぁ…

優真:さすが子供たち…体力凄いな…

先生:お疲れ様〜優真君。はい、お水

優真:あぁ…ありがとうございます…

優真は渡された水を飲み干す。

先生:K-DAYから16年か〜

優真:……

先生:優真君はさ、16年前って何してたの?

優真:俺はあの時…

園児:優真お兄ちゃん〜!何話してるの?

優真:昔話だよ

園児:僕も聞きたーい!

園児:私もー!

先生:こら〜優真お兄ちゃん困らせちゃダメでしょ〜

優真:いいんですよ。じゃあ…お兄ちゃんの昔話、聞いてくれる?

園児達:うん!

優真:昔の事なんだけど…お兄ちゃんは5歳だったんだ

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椅子に座った優真は絵を書いていた。

徹也:優真〜上手いじゃないか!

優真:うん!

真澄:あ〜ら、誰に似たのかしらね〜?

徹也:そりゃあ…母さんだよな〜

優真:そうだよ〜

その時、辺り一面に音が響くと空中から怪獣と光輝く巨人が落下した。

巨人と怪獣は戦闘を始めた。

徹也:逃げるぞ!

怪獣が光線を放つと巨人が優真達を守り、倒れた。

怪獣の放つ光線が地面を抉り、徹也と真澄に当たった。

優真:お父さん!お母さん!

徹也:走れ優真!走るんだ!

優真:嫌だ!お父さんとお母さんを置いて行きたくない!

徹也:行けーっ!優真ーっ!

優真は立ち上がり、逃げる。

徹也と真澄は目を閉じて動かなくなってしまった。

モノゲロスが角を伸ばしていると巨人が光弾を放った。

モノゲロスの角が優真目掛けて落ちてくる。

間一髪の所を巨人が角を掴んだ。

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優真:3日後、俺は土砂の中から発見されたんだ。生きていたのは奇跡だって言われたよ

先生:優真君にそんな過去が…

園児:優真お兄ちゃん…大丈夫…?

優真:大丈夫だよ。心配してくれてありがとね

先生:あっ!そうだ!買い物に行こうとしてたんだった!優真君、ちょっと行ってきてくれない?

優真:分かりました

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突如、空に目のようなものが現れ、そこから怪獣が姿を現した。

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優真:お肉は買って、あとは〜野菜か。ん?っ!

優真:はぁ…はぁ…はぁ…そ、そうだ…おばあちゃん達…!

優真は幼稚園へ走った。

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貴子:端に行こうね。大丈夫だからね。

先生:貴子さん

貴子:どう?避難できる?

先生:とても無理です。怪獣がすぐそこまで

怪獣の足音に怖がる園児達。

貴子:大丈夫だからね!すぐに助けが来るから!ほら固まって、手を繋いで!

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ディゲロスは歩き始め、浮遊すると辺り一帯を光線で焼き払った。

防衛隊が到着し、ディゲロスへ攻撃を仕掛ける。

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優真:おばあちゃ〜ん!みんな〜!

ディゲロスの攻撃で建物が崩れ、瓦礫が落ちてきた。

優真:うわっ!?

水溜まりに光輝く巨人が現れる。

??:優真…

すると水溜まりに優真が吸い込まれた。

優真:うわあああああああ〜!!

優真:ここは…?

??:…

優真:貴方は…?

??:優真。私は君であり、君は私だ。君の想いが私の力となる。今が、その時だ。

??は優真にアークキューブとアークアライザーを渡した。

優真:これは…?

??:この世界で戦う時間は限られている。

??:想像力を解き放て。

優真:はっ!

優真が目を覚ますと元通りの風景に戻り、手にはアークキューブとアークアライザーが握られていた。

優真:よし…

優真はアークキューブを起動し、アークアライザーにセットした。

アークアライザーの絵柄を合わせていく。

アークアライザーを前に突き出すと光輝く巨人が優真を包み込んだ。

アーク:シュワッチッ!

優真はウルトラマンアークに変身し、ディゲロスの攻撃をくらった戦闘機をキャッチした。

優真:これが…俺…?

優真:やるぞ…

ディゲロスは光線を放つ。

優真:うわっ!?

優真はバリアを張った。

優真:はっ!

優真の放つ光弾をディゲロスはバリアを貼って防いだ。

ディゲロスは火炎弾を放つ。

お互いに攻撃を放ちながら近付いていく

優真:おらっ!

同じタイミングでバリアを叩き付けた。

優真:ぐっ…ぐはっ!

優真:はっ!おりゃっ!

ディゲロスは優真を投げ飛ばし、何度も蹴りを入れた。

優真は側転で距離を取った。

するとディゲロスの目が開き、近付く優真に光弾を連発した。

優真:ぐわっ!

優真:うぐっ…ぐふっ…ぐわぁぁぁぁぁぁっ!!

倒れた優真に何度も光弾を放つ。

優真:まだまだ…

ディゲロスは腕から火炎弾と無数の光弾を放った。

優真:うわぁぁぁぁぁっ!!

ピコンピコン

優真:くらえ!

優真はアークエクサスラッシュを放つもバリアで防がれてしまう。

??:優真、想像力を解き放て!

優真:そうだ、これなら!

優真は立ち上がり、構えを取った。

優真:はあぁぁぁぁぁぁっ!!

ディゲロスに光線を放つもまたバリアで防がれる。

優真:これで…どうだぁ!

優真は手を握り、光線を鞭のようにしならせ、側頭部を撃ち抜き、撃破した。

ディゲロスの角が突き刺さる。

優真:ふんっ!

ディゲロスの角を破壊した。

優真:はぁ…はぁ…

アークは光となって消えた。

優真:うおっと…

優真:早く行かないと…!

優真は幼稚園へ走り出す。

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優真:おばあちゃ〜ん!!

貴子:優真!

優真:おばあちゃん!

優真:良かった…無事で…

貴子:こちら、現場です。

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優真:はっ!!

優真:夢か…

優真はスケッチブックを手に取り、ページを捲った。

優真:この力で、走れるだけ走ってみるよ。

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優真:おはようございます!

凛:おはよ、優真君

優真:おはようございます、凛さん!

優真:ふあぁぁぁ〜……

凛:ちょっと、寝不足?

優真:変な夢見ちゃって…3ヶ月前のことを延々と…

凛:初出勤の後にヒット祈願の同行だったんだし、疲れが残るのはしょうがないよ

優真:すみません…

To be continued...

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