仮面ライダーリバイス第45話「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

林の中を駆け抜ける渡とヒロミ。

渡:オルテカの繭の落下地点はあの辺です！

ヒロミ:急げ！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ひかる:玉木！早く！

玉木:待ってください…！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

オルテカを包んでいた繭が無数の羽虫のようなものに変わり、飛んでいった。

オルテカ:フハハハ…！

玉木:オルテカァァァーーッ！

オルテカを発見した玉木は殴り掛かる。

ひかる:玉木！

オルテカ:フッ…間抜けな格好ですね

ひかる:あんたを政府に突き出すわ！

オルテカ:自分たちは政府の味方だから許されるとでも？

玉木:黙れーっ！

ひかる:いいえ…！全てが終わったら私も…

玉木:…

ヒロミと渡が駆けつけ、オルテカに手錠をはめる。

ヒロミ:久しぶりだな。オルテカ

渡:まさか生きてたなんてな

オルテカ:まるで同窓会ですね…

渡:そう言えば…繭はどこに…？

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

無数の虫が街へやってくる。

虫か人々の体内に入り込んだ瞬間、繭に覆われていく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ぶー:よっ！

○○:ぶーさん、父ちゃんは？

ぶー:順調に回復に向かってるよ！

明美:ぶーさん。ありがとうございました

ぶー:今朝、一般の病棟に移ったところです

バイス:○○、元気ないじゃん？

○○:…ギフを封印して…あれでよかったのかな…？

バイス:だって、あれ以外方法がなかったじゃんか！

○○:なんだか、胸騒ぎがするんだよな…

バイス:気のせいだって。これでいいんだよ。もうこれ以上戦って記憶を失うこともないしな

○○:…

バイス:○○、また何か忘れたのか？

○○:…気にすんなって

すると荷物を纏めた朝影がしあわせ湯を出ていく。

朝影:○○、世話になったね

○○:タカセさん。愛奈さんのこと、残念でした…

朝影:バイス、手を貸してくれ

バイス:あいよ！

バイスと朝影が出ていったその時、渡から着信が入る。

渡📞:兄ちゃん、大変だ！街に大量の繭が発生してるらしい！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

玲:ああ…。なんか、前より広く感じちゃう…

玲:…私、強くなれたのかな…？

ラブコフ:(ラブラブ…)

玲:ううん。なんでもない。ラブちゃんのことは、これからもずっと、私が守ってあげるからね！

ラブコフ:(れい！)

そこへヒロミと渡が駆けつける。

ヒロミ:玲、これを見てくれ。今の街の様子だ

玲:まだ…終わってなかったんだ…

ラブコフ:(……)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バイス:これで全部？ほんとに忘れもんない？

朝影:君はほんとに変な悪魔だな。悪魔らしさの欠けらも無い

バイス:だとしたら、それは○○のせいだな

『悪魔よ、目覚めの時だ』

バイス:えっ…？

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

渡:考えたくは無いけど、ギフの影響である可能性が高いな

バイス:ギフ？ギフって言った！？

玉木:○○さんたちが封印したはずなのに…

映像に虫からギフテリアンが出現するのが写る。

渡:やっぱりギフがなにか仕掛けてたのか！

○○:みんな行くぞ！手分けして市民を守るんだ！

ヒロミ:玉木！お前は俺とここに残って、みんなのサポートだ

玉木:何でですか！？

ヒロミ:敵の詳細が分かってない以上、変身出来ないお前には危険だ

玉木:俺もみんなと…！

ひかる:玉木の安全のために言ってるの！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

○○:はあっ！

○○:ヘルギフテリアンまで…！

バイス:へーン！今の俺っち達なら、朝飯前だってな！

○○&バイス:変身！

『「アルティメットアップ！」』

『あふれ出す熱き情熱！』

「Overflowing Hot passion!」

『一体全体！表裏一体！宇宙の力は無限大！』

『仮面ライダー！リバイ！バイス！』

「Let's go! Come on!」

『ギファー！「ギファー！」ギファードレックス！』

○○とバイスはアルティメットリバイスに変身し、交戦するも苦戦を強いられる。

さらに羽虫が襲来し、ギフテリアンが増えた。

渡:何だこの虫は…！

『パーフェクトウイング！』

『Confirmed!』

渡:変身！！

『Fly High!』

『パーフェクトアップ！』

『仮面ライダーエビリティライブ！』

『I'm perfect!』

渡は仮面ライダーエビリティライブに変身した。

ライブ:ハッ！

相変わらずリバイスは苦戦を強いられる。

『目覚めの時だ…』

バイス:ぐっ…

リバイ:バイス！

『目覚めの時だ…』

バイス:うわああ…！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ジャンヌ&アギレラ:ハアァァッ！

ジャンヌ:ハッ！テヤッ！タアッ！

アギレラ:よっ！ハッ！ハアッ！

ジャンヌ:ひかちゃん！早く終わらせよう！

アギレラ:分かった！

『コブラ！リベラルスマッシュ！』

『クイーンビー！スタンピングデストロイ！』

ジャンヌ:ハアァァァァーッ！！

アギレラ:ハアァァァァッ！！

ジャンヌ:ラブちゃん、大丈夫？

ラブコフ:ラブラブ…！

ジャンヌ:あっ！ラブちゃん怪我してるじゃん！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リバイ:バイス！どうしたんだよ！

バイス:俺っちもよく分かんねぇけど、ギフの奴が喋りかけてくんだよ！

リバイ:ギフが！？

バイス:それが超ウゼーの！

リバイ:とりあえず、こいつらをどうにかするぞ！

バイス:ああ…！

『リバイ！「バイス！」ギファードフィニッシュ！』

リバイス:ハアァァァァッ！！

ライブ:フッ！

ライブ(カゲツキ):おい渡。バテる前に俺が変わってやろうか？

ライブ:勝手に俺の限界を決めるな！

ライブ(カゲツキ):恥かくような真似すんじゃねぇぞ？

ライブ:分かってる！力を借りたい時は俺から言うから！

ライブ(カゲツキ):おいおい。大分素直になってきたじゃねぇか

『エビルライブチャージ！』

『エビリティパーフェクトフィニッシュ！』

ライブ:ハアァァァァッ！！

ギフテリアンを撃破した。

ライブ:兄ちゃん！もしかして…！

リバイ:やっぱり…ギフは生きてる…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ひかる:ラブコフの様子はどう？

玲:怪我はどんどん酷くなってるみたい

ラブコフ:(コブ！コブコブ！)

玲:ラブちゃん…そんなに怒らないで？まずはゆっくり怪我を治すことが大事だよ。私一人でも何とかなるから！

ラブコフ:(ラブ…)

ヒロミ:すまなかったな。残れと言って

玉木:ヒロミさんは辛くないんですか？もう仮面ライダーになれないんですよね…

ヒロミ:そうだな…。もう、おっさんだからな笑そんなに暗い顔するな。お前の気持ちもよく分かるさ。誰だって、本当は守る側でいたいんだ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

愛奈の墓へと足を運ぶ朝影。

朝影:(母さん。結局、私は監視されてたんだな。あんたの手の上で虚しいダンスを踊らされていただけなんだ)

朝影:もうあんたの力には頼らない

〜〜〜〜〜〜〜〜その日の夜〜〜〜〜〜〜〜〜

バイス:……

……

……

○○:バイス！？

朝になるとバイスがいないことに気づいた○○は慌てて駆け出す。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バイス:…

○○:バイス！どうしたんだよ！？

バイス:人間こそ悪魔

バイスの背後にギフが現れる。

○○:嘘だろ…！どうしてバイスが…！

拘束が解かれ、バイスが落ちてくる。

○○:どうした！？バイス！！

ギフ:全てを無に…！全てを無に…！

ギフは4体のデッドマン フェーズ2を生み出した。

渡:ギフ…！？兄ちゃん、どうゆうこと？

○○:渡…止めるぞ！

渡:白黒つけようか…

渡(カゲツキ):ちょっと待った

渡:カゲツキ。お前にも出番やるよ

カゲツキ:待ちくたびれたぜ

○○:行くぞカゲツキ！

カゲツキ:分かったぜ、お兄様！

○○:カゲツキ:変身！

『アルティメットアップ！』

『ギファー！ギファードレックス！』

『バーサスアップ！』

『Madness!Hopeless!Darkness!バット!へへ…！』

『仮面ライダーエビル！Yeah! Haha!』

○○はアルティメットリバイ、カゲツキは仮面ライダーエビルに変身し、デッドマン4体を迎え撃つ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ジャンヌ:ハッ！タアッ！

アギレラ:フッ！ハアッ！

ラブコフ:れい闘うラブ

ジャンヌ:ラブちゃん、安全な場所に隠れてて！絶対だよ！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『バット！ダークネスフィニッシュ！』

エビル:オラァァァッ！

エビル:ぐおっ！？

カゲツキ:後ろからやるとは卑怯だぜ！

渡:カゲツキ…集中しろ！

カゲツキ:お前が教えてくれればすむ話だろ？

渡:ああ、そうかよーっ！

『バット！』

『バーサスアップ！』

『Precious! Trust us! Justis! バット！』

『仮面ライダー！ラ・イ・ブ！』

渡は仮面ライダーライブに変身した。

ライブ:フッ！ハアッ！

『ジャッカル！』

『バーサスアップ！』

『Overdrive! Power dive!』

『仮面ライダーライブ！ジャッカル！』

『必殺承認！』

『ジャッカル！ジャスティスフィニッシュ！』

ライブ:タアァァァァーッ！！

『リバイ！ギファードフィニッシュ！』

リバイ:ハアァァァァッ！！

必殺技でデッドマン2体を撃破するもギフによって復活させられる。

リバイ:キリがないぞ！

リバイ:渡！ギフと一騎打ちに持ち込めないか？

ライブ任せろ！

『Fly High!』

『パーフェクトアップ！』

『仮面ライダーエビリティライブ！』

『I'm perfect!』

ライブ:ハッ！

ギフ:…

ライブ:フッ！

ライブ:タアッ！

ギフはライブの攻撃を受け止め、地上に舞い降りた。

リバイ&ライブ:一気に行くぜ！

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アギレラ:ハアッ！

『クイーンビー！スタンピングブレイク！』

アギレラ:ハアァァァァーッ！！

ジャンヌ:うわっ！？

ラブコフ:れいーっ！ラブラブラブラブ…！

ラブコフはヘルギフテリアンに突撃するも、避けられてしまう。

ラブコフ:ラブ〜…

ジャンヌ:ラブちゃん！危ないから隠れててって言ったでしょ！

玲:うわぁぁぁぁぁぁっ！！

『クイーンビー！スタンピングデストロイ！』

アギレラ:なにやってんの！？

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リバイ:タアッ！

ライブ:ハッ！

『リバイ！ギファードフィニッシュ！』

リバイ:ハアァァァァーッ！！

ギフに必殺技を放つも無傷だった。

リバイ:おかしい…効かないぞ…

ライブ:兄ちゃん！同時に行こう！

『リバイ！ギファードフィニッシュ！』

『エビリティパーフェクトフィニッシュ！』

リバイ&ライブ:ハアァァァァーッ！！

リバイとライブは同時に必殺技を放つがまたしても効果は無し。

ギフ:…

リバイ&ライブ:ぐわぁぁぁぁぁぁぁっ！

逆にギフの反撃をくらってしまう。

バイス(ギフ):大園家よ。お前たちを新しい世界の始祖として迎えよう

To be continued...