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仮面ライダーセイバー31「信じる強さ、信じられる強さ。」

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由依:北の守護者が帰ってきたそうよ。

マスターロゴス:問題ありません。かえって本と聖剣を手にするのに好都合。次はノーザンベースの力。

由依:ノーザンベースの力…?

マスターロゴス:これと同じ全知全能の書の一部です。

由依:へぇ〜。そんなのが北にもね…。こっちも天が面白いことをしててね。じゃあね。

由依が退出すると同時に関雷牙と関有美子がマスターロゴスに跪く。

有美子:メギドと裏切り者達が戦っているとの報告が…!

マスターロゴス:今は手出し無用です。静観しておきなさい。

マスターロゴスは姿を消した。

有美子:どうして…

雷牙:有美子への信頼が揺らいでいるということだ。

有美子:ごめんなさい、お兄様…。次こそはお兄様のために…

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恭太郎:俺は…何も出来なかった…

何も出来なかった自分に不甲斐なさを感じている恭太郎。

叶芽:大丈夫!気を確かに!

○○:烈火が光った時、見えたんです…あいつの、助けを求める声が…

叶芽:烈火の覚醒と何か関係あるかもしれない。○○君、きっと貴方なら助けられる。

恭太郎:だったら…何で俺を助けたんだよ…!?何で藤吉を助けなかった!?早くしないと藤吉は…

○○:今は休め。俺が必ず見つける。

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天:水の剣士は私にやられた。

夏鈴:水の剣士?

天:そう、真道恭太郎君ね。

夏鈴:そんな…嘘…

天:本の完成が近いな〜

夏鈴:うっ…うっ…嫌ぁぁぁーーっ!

夏鈴はネコメギドへ変貌した。

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恭太郎:はっきり…言ってくれ…俺が足手まといだって!

○○:足手まといなわけないだろ。恭太郎、お前は強いんだ。

恭太郎:俺は…俺はいつも○○に助けられてばかりだ。お前はどんどん強くなって…俺は…!

○○:焦るな恭太郎。

恭太郎:俺は怖いんだよ!一緒に戦う仲間を失うのが!友達を失うのが!…なにより…○○、お前を失うのが怖いんだ…

○○:恭太郎、俺たちは剣士だ!俺も同じだ。怖いよ…それでも剣を振るう。仲間の力になれると、友達を救えると信じて!それはお前も一緒だろ?恭太郎。

恭太郎:少し頭を冷やしてくる…

恭太郎は出て行った。

ソフィア:メギドが現れました!

○○はメギドの元へと向かった。

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街で人々をアクセサリーにしていくネコメギド。そこへ○○が駆けつけた。

○○:今度こそ、藤吉を返してもらうぞ!変身!

火炎剣烈火:烈火抜刀!エレメンタルドラゴン!

○○は仮面ライダーセイバー エレメンタルプリミティブドラゴンへ変身し、交戦した。

セイバーがネコメギドに斬りかかろうとすると、ネコメギドはアクセサリーにされた人達を盾にし、セイバーが攻撃を躊躇した所に、ネコメギドが攻撃した。

セイバー:グハッ!

更には本体である夏鈴の姿を見せた。

夏鈴:お願いします!助けて!

セイバー:あぁ!助ける!だから、もう少し我慢してくれ!

するとネコメギドの姿へと戻り、セイバーへ不意打ちのキックをくらわした。

セイバー:グアッ!

ズオス:聖剣を寄越しなぁ〜

そこへズオスも現れセイバーに襲いかかった。

セイバー:ハアッ!

ズオス:ハッ! 水の剣士はどうしたの〜?

セイバーはエレメンタルドラゴンの能力でズオスの攻撃を回避して反撃した。

ズオス:私にやられるのが怖くて逃げ出したの?笑

セイバー:違う!恭太郎はお前なんか恐れない!必ず来る。俺はあいつを信じてる!

恭太郎:○○…

現場に来た恭太郎はセイバーの言葉を聞いた。

ズオス:信じる?

セイバー:あぁ!だから、あいつが来るまで何度だって!

セイバー:ハァァァァァーーッ!

烈火の刀身が光り、ズオスを薙ぎ払い、ネコメギドに一閃をくらわしたがネコメギドは夏鈴の姿に戻り回避した。

ズオス:ハアッ!

ズオスは後ろからセイバーを攻撃したがエレメンタルドラゴンの能力で回避するが…

ズオス:甘い!

ズオスの攻撃がセイバーに通った。

○○:グァァァッ!

ズオス:一度見た攻撃は通用しないの。終わりね!

ブレイズ:ハァァァァァーッ!

その時、恭太郎がブレイズに変身し、○○が落とした烈火を手にし、二刀流でズオスの攻撃を防ぐ。

ズオス:私に殺されに来たの?

火炎剣烈火:スペシャル!ふむふむふーむ…

水勢剣流水:スペシャル!ふむふむふーむ…

ブレイズは火炎剣烈火と水勢剣流水にキングライオンブースターを読み込ませ、必殺技を放ち水しぶきの衝撃が上がる隙に、○○を連れその場から撤退した。

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○○:恭太郎…さっきはありがとう。

恭太郎:俺は…どうしたらいいんだろう…

○○:まだそんなこと言ってんのか?

恭太郎:○○…俺と勝負してくれ。俺は剣士だ。剣を振るうしかない…

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高架下で剣を向け合う2人。

○○:ハアッ!

恭太郎:ハッ!

剣を交える2人。その時、烈火が赤く光る。

恭太郎:あっ…!

恭太郎:(感じる…剣を通して、○○の想いが…あいつが背負っているもの…)

○○:ハアッ!(絶対に諦めない!)

恭太郎の持つ水勢剣流水が青く光を放つ。

恭太郎:ハアァァァーーッ!

ガキンッ!

○○:フフッ

恭太郎:ハハッ

笑みを交わし光る剣を交差する。

○○:(恭太郎、俺はお前を信じてる。)

バタッ!

力尽き大の字で寝転がる2人。

恭太郎:○○…ありがとうな。

○○:いや、俺の方こそ。

恭太郎は立ち上がり○○に手を差し伸べ○○はその手を握った。

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夏鈴:私…死んじゃうの?

路地裏で倒れ込んでいる夏鈴。

天:君は死なない。ワンダーワールドの一部になるの!まあ…死んだ方が楽かもしれないけど!

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天:やっと来た〜。今度こそ、君たち二人を倒して聖剣をもらうよ。私たちがメギドの世界を創るためにね!

○○:そうはさせる訳にはいかない!

恭太郎:水勢剣流水にかけて…

○○:取り戻す。藤吉を

恭太郎:絶対に!

○○&恭太郎:変身!

○○はセイバー エレメンタルプリミティブドラゴン、恭太郎はブレイズ キングライオン大戦記に変身し、ズオスへ向かっていく。

セイバー:ハアッ!

ブレイズ:ハッ!

ズオス:クッ!

水勢剣流水を発光させ水流をズオスへ浴びせ、エレメンタルドラゴンの能力で背後から炎を纏った剣の一撃を浴びせる。

火炎剣烈火:スペシャル!ふむふむふーむ…

水勢剣流水:スペシャル!ふむふむふーむ…

セイバー&ブレイズ:ハアッ!

ズオス:こんなもの…

セイバー&ブレイズ:ハァァァァァーーッ!

2人は剣を光らせ、ダブルで必殺技をズオスに放ち受け止められるが押し込む。

セイバー:次はお前だ!

2人はネコメギドめがけ走って行く。

夏鈴:恭太郎君!もういいから!私を消して!

ズオス:ハッ!

ずオスは動きが一瞬止まった2人を攻撃した。

ネコメギド:ウフフ…!あらこの娘、諦めちゃったみたいね。

セイバー&ブレイズ:違う!!

ブレイズ:○○は藤吉を…俺がズオスを止める!

ズオス:君が私を止める?笑わせないでよ!!

ズオス:悪あがきもいい加減にしなよ!

ブレイズ:確かに悪あがきかもしれない…それでも!

ブレイズ:○○や仲間達も…どんな時でもずっと俺を信じてくれた人達が居るんだ!

ズオス:だからどうしたってのよ!貴方は弱いの!

ブレイズ:だから俺も、諦めない!!

ズオス:ウァァァァァッ!

ブレイズは至近距離からの砲撃でズオスを吹き飛ばした。

セイバー:行くぞ!恭太郎!

ブレイズ:あぁ!ハッ!

ブレイズの水流に対してネコメギドはアクセサリーに変えた人間らを盾にしたがブレイズはその水流を変化させ逆に回避した。

ネコメギド:なっ!

セイバー:ハアッ!

セイバーはその隙をつき、上からネコメギドを一閃しネコメギドから夏鈴が分離したが慌ててネコメギドが融合した。

ネコメギド:あら、残念。

夏鈴:も、もう…ダメ…

ネコメギド:フハハハハ…!この娘、もう終わりねぇ!

ズオス:何回やっても同じ!あなた達には出来ないの!

ブレイズ:○○なら…!出来る…!

セイバー:俺たち…だろ?

ブレイズ:あぁっ!

セイバー&ブレイズ:ハァァァァァーーッ!

2人は再度ズオスに挑みかかると2人の剣が発光し、ズオスに強烈な一撃を放つ。

セイバー&ブレイズ:ハァァァァァ…ハアッ!

ズオス:グァァァァァッ!

ネコメギド(夏鈴):ありがとう…

ブレイズ:”ありがとう”は笑顔で言うもんだろ?

ネコメギド(夏鈴):うん!

ネコメギド:お前らも消えろっ!ううう…っ!?

ネコメギド(夏鈴):ううう…!ああああああーーっ!

ネコメギドの中にいる夏鈴が抵抗を始める。

セイバー:藤吉は…!

ブレイズ:俺たちが…!

セイバー&ブレイズ:救う!!

セイバー&ブレイズ:ハァァァァァーーッ!

2人は真の力を引き出した聖剣でネコメギドを斬るとネコメギドと夏鈴が分離し、2人はネコメギドにトドメの斬撃を決め撃破した。

ネコメギド:ウァァァァァッ!

ズオス:よくもやってくれたね!

ブレイズ:ズオス!お前には感謝してるよ!お前のおかげで俺は強くなれた。でも…!

セイバー:ここで終わらせる!

火炎剣烈火:必殺読破マシマシ!
エレメンタル合冊撃!

キングライオン大戦記WRB:キングライオン必殺読破!キングライオン必殺撃!

セイバー:五大元素(エレメント)蹴撃破!

ブレイズ:ライオネル・グランド・カスケード!

セイバーとブレイズのダブルライダーキックがズオスへと炸裂したが火だるまになりながら立ち上がるズオス。

ズオス:まだまだ!まだ…まだまだ…まだだァァーーっ!

由依:無茶はダメよ。

由依はズオスを連れ消えていった。

夏鈴:本当に…ありがとう…😭

恭太郎:おいおい…泣くなよ…

○○:まあまあ、いいじゃん! やったな。恭太郎!

恭太郎:あぁ!

2人は笑顔で握手した。

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ソフィア:(マスターロゴスが次に狙うのは…)

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ユーリはタッセルの小屋におり、そこへ金色の小鳥がやってくる。

小鳥:ビクトールはマスターロゴスの攻撃を受け、一時的に力を失っています。力が戻れば帰ってくるでしょう。

ユーリ:なるほど…そういうことか。変身!

Fin.

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