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仮面ライダーギーツ 26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」

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一紫:ギーツ、お前を超えてみせる!はあぁぁぁぁぁーっ!!

○○:ふっ!

パワーアップした一紫に苦戦を強いられる○○。

一紫:見返りがなきゃ本気で戦う気も起きないか!それじゃあ、俺には勝てないぞ

○○:そういうお前こそなんのために戦ってる?不幸な世界なんて叶える価値があるのか?

一紫:お前ら仮面ライダーが不幸になる世界ならな!

ユウト:見逃せない因縁の戦いだね

ユウト:生き様か、死に様か…いずれにしろ、感動が待ってるはずだ

ナイト:いずれこの町は滅びる

○○:ああ?

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ポーンジャマト:ジャジャッ、ジャ~!

ひかる:やっ!

ひかる:えっ!?

ジャマト:ジャジャ、ジャジャ、ジャッ!ジャ~…!ジャーッ!

櫓が完成し、圭介とひかるに雷が降りかかる。

2人:うわぁぁぁぁぁっ!!

2人は変身解除してしまった。

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ナイト:5つの櫓が完成した時、町中に恐怖の雷が落ちる。それがかみなりジャマト祭りの習わしだ

ナギ:(第2ターン終了〜!)

ナイト:世界を救うゲームは終わった。これからは、人間が不幸になるゲームが続くのさ。ハハハッ…

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ユウト:アイツらの言葉が本当なら、櫓があと3つ完成したらゲームオーバーだ

ツキメ:やはり、私が出るしかないか

○○:その必要は無い

サマス:タイクーンとナーゴが負傷しています。ギーツといえども、体は1つ。全てのジャマトには対応できないかと

ツキメ:君一人で何ができる?

○○:フッ…見くびられたもんだな

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アルキメデル:この調子で〜あとはギーツさえ倒せば、デザイアグランプリのプロデューサーも黙ってはいられないでしょうな

ナギ:あとは、ラスボスを倒して、ヴィジョンドライバーを奪えば創世の女神は、私たちのもの!アハハハ…!

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傑:ほら、食えよ。炭水化物。昔っから好きだったもんな

傑は一紫に焼きそばパンを差し出した。

一紫:フッ…いつの頃の話だよ。お前は?

傑:ああ…俺は水があればいいから

一紫:ああ…そっか

大智:仲良いね、2人とも

傑:学生時代からの腐れ縁だからな

大智:興味深いね。ジャマトと友情を育む男の心

一紫:何が言いたい?

大智:ううん、別に。君も半分ジャマトみたいなもんだし、ジャマト同士に絆が芽生えても否定はしないよ

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ユウト:ほんとに1人で大丈夫?何なら、俺がもっと本気出してあげてもいいけど?

○○:本気で世界を守る気もないくせに

ユウト:なんでそんなこと言うの?ずっと応援してきたのに。君と一緒に戦えてこんなに感動してるのに

○○:俺たちは遊びで戦ってるんじゃない!この世界は俺たちの現実なんだよ

○○はVIPルームを出ていく。

ユウト:○○…

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○○はジャマトに襲われた寺を訪れた。

住職:子供たちを助けていただき、ありがとうございました

○○:当然だよ。スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズだしな。この寺も、もう1000年くらい続いてるのか?

住職:ええ。先祖代々、この地域を見守り続けて…うちで毎年主催するすずなり鬼祭りも、町の風物詩だったんですが…

ショウタ:あの…今日のお祭りは?

住職:ああ…ごめんね。今年は中止になったんだよ

ショウタ:えっ…なんで?

住職:最近、何かと怪物の噂が広まってるから、被害者の出る恐れがある催し物は認められないって…

ショウタ:そんな…お母さんがよくなるようにお願いしたかったのに…

住職:ごめんね…

ショウタ:お母さん…

ミツメ:(私のことは忘れて…。それが幸せよ)

○○:やろう、祭り

住職:でも…

○○:歴史書の『古事記』にも記されている。暗く、災いの多い世界を救うために、岩戸に隠れた太陽神を誘い出すために、どんちゃん騒ぎをした。それが祭りの起源だとか

住職:ええ、一説には

○○:どんな暗い世の中でも、感謝と祈りを込めれば、いつか明るい希望が訪れる。そうやって昔の人たちは暮らしてきたんだ

○○:だから、君も、鬼から鈴を取ってこれるか?お母さんは頑張って病気と闘ってる。君も勇気を出して戦えるはずだ

ショウタ:…うん!

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ナギ:さあ、かみなりジャマト祭りの仕上げよ

アルキメデル:人間どもに、恨みをはらせーーっ!

一紫:今度こそ俺たちでギーツを倒すぞ

傑:ああ。アイツを倒せば後はラスボスだけ

2人は拳を合わせた。

大智:焼けるね。バッファばかり贔屓しちゃって

ナギ:なら…あなたもジャマトになってみる?

大智:もちろん。必要とあらばね

ナギ:ウフフ…それは楽しみ

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子供達:わあ〜!

圭介:みんな!たこ焼きあるよ!

海月:美味しい美味しい、たこ焼きだよ!

○○:りんごあめだよ〜!みんな食べてって。硬いうちに食べてね

ツムリ:なぜ私まで?

○○:デザグラがお休みで暇だろ?

ジョン:ヨーヨースクイハ、イカガ〜

ひかる:ちょっとジョン!もっと楽しく!

……

……

ツムリ:じゃあ撮りますよ。はい、チーズ!

祭りで賑わう寺に不吉な太鼓の音が響く。

○○:…

ひかる:○○

圭介:俺達も

○○:祭りを中断できない。ここを守ってくれ

ツムリ:でも…!たった一人で全てのジャマトを防ぐのは…

○○:いいから、キツネに化かされとけ

○○は1人で向かった。

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一紫と傑の前に○○が立ちはだかる。

○○:へぇ〜、意外な取り合わせだな。今、祭りで盛り上がってる所だ。邪魔はさせない

傑:無駄だ。お前一人でかみなり祭りは止められない

一紫:今度こそ手加減しないぞ

『SET』

一紫:変身!

『JYAMATO ZOMBIE』

一紫はバッファ ゾンビジャマトフォームに変身し、傑はナイトジャマトに姿を変えた。

『SET』

○○:変身!

『MAGNUM』

『READY FIGHT』

○○はギーツ マグナムフォームに変身した。

ジャマト:ジャジャッ、ジャジャッ、ジャ~!

太鼓を叩き、櫓を立てていく。

ナイト:聞こえるぞ。かみなり祭りの災い音頭が

次々と櫓が完成されていく。

ナイト:最後の1つが完成すれば、町中に恐怖の雷が落ちる

一紫:ふんっ!

○○:ぐはっ!

○○に雷が落ちる。

○○:うわぁぁぁぁぁっ!!

○○は変身解除してしまった。

ナイト:ハッハッハッ…!ギーツの神話ももう終わりだなぁ

一紫:お前の負けだ。ギーツ

○○:諦めない…そこに願いがある限り…

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男の子:鬼だ!

ショウタ:…

ツムリは恐怖に怯えるショウタの手を握る。

(お母さんは頑張って病気と闘ってる。君も勇気を出して戦えるはずだ)

ショウタ:…!

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○○:…俺の覚悟を思い知れ…!うおおおぉぉぉッ!!!

○○がブーストバックルを掲げると創世の女神が反応した。

何かが宇宙から飛来してくる。

一紫:あれは…全部ブーストバックル!?

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サマス:女神が動いた…

光國:なぜ、このタイミングで…?

ツキメ:ついにこの時がきたか…!

光國:どういう意味だ。君は何を知っている?

ツキメ:…失礼

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ユウト:感動するよ、ギーツ。君の生き様に

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飛来した4つのブーストバックルが○○の持つブーストブーストバックルと合体した。

○○:これが、俺の求めていた力…!

『SET』

○○:変身!!

『BOOST MARK Ⅱ』

一紫:お前は…!

○○:「「「「「仮面ライダー…ギーツ。その言葉を、お前は信じるか?」」」」」

『READY FIGHT』

○○:ふっ!

○○:はあっ!!

一紫:ぐはっ!

○○:ふっ!はあっ!

『REVOLVE ON』

○○:はあっ!

○○は1人で櫓を次々と破壊していく。

『BOOST STRIKE』

○○:はあぁぁぁぁぁぁッ…!!

○○:はあぁぁぁっ!!

ナイト:ぐわぁぁぁぁぁぁっ!!

傑:た、助けてくれ、一紫…!

一紫:計算が狂ったな。お前を利用すれば、ギーツを倒せると思ったが…

傑:俺たち…親友だろ…?

一紫:ああ?ただのバケモンだろ。傑は、もうこの世界にはいない

ナイト:ロエゼラビビテウ!

ナイトジャマトを撃破した。

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決意を決めたショウタは鬼に立ち向かっていく。

ショウタは鬼から鈴を取った。

母親:ショウタ!

ショウタ:お母さん!ほんとに帰ってきた!お母さん!

ショウタと母親は抱き合った。

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○○:…

○○の背後で破壊した櫓が消滅していく。

ツキメ:保留となっていた、かつてのデザ神たちの願いが同時に叶ったか…

「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力
                                                                           M」

「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力
                                                       Cirle Garfleld」

「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力
                                                               八村○○」

「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力
                                                           マル・マル」

ツキメ:○○。君は世界の理を変えた…

ツキメ:存在するはずのない男だ

To be continued...

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