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仮面ライダーリバイス 第5話「世直しライダー!裏切り者は誰だ!?」

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何者かがヒロミの名前が入ったカードキーでバイスタンプが保管されている部屋に入る。

その人物はライオンとコングバイスタンプを手にした。

??:……

青年:ありがとうございます!

その人物は青年にバイスタンプを渡し、去っていった。

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ヒロミ:若林司令官から緊急招集が入ったぞ

渡:分かりました…

ヒロミ:気合いを入れろ!俺たちが先頭にたってデッドマンズを殲滅しなくてはいけないんだ。

渡:すみません。学校のせいか…最近夜寝れてなくて…

ヒロミ:なら睡眠薬使うか?ぐっすり寝られるぞ

渡:大丈夫です。ヒロミさんも寝れてないんですか?

ヒロミ:降格が思いのほか堪えたみたいでな。だが俺は…絶対に返り咲いてみせる!

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朝影:バイスタンプ奪還は順調。特に私が大事にしている10種もあと一つでコンプリート!

朝影:……そんな状況の中、大問題が起きてしまった。

若林:昨夜、コングとライオンのバイスタンプが何者かによって盗まれた。

朝影:入室記録も消されていて、ほら、ここって外部からの侵入、不可能でしょ?

若林:間違いなく、内部の犯行だ。

朝影:だよね〜

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ボン:「どーもー!腐った世の中をぶっ壊す、世直しYouTuberのボンです!今から恒例のお仕置生配信を初めて行きたいと思います!」

○○:玲、何見てるんだ?

玲:これ?友達から教えて貰ったの

○○:世直しボンチャンネル?なんだそれ?

ボン:「休日なのに沢山の人が働いています。それにみんな顔が暗い!それもそのはず。こちらのブラック企業に勤める何人もの社員さんから心の病になったと、僕宛に連絡が沢山来てるんですから!」

警備員:「君、何している?」

ボン:「世直し、させて貰いまーす!」

すると何者かに貰ったライオンプロトバイスタンプを自身の体に押印し、ライオン・デッドマンと契約した。

○○:デッドマン!?

バイス:(やった!暴れられるじゃーん!とうとう俺っちもバイチューブデビュー?)

玲:○兄!

○○:兄ちゃんに任せとけ!

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アギレラ:こんな生け贄になれそうもない奴にスタンプ渡したの?

オルテカ:私ではございません。

フリオ:私でもございません。

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ボン:「こうゆう社会方針なんですか?世間は許してくれますかね〜」

ボン:社長、みっけ!社長さん。ここがブラック企業だって認めますか?

社会:不景気なんだ…どこの企業だって不景気はあるだろ?

ボン:はい。反省の色なしー!そうだ、土下座してくださいよ!土下座!早くやってくださいよ!

○○:それって誰に向けた土下座なんだ?

バイス:(クフフフ…正義の悪魔参上!)

ボン:誰?

『レックス!』

○○:ハァー…

○○はレックスバイスタンプに息を吹きかけドライバーに押印する。

『Come on!レ・レ・レックス!』

○○:変身!

『バディアップ!』

『オーイング!ショーイング!ローイング!ゴーイング!』

『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

○○は仮面ライダーリバイ、バイスは仮面ライダーバイスへと変身した。

バイス:久しぶりに大暴れしちゃうもんね〜!

バイス:おいしょー!

即座にライオン・デッドマンへ攻撃を仕掛ける

リバイ:おい、これのどこが世直しなんだよ?

ボン:邪魔すんなよ。俺がみんなの代表になって正義を実行してんだよ。

リバイ:お前にも家族がいるだろ?

ボン:でも…俺がやんなきゃ誰がやるんだよ?

リバイ:俺がやるよ。そのために、仮面ライダーになったんだ!

リバイ:ハアッ!

リバイ&バイス:ハアッ!

リバイ:俺は家族を大切にしないやつが大っ嫌いなんだ!

バイス:のぼせちゃうくらい熱いねぇ!

ライオン・デッドマン:ガァァァァァァァァ!!

口から火球を放ち反撃する。

リバイ:おらよッ!

ライオン・デッドマンの攻撃を躱し、攻め込む。

「スタンプバイ!」

「オーイングストライク!」

リバイ:ハッ!

ライオン・デッドマン:ガァァァァァァァァ!!

タテガミにエネルギーを集中することで分身を作り出し、一斉に襲い掛からせる

リバイ:それなら纏めて!

「スタンプバイ!」

「必殺承認!」

「Here We Go!Here We Go!」

「レックス!スタンピングストライク!」

リバイはオーインジェクターにバイスタンプを押し、バイスタンプスロットにスタンプを装填して発動巨大なティラノサウルスの頭蓋骨型のエネルギーを発射し、分身含めライオン・デッドマンを撃破した。

渡:先、越されちゃいましたね…

そこに渡とヒロミが駆けつける。

ヒロミ:没収だ…!

ボンからプロトライオンバイスタンプを回収する。

○○:こんな動画、誰も喜ばないって。暇つぶしに使われるだけだよ…

ボン:ごめんなさい…

ヒロミ:さあ、行くぞ。

○○:あんたも、なんでこうなったのか、考えるんだな。

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アギレラ:ほら、余裕でやられちゃった。

フリオ:やはり、オルテカが…!

オルテカ:違います。それより、リバイスが厄介ですね。

アギレラ:ウザイから、早くこの世から消しちゃおう。ねぇ?ギフ様〜

オルテカ:奴も所詮は人間。アキレス腱を攻めましょう。

アギレラ:アキレス腱?いいねぇ〜

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朝影:お帰り、愛しのバイスタンプ〜もう離さないからね〜

ヒロミ:一体誰がこのスタンプを盗んだのでしょうか…

若林:引き続き…コングバイスタンプの回収を頼む。

渡:あ、あの…1つ提案なんですけど…あのYouTuberを囮にして、裏切り者を誘き出すっていうのはどうでしょうか?

ヒロミ:一般人を巻き込むのか!?

渡:散々、世間に迷惑をかけた償いとして、協力させるんです。

ヒロミ:だが…

若林:悠長に構えている時間は無い。準備を急げ。

ヒロミ:…分かりました。

朝影:フンッ! フンッ! フンッ!

若林:何をしているんだ?

朝影:犯人の!フンッ! 首を!フンッ! 折る!フンッ! 練習です!フンッ!

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しあわせ湯に訪れるヒロミとボン。

ヒロミ:はじめまして。フェニックス分隊長の門田ヒロミです。

元太:いつも息子達がお世話になっております。

バイス:(バイスでーす!美味そうな人間が大好物でーーすっ!)

○○:俺に協力して欲しいことって?

渡:ボンにバイスタンプを渡した奴を誘き出す。その手伝いだ。

○○:デッドマンズじゃないのか?

ボン:分かりません。突然現れて、顔も見えませんでした。

ヒロミ:世直しボンが謝罪動画で引退宣告をするんだ。そしてバイスタンプを壊すと言い、犯人からのアクションを待つ。

○○:それって、囮にするってことですか?確かに悪いことをしたかも知れませんが…

渡:リスクも承知だけど守りに入ってばかりにはいられない。

○○:え?

ボン:俺、じいちゃんの為にも生まれ変わりたいんです。だから協力させてください。

ヒロミ:協力すればフェニックスの矯正プログラムを免除できないこともない。

○○:それでいいのかよ渡。

渡:他に代案があんの?

○○:それは急に言われても…

渡:……

○○:大丈夫か?気、張りすぎじゃないか?

渡:普通だよ。そっちこそ緊張感が足りてないんじゃないの?

○○:なんだよその言い方!

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話の場をロビーに変える一同。

朝影:次のミッションにはぜひ、これを使ってくれたまえ。出来たてホヤホヤのライオンバイスタンプだ!

○○にライオンバイスタンプを手渡すとサムズアップで暖簾をくぐって行った。

○○:じゃあ、俺を一番近い位置に配置してくれ。なんかあったら俺が守る。

渡:また目立ちたいのかよ笑

○○:さっきから何だよ!

渡:いや?正義の暴走には気をつけるんだね笑

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渡:……

脱衣所の鏡の前で俯く渡。

朝影:……

ビックリチキン:ウァァァァァァァァァァァァ!!!

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ボン:この度、僕の生配信で皆様に多大なるご迷惑をおかけしました。その償いとして、本日正午を持って、諸悪の根源である、このバイスタンプを破壊して永久に葬り去ることを誓います。

渡:…

ヒロミ:…

○○:…

渡、ヒロミ、朝影達が周囲を固め、○○が近くで隠れて待機。

ヒロミ:「そっちの様子はどうだ?」

渡:異常ありません

ヒロミ:了解。まだ動くなよ。

ヒロミ:…!

するといきなり振り向きガンデフォンを向ける。

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ボン:それではこの忌まわしき悪魔のスタンプを破壊します…

バーンッ!

フリオ:アハハハハハ…!

そこにフリオとオルテカが現れた。

オルテカ:こちらは頂きますよ

ライオンバイスタンプを手にする。

○○:やっぱりお前らか。あと、それでよければお土産にどーぞ!

ライオンバイスタンプのスタンプ面には朝影と書いてある偽物だった。

バイス:(ウフフ…!残念でしたー!偽物でーす!)

オルテカ:ふざけた真似を…

『ダイオウイカ!』

『ウルフ!』

オルテカとフリオはそれぞれ自身にプロトバイスタンプを押印した。

『ギフジュニア!』

オルテカはギフジュニアを召喚した。

○○:ハッ!

○○はボンを守りつつギフジュニアと戦う。

○○:変身!

『オーイング!ショーイング!ローイング!ゴーイング!』

『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

○○は仮面ライダーリバイ、バイスは仮面ライダーバイスへと変身した。

リバイ:ハッ!

バイス:悪魔のヒーローバイス見参!イヤッホゥーーー!!

リバイ:ハッ!数が多い!

『スタンプバイ!』

『オーイングスラッシュ!』

リバイ:ハアァァァッ!

オーインバスターの必殺技でギフジュニアを一掃する。

バイス:ファンレター待ってまーす!!

フリオ:お前にファンレターは来ねぇよ!

フリオがバイスに攻撃を仕掛ける。

バイス:なんだとーッ!アタァ〜!

リバイ:ハアッ!

オルテカ:フッ!当たりませんね。

オルテカ:ハッ!

多数の吸盤型爆弾を放つ

リバイ&バイス:ウァァァァァァァァッ!!

リバイ:バイス、これ使うぞ!

バイス:おっ!待ってましたぁ!

『ライオン!』

リバイはドライバーに押印する。

『Come on!ラ・ラ・ライオン!』

『バディアップ!』

『ガオーン!ゲットオン!野獣の王!ライオン!』

『見ててください!俺の雄叫び!』

リバイとバイスはライオンゲノムへ変身した。

バイス:アタァ!ホワチャァ!

バイスは炎を纏った爪での斬撃攻撃をオルテカに攻め込む。

リバイ:ハッ!タアッ!

リバイは足に炎の斬撃を纏わせ攻撃

バイス:○○!いつものアレ、やっちゃおうよー!

リバイ:OK!

バイス:○○が下で

リバイ:はっ!?

バイス:はい。猫ちゃん最強!

フリオ:バカか?

リバイ:猫じゃない。ライオンだ、ラ・イ・オ・ン!

バイス:すみませんすみません

『バディアップ!』

『必殺!チャンピオン!爆音!ライオン!』

リバイスライオンへ変身。

フリオ:ハッ!

フリオの火炎弾を避けながら突進する。

フリオ:グハッ!

次はオルテカを咥え、投げ飛ばした。

オルテカ:これでもくらいなさい!

吸盤型爆弾を放つオルテカ。

リバイスライオン:ガオォォォォォォォォォォォッ!!!

リバイスライオンの咆哮で近づく前に全て爆発させる。

『ライオン!スタンピングフィニッシュ!』

リバイスライオンはオルテカに噛みつき、引っ掻き攻撃で粉々にする。

フリオ:ほう…やられちゃったね〜

リバイ:あとはお前だけだ!

??:ハッ!

するとリバイ達の後ろに謎の仮面ライダーが現れ、攻撃を始めた。

??:……

ボン:ヒロミさん、渡君、何処にいるんですか?

フリオ:へ〜こいつが今回の黒幕って訳か

オルテカ:何者か知りませんが、楽しませてくれそうですね。

バイス:うぉぉぉぉぉーーっ!

??:ハッ!

かかっていったバイスが??に圧倒され天井を突破って吹き飛ばされる

バイス:グァァァァァァァッ!!

リバイ:お前は…誰なんだ…?

Fin.

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