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仮面ライダーリバイス 第8話「家族の休息、天国と地獄!?」

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母・明美の退院を祝って、1泊2日の温泉旅行にきた大園一家。

スタッフ:水上温泉へようこそ。

ここは「水上温泉・源泉湯の宿松乃井」

明美:や〜だ〜。素敵な旅館じゃな〜い

元太:久々の家族旅行なので奮発してしまいました

玲:病み上がりの体をゆっくり癒してね

渡:そうそう、たっぷり幸せに浸かってよ。

太助:おやおやおや?これまた奇遇ですな

明美:太助さん!

しあわせ湯の常連客である牛島一家と居合わせる。

アギレラ:お部屋にご案内いたします。

バイス:(あれれ?○○、あの女何処かで…?)

○○:今日は家族の時間なんだから出てくんなって

??:お荷物運びま〜す

玲:玉木君!?

元太:ん?誰だ?彼氏か?

玲:違うよ!道場に新しく入った子

フリオ:短期でここのアルバイトしてるんです。

玲:そうだったんだね

フリオ:お持ちします

フリオは全員の荷物を荷台に積む。

スタッフ:グラシアス・デッドマンズ

オルテカ:…

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○○:すげぇ広いな!

??:このお湯、デリシャス!

○○:タカセさん!?

朝影:Hey!奇遇だね〜

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朝影:父上、今夜一杯いかがでしょうか?一度、ゆっくりお話ししたいと思っていたんです。こんな立派なご子息を育て上げるなんでグレートですよ

元太:是非是非!

○○:…あのタカセさん、黒いライダーの正体って誰なんですか?

朝影:ん〜誰なんだろうね〜?

ヒロミ:必ず、俺が暴いてやりますよ

渡:…

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アギレラ:フェニックスの連中も来てるなんて聞いてないんですけども!

フリオ:あいつら、エビルの正体を探ってるんじゃないんですかね?

アギレラ:あのカゲツキってやつ、ここで決着付けるんでしょ?

オルテカ:アギレラ様、顔がにやけてますよ

アギレラ:ウフフ…楽しみじゃない。大園家がこれでお終いなんだよ?

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玲:あ!パパ、ママ!利根川が見えていい景色だよ!

明美:パパさん、だ〜い好き!

元太:ママさんの浴衣姿、眩しいな〜

明美:いや〜、パパさんも男前よ!

玲:子供の前でイチャついてるし…

○○:ま、たまにはいいんじゃない?

元太:あ、ママさん、1階の売店に行こうか〜

元太は明美を連れ部屋を出る。

○○:よし、明日の打ち合わせするぞ!

渡&玲:おー!

○○達が打ち合わせするテーブルの足に何か点滅している。

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(よし、明日の打ち合わせするぞ!)

(おー!)

○○達の会話を何者かが盗聴していた。

太助:相変わらず微笑ましい連中だ。そろそろ浴衣に着替えなさい。

ヒカリ&母:はい

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ヒロミ:絶対、渡がエビルです。一刻も早く連行しましょう。

朝影:焦る必要はナッシング。だいたい、何なの。その制服は?浴衣着なさいよ浴衣。

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玲:早く食べよ〜お腹空いた

明美:そうね、食べましょ!

家族団らんでの夕食。そこに牛島一家がやってくる。

太助:これはまた、奇遇ですね〜

元太:また会いましたね!

アギレラ:…

配膳係に化けたアギレラが飲み物に異物を混入させる。

アギレラ:本日はお祝いと伺っております。こちら、当店からのサービスです。

元太:ありがとうございます!

アギレラ:地元のマスカットソーダです。お楽しみください。

バイス:(おい、○○、なんか怪しいだろ?ほらこれも!)

○○:だから、出てくんなっての!

バイス:(ああ!もう!)

大園一家:乾杯!

渡:…

○○:うわっ!

パリンッ!

アギレラから渡された飲み物を飲もうとする○○を転ばす。

バイス:(渡ちゃん、ナイス!)

アギレラ:チッ!

元太:どうしたんだ?渡。

渡:ごめん、目眩しちゃって、顔洗ってくる。

ヒロミ:…

渡のあとを追うヒロミ。

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フリオ:アギレラ様。飲み物に毒を入れちゃったんですか?

アギレラ:悪い?

オルテカ:カゲツキとの約束、忘れたのですか?

カゲツキ:(大園○○を葬る。最も残酷な方法でな)

フリオ:(おもしれぇ)

カゲツキ:(貴様らは指をくわえて見てろ!絶対に邪魔だけはすんなよ)

アギレラ:知ってるでしょ?私、命令されるの嫌いなの

そこへエビルが現れ、アギレラの首を掴む。

アギレラ:うっ!

エビル:手を出すなと言ったはずだが、聞いていなかったのか?

フリオ:アギレラ様!

オルテカ:こちらへ

エビル:幸せの絶頂から、地獄に叩き落とさなきゃ、意味が無いだろう?

アギレラが逃走し、オルテカ、フリオは後を追う。

エビル:明日、大園家を崩壊させてやる

??:ハッ!

エビル:甘いな

デモンズ:大園渡だな。お前、何が目的だ!?

エビル:ハッ!

エビルは超音波で撹乱させ、撤退した。

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アギレラ:何よあいつ。どんだけ兄貴を恨んでるわけ?

フリオ:アギレラ様。スマーイル!

バチンッ!(頬を叩かれる)

フリオ:痛っ…!

オルテカ:まあ、明日の朝、お手並み拝見といこうじゃないですか。

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明美:世直しヒーロー…やってるんだって?

○○:まあ、いろいろと大変だけどね

明美:それで、○○自身は幸せなの?

○○:いや、俺は後回しでいいよ。俺の大切な人たちが、笑顔でいてくれるのが一番嬉しいからさ

明美:○○らしいわね。でもね、まずは自分の幸せよ。人を幸せにするために、あんたが一番幸せな人間になりなさい

○○:…うん。分かった

明美:ほんと、あんたが一番パパさんに似てるわね

○○:うっそ!?マジ?どうゆうところが…?

明美:自分を大切にしないところ

元太:Zzz…

明美:なんかほっとけなくて…いつの間にか好きになったのよ

○○:そうだったんだ…

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カゲツキ:おい、渡。ご機嫌はどうだ?

渡:(俺の…体を返せ!)

カゲツキ:それは無理な相談だ。お前では俺を抑えられない。

カゲツキ:明日を楽しみにしてろ

渡:(やめろ…やめてくれ…)

カゲツキ:ハハッハハハハハ…!

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○○&玲:Zzz…

眠っている○○の体からバイスが出てくる。

向かった場所は朝影の部屋。

バイス:よっと、タカちゃん。ぶっちゃけ俺っち胸騒ぎしてんのよ。でも○○か全然相手にしてくれないからよぉ!

朝影:悪魔にしては感がいいじゃないか

バイス:○○に何かあったら俺っちが困るんだよ!

朝影:その時は君が、助けてあげればいいんじゃない?

ハンマーのようなものでバイスを小突いた。

バイス:痛っ

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次の日の朝、明美をホテルの庭に連れ出し、サプライズの垂れ幕を下げる。

        『感動のママさん     大復活!!』
             『大園家の絆は無限大』

アギレラ:おめでとうございま〜す

仲居に化けたアギレラが花びらを振りまく。

明美:ありがとうございます!

なんと元太が正装し、花束を持ち現れた。

元太:ママさん。退院おめでとう!

明美:パパさん!

玲:ママ。いつまでも元気でいてね〜!

明美:ありがとう。こんな嬉しいことないわ!

○○:しあわせ湯のしあわせ家族だーっ!!

カゲツキ:やっとこの時が来た…

○○:?

カゲツキ:フンッ!

○○:うわっ!

カゲツキはいきなり○○を殴りつける。

元太:渡!なにやってんだ!?

仲居に化けていた3人も元の姿に戻る

3人:グラシアス!デッドマンズ!

カゲツキ:優しい弟のふりも今日で終わりだ

カゲツキはツーサイドライバーを腰に装着する。

すると黒で統一された服を纏った姿に変わった。

『バット!』

『Confirmed!』

カゲツキ:変身!

『Eeny meeny miny moe!Eeny meeny miny moe!』

『バーサスアップ!』

『Madness!Hopeless!Darkness!バット!へへ…!』

『仮面ライダーエビル!Yeah! Haha!』

○○:嘘だろ…?

バイス:(うわっ!やっぱりね!)

玲:何で…渡君が…?

エビル:フンッ!

○○:グハッ!

○○を踏みつける

バイス:(○○をいじめるなー!)

バイスが攻撃に入るが透けてしまう。

元太:やめろ渡!どうしたんだ!?

エビル:どけ!

元太:うわっ!?

明美:渡、やめて!

ヒロミ:そこまでだっ!我が命を懸けて、大園渡!貴様を止める!

『スパイダー!』

『Deal…』

ヒロミはスパイダーバイスタンプを押印する。

ヒロミ:変身!

『Decide up!』

『Deep.(深く) Drop.(落ちる) Danger…(危機)』

『(仮面)rider Demons!』

ヒロミは仮面ライダーデモンズに変身した。

アギレラ:まずはあいつからやっちゃって!

『ダイオウイカ!』

『ウルフ!』

フリオ:ハアッ!

オルテカ:ハッ!

フリオ、オルテカの2体相手に互角に渡り合う。

朝影:やるねぇヒロミ

玲:絶対に許さないから!

玲はアギレラに空手の拳や蹴りをくらわすが簡単にいなされ、平手をくらわされる

玲:うっ!

アギレラ:また遊ぼうね、玲ちゃん

エビル:愛する家族の前での公開処刑。最高だろ!?

バイス:(○○!しっかりしろよ!それでも○○か!?変身しろ!家族がバラバラになってもいいのかよ!?)

○○:うわぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!

『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

リバイ:ハアッ!

エビル:クッ!

エビル:ハァァァァァ…ハアッ!

リバイ:グッ

バイス:だから言ったでしょ!おかしいって…!

リバイ:でも台無しにしたく無かったんだよ。楽しい家族旅行を!

朝影:Hey!君!プレゼントだ!

朝影はバイスに新しい武器を渡す。

バイス:なにこれ?

朝影:それあげるから、リバイを助けてあげて

バイス:タカちゃんサンキュー!よっしゃー!

『オストデルハンマー50!』

バイス:おりゃっ!

エビル:クッ

『レッツイタダキ!』

『ネイチャー!イタダキ!』

『エレメント印!オストデルクラッシュ!』

バイスが岩を叩くと、岩が具現化し、エビルへ向けて振るうと次々に岩が襲いかかった。

エビル:クッ…!

朝影:はい。そしたらハンマーをリバイに渡して合体させるんだ!

バイス:全く…悪魔使いが荒いんだから…ほらしっかりして。ほら、こうして、はい、これを合わせまして…

『リバイスラッシャー!』

エビル:ハアッ!

リバイ:危ない!

エビルの不意打ちの攻撃をリバイスラッシャーで振り払った。

リバイ:渡どうしたんだよ…?何があったんだよ!?

エビル:フン。悪いが渡もういない

リバイ:なんだと?

エビル:俺は渡の中に潜んでいた悪魔、カゲツキだ

リバイ:渡を返せ!

リバイはジャッカル、エビルがコングのバイスタンプを武器に押印し、必殺技を発動させ鍔迫り合いになる。

リバイ:グァァァァァァァッ!!

エビル:グハッ!

必殺技で吹き飛ばされた両者のもとにバイスタンプが落ちる。

朝影:ハプニング発生!

エビル:あまり俺を怒らせんな!

『ジャッカル!』

『コング!』

『Eeny meeny miny moe!Eeny meeny miny moe!』

『Come on!コン・コン・コング!』

『バーサスアップ!』

『Hya-Ha Ha! Feel a thrill!Spiral!』

『仮面ライダーエビル!ジャッカル!』

『バディアップ!』

『アーム!ストロング!戦いのコング!鳴らせ!コング!』

『ドラミングキター!』

朝影:予想外の展開…キタァァァァァーーッ!!

エビル:ハッ!

ジャッカルのスピードを活かし、攻撃を仕掛けるがリバイに攻撃を受け止められ、パンチを叩き込まれる。

エビル:グッ!

リバイ&バイス:ハアッ!

リバイとバイスが同時に地面に拳を叩きつけるとエビルのいる場所が爆発した。

エビル:フッ!

リバイ&バイス:ハアッ!

エビル:グハッ!

オルテカ:ハッ!

デモンズ:フッ!タアッ!

『Add…!』

『バッタ!』

『Dominate up!』

『バッタ! ゲノミクス!』

デモンズはバッタゲノミクスに変身。

デモンズ:ハッ!ハアッ!

ジャンプとキックでオルテカとフリオを圧倒する。

『More!』

『バッタデモンズレクイエム!』

ライダーキックをオルテカとフリオに叩き込んだ。

オルテカ:面白い

フリオ:ハハハ…!

オルテカとフリオは撤退した。

『リミックス!』

リバイ:俺の家族に手を出すな!

『バディアップ!』

『必殺!キング!パンチング!コング!』

リバイスコングとなり、ドラミング

エビル:クッ!

リバイスコングが圧倒していくが…

エビル:ハアッ!

リバイ&バイス:グァァァァァァァッ!!

エビル:グァァァァァァァッ!!

最後は相打ちで吹き飛んだ。

エビル:また、喧嘩しようぜ。お兄ちゃん

そう言い残しエビルは去っていく。

リバイ:渡、待てよ!渡!

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ボロボロになりながら家族のもとへ戻る○○。

明美:○○!

○○:…母ちゃん

明美:渡を…助けてあげて

○○:うぅぅ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!

Fin.

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