仮面ライダーセイバー39「剣士よ、信じる道を行け。」

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本が光る

タッセル：うわっと！

本からタッセルが復活した。

タッセル：マスターロゴスのせいで大変な目にあったよー！やっと身体がもとに戻った！どうらや、その間に小林○○が世界の危機を救ったようだね。

タッセル：！世界を繋ぐ少女が！

ルナがどこかの森に現れた。

イザク：現れましたか…！

イザクもそれ察知。

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有美子：伝説の聖剣が本当に存在していたなんて。

雷牙：あの剣がなければ俺たちは…有美子、これからやることは分かっているな？

有美子：分かっています。お兄様。

ブックゲートWRB：『オープンゲート！』

雷牙と有美子はブックゲートでサウザンベースに移動した。

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イザク：まさか小林○○が伝説の聖剣を生み出すとは…彼はとことん私を楽しませてくれますねぇ。現れた世界を繋ぐ少女、そしてあの聖剣。全て私のもの。……おや？誰かが侵入してきましたか…

イザクは雷牙と有美子の元へ移動した。

イザク：侵入者はやはりあなた達ですか。あなた達はもう用済みです。掟に縛られた哀れな生き物、ここで終わらせてあげます。

オムニフォースWRB：「オムニフォース！」

オーシャンヒストリーWRB：『オーシャンヒストリー！』

昆虫大百科WRB：『昆虫大百科！』

イザク：変身！

雷牙&有美子：変身！

オムニフォースWRB：『OPEN THE OMNIBUS　FORCE OF THE GOD！
KAMEN RIDER SOLOMON！FEAR IS COMING SOON！』

時国剣界時：界時逆回！オーシャンヒストリー！

煙叡剣狼煙：狼煙開戦！ 昆虫CHU大百科！

デュランダル&サーベラvsソロモンの戦いが始まる。

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ユーリの治療を受ける颯と叶芽。

ソフィア：マスターロゴスが生み出した本は全て無くなり、消えていった街も元に戻ったようです。

ひかる：見て！本のページが増えてる！

ひかるはルナから貰った本を見せる。

叶芽：もしかして、新たな聖剣と関わりがあるのかしら？物語を終焉と導く伝説の聖剣、刃王剣十聖刃！

○○：いつもなら本が反応するとルナが現れるはずなんです。それに…無銘剣はどこへ…？

叶芽：伝説の聖剣…早速！調べさせて！

叶芽は立ち上がろうとするが身体の痛みで上手く立ち上がれない。

○○：無茶しちゃダメですよ。まだユーリさんの治療が終わってないんですから。

ひかる：あれ？ユーリは？

恭太郎：そういえば…って！はぁぁぁぁぁぁーっ？

○○：本と…剣？

ユーリは仮面ライダー最光になっていた。

ソフィア：治療に力を使い果たしたのでしょう。

颯：しかし、凄い聖剣だな、そいつならマスターも倒せるんじゃないか？

○○：その前に…マスターロゴスと直接会って話がしたいです。

颯：おいおい、何を言い出すんだ？

○○：聞いてみたいことがあるんです。

ソフィア：ですが、サウザンベースの結界は未だ健在です。

叶芽：肝心のユーリがこれじゃあね…

ソフィア：私もサウザンベースにアクセスする方法を調べてみます。

颯：俺も手伝おう。少しは動けるようになった。

叶芽：ユーリのことは私に任せて…何故なら私は聖剣の刀鍛冶だから！フフフッウフフフフフフッ！

最光：ん…？はっ…な、なんだ？離せ！離せ！

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ソフィア：ハアッ！

デュランダル&サーベラ：グワァァァァァッ！

ソロモンに苦戦するデュランダルとサーベラ

ソロモン：また私の駒になるのなら、命だけは助けてあげましょう。

デュランダル：黙れ！俺を怒らせるな！！

デュランダルはソロモンの足元を攻撃するが躱される。

煙叡剣狼煙：狼煙霧虫！

サーベラは煙化する。

ソロモン：小賢しい…

デュランダル：ハアァッ！

その隙にデュランダルが攻撃をするが読まれていたのかあっさりと躱す。

ソロモン：ハァ！

時国剣界時：界時抹消！

ソロモンの反撃を界時抹消で避けた。

時国剣界時：再界時！

デュランダル：ハアッ！

ソロモン：甘い！

時国剣界時：界時抹消！

ソロモンの背後に現れ攻撃を仕掛けるがそれも読まれていたのか、避けられる。

時国剣界時：再界時！

今度はソロモンの背後斜め後ろに現れ攻撃を仕掛けるが

ｸﾞｻｯ!

デュランダル：グハッ！

これも読まれており、デュランダルの腹部にカラドボルグが突き刺さる。

雷牙：グッ！

落下しながら変身解除する雷牙。

ソロモン：私は神だ。お前の力も通用しない。

煙叡剣狼煙：狼煙霧虫！

姿を潜めていたサーベラが動く。

サーベラ：フッ！

サーベラは複数のブックを手に持ち、雷牙を連れ離脱。

イザク：逃げましたか…まあいいでしょう。

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サーベラ：お兄様、無事、回収しました。

雷牙：よくやったぞ、有美子。

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

有美子の頭を撫でる雷牙

有美子：///

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恭太郎：どうする？サウザンベースの結界を破らないと入れないぞ。

○○：う〜ん…

○○達が悩んでいるとそこに雷牙と有美子が現れた。

○○：あなた達は…

身構える二人。

雷牙はサウザンベースから回収したブックを置く。

○○：もしかして…俺たちと一緒に戦ってくれるんですか？

雷牙：前にも言ったはずだ。組織の人間ではない者には手を貸さんと！……だが、これで借りは返した。

有美子：ツンデレのお兄様も素敵！

雷牙はその場に倒れてしまう。

有美子：お兄様！

○○：すごい怪我だ！

恭太郎：○○…これって！

恭太郎はブックゲートWRBを手にする。

有美子：お兄様の苦労を無駄にしたら…あなた達を許しません！

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イザクの前に由依が現れた。

イザク：何の用です？

由依：あの新しい聖剣は一体何なのか、お尋ねしたくて。

イザク：あれば全知全能の書を余すことなく引き継いだ伝説の聖剣です。だから私が持つのが相応しい。

そこへ○○と恭太郎が乗り込んできた。

○○：由依姉！

恭太郎：あの人が○○のお姉さん…

○○：イザク！聞きたいことがある。

イザク：なんでしょう？

○○：あんたはソードオブロゴスを作った一族。世界を守ってきたのにどうしてこんなことをするんだ？

イザク：理由ですか…かつて愛する者を失った。人の過ちのせいで…と、言えば満足ですか？

○○：なんだと？

イザク：理由などありませんよ。退屈だっんです。私の一族はこの世界を守る代わりに代々、全知全能の書の一部が伝えられてきました。そのせいであなた達より少し長生きなんです。

イザク：約束、戒律、使命、長い間、それらに縛られて生きる事ほど退屈なものは無い。それは死をも同然。そして繰り返される人間の愚かな行為…私は気づいたんです。この世界を変えれば人も変わるのでは？と。

○○：そんな事をしなくても人は変わることが出来る！

イザク：今の人間が創造できることなど、たかが知れています。だから一度壊して、新しい世界を創るのです。

恭太郎：何一つ…理解できねぇ…

イザク：小林○○。貴方は私の世界に存在する価値がある。共に新たな世界を創りませんか？

○○：俺は仲間と一緒に未来を切り開く。そしてルナやみんなと平和な世界を…

イザク：あの少女はあなたにとって死神です。

○○：ルナが？

イザク：あの少女に選ばれた時から、貴方が消える運命が決まっています。

○○：ふざけたことを言うな！！

イザク：そうですか。では少女もその聖剣も私が頂きます！

イザク：変身！

オムニフォースWRB：『OPEN THE OMNIBUS　FORCE OF THE GOD！
KAMEN RIDER SOLOMON！FEAR IS COMING SOON！』

イザクは仮面ライダーソロモンに変身した。

オムニフォースWRB：『OMNIBUS LOADING！
SOLOMON ZONE！』

自身が構築した空間に自分や○○、恭太郎、由依を転移した。

恭太郎：○○…行くぞ！

○○：あぁ！

○○&恭太郎：変身！

刃王剣十聖刃：刃王剣クロスセイバー！創世の十字！
煌めく星たちの奇跡とともに！
気高き力よ勇気の炎！
クロスセイバー！クロスセイバー！クロスセイバー！

『交わる、十本の剣！』

タテガミ氷獣戦記WRB：『全てを率いし、タテガミ！氷獣戦記〜！』

『ガオーッ！ LONG GET！』

○○はクロスセイバー、恭太郎はブレイズ タテガミ氷獣戦記に変身した。

由依はカリュブディスメギドを召喚した。

由依：あの聖剣を奪いなさい。

カリュブディスメギド：仰せのままに

カリュブディスメギドはセイバーとブレイズに襲いかかる。

ブレイズ：こいつは俺に任せて○○はマスターロゴスのところに行け！

セイバー：分かった！

セイバー：ハアッ！

ソロモン：フンッ！

鍔迫り合いになるセイバーとソロモン。

カリュブディスメギド：ハッ！

ブレイズ：フッ！

大鉈を大きく横に振りかぶるがブレイズは避ける。

セイバー：恭太郎！

ソロモン：よそ見をするな！

セイバーの隙を突き、攻撃を仕掛けるがブレイズがソロモンに氷塊をぶつけて阻止した

カリュブディスメギド：ハッ！

ブレイズ：クッ！

ブレイズ：このメギド…成長してるのか？なら！

タテガミ氷獣戦記WRB：『必冊凍結！』

水勢剣流水：流水抜刀！

タテガミ氷獣戦記WRB：『タテガミ氷牙斬り！』

ブレイズは突き出した掌から吹雪を放つが、カリュブディスメギドは口を開け、吸引し無効化した。

ブレイズ：嘘だろ！？

ソロモン：世界が崩壊するとき、今の人類は淘汰され、優れた者だけが生き残る！

ソロモン：ハァ！

ソロモン：そして新たに生まれた人類は争い、生き残った者だけが私の世界の住人となる！

刃王剣十聖刃：既読！黄雷！翠風！クロス斬り！

セイバー：ハアッ！

セイバーはソロモンの怒涛の攻撃をクロス斬りで斬り払っていく。

セイバー：ハアーッ！

ソロモン：グッ！

ソロモン：私は人類の新たな可能性の扉を開く。なんて刺激に満ちた世界だ！

オムニフォースWRB：『OMNIBUS LOADING！
SOLOMON BREAK！』

ソロモンは無数の隕石を出現させてセイバーへ飛ばした。

刃王剣十聖刃：刃王必殺リード！既読六聖剣！
刃王必殺読破！刃王星烈斬！

烈火、流水、黄雷、激土、翠風、錫音の六聖剣の斬撃を連続ではなち隕石を全て破壊した。

セイバー：お前は壊すことは出来ても、世界を…未来を創るなんて出来ない！未来を創ることができるのは今をちゃんと生きている人達だ！！

セイバー：その人達の思いが希望になり、明日を…未来を創る！それが人間の可能性だ！

セイバーはストームイーグルWRBと西遊ジャーニーWRBを取り出した。

ストームイーグルWRB：『ストームイーグル！』

西遊ジャーニーWRB：『西遊ジャーニー！』

刃王剣十聖刃：聖刃抜刀！

刃王剣十聖刃：クリムゾンセイバー！銀河の果てに放つ！
広がれ上がれコスモ！甦れ world once more！
光 真実(まこと) 愛 希望 時空はとっくにRock on！

クロスセイバースリー！

『豪華三冊！』

ストームイーグルWRBと、西遊ジャーニーWRBをソードライバーに装填し、抜刀して仮面ライダークリムゾンセイバーに変化した。

ソロモン：この身はすでに世界の法則、世界の力そのもの。私が世界を、人間を創り変える！

オムニフォースWRB：『OMNIBUS LOADING！』

ソロモンは衝撃波を出した。

ソロモン：選びなさい。私に従うか、ここで消えるか！

ブレイズ：従う選択肢も負ける選択肢も俺達には無い！

セイバー：創造するのは俺だ！

刃王必殺リード！既読三聖剣！
刃王剣必殺読破！星烈斬！

エンブレムを押し込んだ後にスライド操作によって三聖剣を力を読み込んで発動し、烈火、流水、黄雷の力を使った斬撃を繰り出し、ソロモンへ直撃させた。

ソロモン：グッ！

タテガミ氷獣戦記WRB：百大氷獣！
タテガミ大氷獣撃！

ブレイズ：レオ・ブリザード・カスケード！

タテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックのタテガミを回転させて発動し、巨大な氷塊をカリュブディスメギドにぶつけて動きを止め、飛び蹴りを叩き込んで氷塊ごと爆砕した。

オムニフォースWRB：『OMNIBUS LOADING！
SOLOMON ZONE！』

ワンダーワールドを模した空間をつくり、セイバーに向けて隕石を飛ばした。

セイバー：ハアッ！

隕石をことごとく斬り払う。

刃王剣十聖刃：刃王必殺読破！
聖刃抜刀！刃王三冊斬り！
セーーーセイバー！

バックルに刃王剣十聖刃を納刀、トリガーを引いてから抜刀して発動し、縦横無尽に飛び回り、銀河のような斬撃波を放ち、ソロモンの繰り出す隕石や、斬撃を破壊する。

ソロモン：ハアッ！

ソロモンはキングオブソロモンをセイバーに繰り出した。

セイバー：刃王爆炎紅蓮斬！

セイバーは巨大な斬撃波を放ち、キングオブソロモンを真っ二つに切断し、ソロモンへ直撃させた。

ソロモン：グワァァァァァァァァッ！！

ソロモンは吹き飛んで行った。

恭太郎：マスターロゴス！あんたは普通の人間だ！

○○：それでも貴方の一族は2000年、この世界を守ってきた。だからもう一度…一緒に世界を守ってくれませんか？

○○はイザクに手を差し伸べる。

由依：ここで終わらせる訳には行かないの。ごめんね？○○。

由依はイザクを守るように消え去る。

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サウザンベースから戻ってきた○○と恭太郎。

ひかる：○○、恭太郎君、どうだった？

恭太郎：必ず倒す。あの悪趣味な神を！

有美子：ひかるさん、あなた達に感謝します。お兄様の手当を手伝ってくれて。

ひかる：困った時は、お互い様でしょ？

急に立ち上がる雷牙

雷牙：…ありがとうﾎﾞｿｯ

恭太郎：えっ？あっ…ごめんなさい。よく聞こえなかったんでもう一回…

雷牙：あ

恭太郎：あ

雷牙：り

恭太郎：り

雷牙：気安く話しかけるな！仲間になった訳では無い！

恭太郎：酷っ！？

有美子：ツンデレなお兄様も堪らない…！

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由依：これからどうするおつもり？

イザク：世界を繋ぐ少女を…手に入れる…

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ルナはワンダーワールドをさまよっていた。

タッセル：何処だーい？

タッセルはルナを探していた。

Fin.